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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

NHK有難う。内海さん有難う。

2007年01月11日 20時57分26秒 | 思考試行
 内海圭子さん(字が違っていたらごめんなさい)の今日のNHKラジオは良かった。村上アナウンサーとの「わくわくラジオ」だ。84才の彼女は、ますます元気で、マネージャーで夫さんは、60才。途中からきいたので、詳しくはわからなかったが、どうやら、「外人」さんらしい。帰化しているかもしれないし、「外人」というのは、あたらないかもしれず、詳細は、今の時点で不明だが、そんなことは、どうでもいい。仲の良いお二人の様子は、ほほえましく、しっかり生きてて、人生の見事なお手本だ。
 夫婦として、お互いなれあわず、努力しあっている姿がみえる。ドドイツなどは、あまりナジミはないのだが、彼女のグイーと力のこもった声で、やってくれると、日本文化の底力をみた思いであった。声の出具合が、すばらしい。今、右の手が不自由な話であったが、放送を聴いて、何人もの人が、励まされたと、声をよせていた。おそらく、NHKの放送に携わっていた人は、自分たちが今いい仕事をしていると、実感されたことだろう。小生は思わず、涙した。一人で車を運転中であったから、誰もみていないので、平気であったが。
 小生は、宇宙人地球号の一員であることを、日頃常に自覚するように、努めているものであるが、やはり、日本に住む身としては、それなりに、親近感があるのは否めない。彼女は元気だ。健康だ。 昔、キャバレーに働いていたときなどと、アッサリ言ったりする。小学校を中退したともいう。しかし、あとの努力がすごいのだろう。見事な、年のとりかたである。少しでも、人の役にたてればうれしい、と彼女は言う。
 それにひきかえ、ポチの親分、ブッシュさんは、今日、2万人のイラク増派を発表した。失敗をいいながら。引くに引けなくなったのだろうか。
 現地で被害にあっている人数はどれほどになるのだろう。現地の人々の被害人数を詳しく知らせる、そういう報道は、あまり、おめにかからない。
 報道は、なかなか真実を伝えきることはできない。我々は想像力を働かせなければならない。戦争を続ける人々よ、貧しくとも、健康で、平和に過ごすことができたら、それでいいと思っている真面目な人々のことを、本当に真剣に考えてほしいものだ。

宇宙船地球号の一員として

2007年01月11日 08時42分53秒 | 思考試行
 小生は、何の伝もない普通の「オッサン」だから、政界の裏情報であるとか、高級官僚の実態とか、経済界の重鎮がどんな話をしているとか、いわゆる、世の中を動かしている「支配者」の実態は、一切知らないといってよい。ただ、チラットみたことがあるし、感じたことがある。
 高級官僚の例でいうと、彼が、まだ、地方の課長ぐらいのとき、卓球なんぞしたことがあるし、人数の少ない職場であったので、当然顔見知りであったのだが、後年彼は、出世をして、本省のエライさんとなった。(といっても、中間管理職であるが)本省のエレベーターで、偶然ハチアワセとなった。こちらは、声をかけそうになったが、カレは、即座に「空気」を出した。それで、まったく見知らぬ同士の状況となった。彼にとって、ハナス相手ではないのである。そんなヤツは、歯牙にもかけない。シカト。
 
 世の中、羽振りのいいときは、人はチヤホヤするが、一旦困難なことになると、
手の平をかえられる。厳しい側面がある。中にやさしい人もいるのは、いるが、日常我々が遭遇する普通の風景でもある。これでは、イカン。もっとヤサシイ人をふやさなければ・・・

 こういう「国」に、「美しい国」にしたいというのが、本当に為政者の、のぞみであろうか。とても、そうは思えない。強いモノはますます強く、ヨワイモノは怠けていたからだ、の風潮を作ろうとしている。

 「国民の休日」が新年から、「みどりの日」となり、「みどりの日」は、「昭和の日」となった。「国民の休日」は消えた。休日の数はかわらない。何を意味するか。国家意識の強化である。防衛省が誕生、教員免許の更新制度の検討・・・管理強化。組織の弱体化。教育基本法をかえた。・・・国家意識の涵養。格差社会・・貧困層は、自衛隊への状況をつくっている。憲法をかえて、軍備をするとなれば、徴兵制まで、一直線だろう。

 「国」をいいだすと、こういう流れとなる。宇宙船地球号の一員として、大きな視野で見ないと、危ない。