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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

文武両道

2007年01月16日 08時40分43秒 | 思考試行
 みんな仲良くといっても、我が家のネコたちをみていると、相性があって、性格も個々違うし、ある種のバトルは避けられない。家に居ついているネコと、出たり入ったりのネコ、エサをもらうときのみ、呼びかけてくる庭に住むネコ、長期にわたって外ネコぐらしをしていて、突然かえってくるネコもいる。しかし、顔なじみであるからこその、彼ら同士の関係というものは、感じられる。まったく顔をみかけないネコが、たまにやってくるが、それに対する、かれらの反応は、個々ばらばらではあるが、通常ハゲシクて、たいていのものは、とけこむことができない。転校生の苦労がしのばれる。いままで、例外的にはいりこんだモノは、力がつよかったり、辛抱強く何度もやってきて、顔なじみになったものだけである。なれるまで、相当の時間を要するのである。
 同じ生きものとして、人間とネコを対比してみると、さすが、宇宙船地球号の同乗者であり、共通項の多いことに気付く。文句を言うやつにたいして、とりあわず、無視するもの。いくらフイテモ、怒って見せても、本当は気弱で、さほどの攻撃がないことを見抜いている。それに対して、ソトネコに対しては、緊張感溢れる対応となる。
 人間の場合も、似たようなことをしている。国、民族、宗教、その他の価値観、階級意識、等によって、ウチとソトをわけて、反応している。いつまで、やる気だろうか。この解決のために、なにをすべきだろうか。
 認識だけ変えることで、解決可能とは思えないが、スタートはそこからか、とも思う。少しずつの行為、行動のなかで、経験し習熟し深めていくしかないのだろう。認識が行動を変え、行動が認識に影響をあたえていくのだから。先達のエライさんが言ってたようにである。
 宇宙船地球号の乗組員として、おたがい顔なじみとなるために、共通の同乗者意識を獲得するために、勉強と実践の「文武両道」でいくとしますか。