普段あまり歩かないところには雑草が茂る。
そこで、
日曜日の夕方に草むしりをやった。
庭には、くもの巣がたくさんあるのに加えて、
やぶ蚊も多いので
長袖を着て、帽子を被り、
蚊取り線香もたきまくっての作業だ。
まず、
表面の葉を軍手をはめてざっとちぎり、
その後草むしり用の器具で
根っこまでやっつける。
わしはこういうのは、
一度やりだすと止まらん性質でのう。
夢中になってやるもんだから、
汗が一気に噴出して、
あごから滴り落ちてきよる。
う~ん、
これはなかなかよいダイエットではないじゃろかねえ。
頭の上のくもの巣に注意を払いながら、
土の表面を掻くと、
土の中から生き物がいっぱい出てくる。
ありんこ、
団子虫、
ヤスデ、
ミミズ。
みんな、
ワアイワアイと
大騒ぎしながら這い回っているようだ。
今年の草むしりで気づいたのは、
セミ(クマゼミ)の幼虫の抜け殻が結構転がっていることと、
木の根っこあたりに
彼らが這い出てきたであろう穴が
いっぱい開いていること。
昔はそんなことはなかったのに、
よっぽど世間に木が少なくなったか、
あるいはセミが多くなったか
のどちらかなんだろうねえ。
草の中からでてきたちいさなバッタ類は
クモの餌として確保。
最近、お袋は腰が悪くて、
庭をうろうろなんぞできないが
早く元気になって、
クモに餌をあげる姿を見たいもんじゃなあ。
小一時間をかけて
きれいさっぱりになった。
こんな感じ。
夢中でやった甲斐があるってもんやね。
歯を抜いた後
葉を抜いたという
ちょっとシャレになる話でした