ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

介護の神秘

2011年05月06日 22時38分32秒 | 生活

連休の間に我が家の介護対応をパワーアップした。

まず、手すりを増設。
さすがに100均に手すりは売っていない。
例え売っていたとしても、
100円じゃ心もとない。
被介護者にしてみれば、
極端に言えば命を預けるものだ。
100均じゃ、いかにも製造物責任法
いわゆる
PL法の適用を
もろに受けるような商品は売らないじゃろうしね。

手すりは近所のコーナンで買ってます。

家族の介護度が上がっていくに連れて、
我が家には手すりが増えていく。
さすがに風呂場や玄関の手すりは
プロにおまかせしたが、
あとは
doironが日曜大工で取り付けている。

だもんで
もう家中が手すりだらけになってきた。
手すりのような長いものをつけられない場所には、
ドアノブのようなつかまり立ちができるものを、
取り付けてあるもんね。
次々と木のつるにつかまって
ジャングルを移動するターザンのように、
手すりにつかまって、
家中を自在に移動するスーちゃん。
玄関はバリアフリーにしてあるし、
もうまるで
doiron家は

「介護屋敷」

とでも呼べる風情を醸している。

連休中、家にいる間は
スーちゃんをかなり特訓した。
高齢者に無理をさせるのは気が引けるが、
心を鬼にして、家中を歩かせたりした。
おかげで、ショートステイで下がった
QOL
徐々に上昇したし、
いつもそばにいた親父が
今は入院していてそばにいないため、
かなり自立心も芽生えてきたようだ。

そうだ、立て、立つんだスー!
あるいは
明日に向かって立つべし!立つべし!
と励まし続けたおかげで、
先日のショートステイから帰ってきたときは
いすからも立ち上がれない状況だったのに、
今は一人でトイレにも行けるようになっている。

心を鬼にした甲斐があるってもんだ。
見かけの優しさはいらない。
つらくても厳しさを
失ってはならないのが介護だ。

そんな介護ポリシーを裏付けるように、
そうして自分で動き始めると、
意識のほうもクリアになっていき、
それに連れて顔つきまで変わってくるから、
これはもう神秘的でさえある。

野生の王国(ふるー)も真っ青、
doiron動物園さながらの生態、
デビッドアッテンボローも興味津々であろう。

介護を通じて人間の心と体のつながりを
目の当たりにしながら、
種の起源に思いをはせるdoironなのであった。

かなりオーバーですか・・・


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