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全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

大蝦夷物語~網走とお土産編~

2014年07月09日 21時02分43秒 | 最近の出来事

旅も三日目。

そろそろお土産のことも考えなくてはいけない。

網走ではやはり網走刑務所関連のお土産がメインでした。

先ずはコンビニで見かけたもの。



これはコスパを考えれば買いでしょう。

その横にはこんな商品も並んでいた。



それにしても「脱獄饅頭」とはすごいネーミングだ。

これが許されるなら、
北海道の原野で
「行き倒れ煎餅」
もしくはオホーツクの海岸沿いで
「凍死あられ」でもよさそうなもんだ。

「熊出没注意」はよくあるモチーフであるが
「大阪のおばちゃん出没注意」
てのはどうだろう。

おっと、ここでは脱獄囚も伝説の人扱いです。



コンプライアンスに問題はないのでしょうか。

網走に宿泊した夜は、
仁〇夫婦と合流し、
予約していただいていた居酒屋で
夕食を共にした。

さすがにオホーツクに面した漁業の町だけあって、
毛ガニ、ウニ、カキ、ホタテなど
海鮮ゴチで大いに盛り上がった。

そんな生もののお土産は遠慮したが、
その話の中で仁〇さんが言ってたのは、
最近話題のお菓子があって、
それを是非買ってきてほしいと
頼まれているということだった。

それが、これ。



あの体操の内村君が食べていると
話題になったブラックサンダーを、
ホワイトチョコでコーティングしたもの。

「白いブラックサンダー」

とは、これもまたどことなく
大阪のユーモアを感じさせるネーミングだ。
いつぞやdoironが作った
「ノビルチヂミ」みたいな感じやね。

最近はどうやらこういうのが流行っているようである。

そのお菓子を
帰阪日に家と友達用に買って帰ったが
味は確かにおいしかった。

空港ではジャガポックルとあわせて
定番になっていたもんね。

あ、そうそうジャガポックルと言えば、
こんな製品も出ていた。



全くカルビーはこのジャガ・・で儲けたと見えて
空港にはカルビーブースがあったり、
車で走っている途中でも、
カルビーのジャガイモ集荷場があちこちにあった。

とまあ、リサーチと知り合いのお話を総合して
だいたいこの時点で
ほぼ土産の構想は固まったといっていいだろう。

後は荷物のことを考えて、
最終日に買うことにしているので
帰りの空港でどこまで商品があるかどうかである。

さて話を旅に戻そう。

網走泊の翌日、
層雲峡へ向かうという仁〇夫婦と別れて、
朝一番で網走監獄博物館に出かけた。

ここもまた、観光客への
サービス精神旺盛のところだった。

博物館とはいえ、写真撮影は自由。

自由どころか
「撮影時には囚人は写らないようにしてください」
なんて貼り紙までしてある始末。
囚人なんていないのに・・

連行される写真や



接見室で謝っている姿、



五右衛門風呂に入っている姿、



鍛冶場で拷問されている姿



まで自由に撮影できた。
結構開放的である。

あ、こんなところに「明治の脱獄王」といわれた
五寸釘の寅吉がいました。



なぜ五寸釘の・・なのかというと、
脱獄する際に五寸釘を踏み抜いたにもかかわらず、
12キロを走って逃げたからだそうだ。

う~ん、今の世ならさぞや名のある
ランナーになったことだろう。

この博物館はかつての網走監獄を
再現したものだそうだが、
施設内には桜も植わり、



広々とした庭もある。



かなり恵まれた環境だなとおもった。

しかも監獄部屋もこぎれいにされていて、
三度の飯の心配もないし、
読書にふけっている囚人の人形もあったりして、
ちょっぴりうらやましいじゃないかと思ったほどだ。

冬の寒さを除けば・・の話なんだろうけどね。

この博物館のお土産コーナーも要チェックだ。

先ほどのお土産に加えて、
他にも面白いものが色々とあった。
特にズラッと並んだTシャツには





他にも「模範囚」だの「極悪人」といった
監獄に関する文字が書かれてある。
いたずら心もここまできたら大したものだ。

そんなTシャツを見ながら、
思わず両親のTシャツに

「介護度4」

とプリントしたら・・・なんて



不謹慎なことを考えてしまったわい。

監獄博物館を後にして、
旅は美幌峠、屈斜路湖を経て
いよいよ待望の釧路湿原へと向かうのでありました。

続く


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