ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ウダウダと宇陀を4

2020年02月27日 21時09分10秒 | ウォーキング

宇陀松山城の西口門から



さらに西を向いて歩いてゆきます。



ああここは緑が気持ちいいなあ
とかウダウダ言いながら
大宇陀小学校の横を通り、
国道370号をこえて、
なおも山の方に向かってゆきます。



その先にあるというのが、
徳源寺です。

信長の孫である高長が
建立した織田家の菩提寺です。

田舎道を歩き、道標に従って



山道を入り、階段を上って行ったら





お寺に到着します。



でもねえ、どれが本殿なのか
よくわからないし、
織田家の墓標もよくわからなかったです。
まあ静かな山の中ですし、
あずまやもあるので
そこで食事でもしていきましょう。



今日は弁当を持参してきたので、
お湯を沸かして味噌汁を
いただきましょう。
ガスコンロに火をつけていると、
doironによく似た年代の人が
リュックを背負って
上がってきますが、
同じようにウロウロしているだけで
階段を下っていきはりました。
なんか道標がおかしいのかなあ。
よくわからないまま
弁当をひろげましたよ。

あずまやの中をよく見まわすと、



どうも天井の部分に
痕跡がありましたねえ。
ハチの巣でもあったのでしょうねえ。
気になってテーブルの底とか
周りの壁の周りなんかも
一応点検しておきました。
大丈夫ですね。

湯を沸かしていきますと、あれ?
ガスの出が悪くなってきましたよ。
まあ今回は予備のガスタンクも
持ってきていたので
交換しようかなと思ったときです。
ちょっと待てよ、
ガスタンクを手であっためたら
残ったガスが気化して
出てこないだろうかと
ふと思ったのです。



で、上の鍋に注意しながら
タンクそのものを
手で温めて見ましたら、
おお~ガスがまたまた勢いよく
出てきて、炎を強くするではないですか。
ガスの気化熱で冷えたタンクだと
気化も緩くなりますが、
あっためると復活することが
よくわかりました。

こんなことは少し考えたら
わかることなのに、
これまで気づかずにいましたねえ。

何年か前にガス切れで
ちゃんと湯が沸かないまま
食べたカップヌードルを思い出します。

いやあこれは収穫です。

これからも役に立つ情報を
仕入れましたねえ。

本殿がわからないままでしたが、
ガスタンクの秘密を知って
揚々と引き上げるdoironだったのでした。

山を下りて、下の国道に戻り、



しばらく南下して道の橋を歩くと
「阿紀神社」に向かって行く道に
出ますのでそこを右折です。



しばらく歩くと、
阿紀神社参道の案内も出てきます。

これに沿って行きましょう。

宇陀川の支流である本郷川が
静かに流れる田舎道を



歩いてゆくと前方に
神社の森が見えてきます。
そこが阿紀神社です。



祭神は天照大御神で
伊勢神宮に入る前に
祀られたことのある神社で
「元伊勢」といわれる神社ですね。



ということは、doironが
氏子代表をやっている神社も
式内社なので、遠い親戚ですね。
ちゃんと挨拶をしてゆきましょう。

本当に静かないい神社でした。

そしてそこから右手に
「高天原」という名を
授けたというところを
通って行きます。



その先はとても見通しの
良い場所にでました。
ここからだと、
柿本人麻呂公園なんかも見渡せます。



「ひむがしの 野にかぎろひの立つみえて 
かへりみすれば 月かたぶきぬ」と
彼がここで歌った歌は有名です。



「かぎろひ」とは朝焼けのような
こんな空の姿で、
様々な心象風景の中に
引用される言葉です。

この公園には、うまに乗った
人麻呂の像もあります。



さてそこからもう車をとめた
道の駅は近くですね。
道端には又兵衛桜の案内
なんかも出ています。



だいたい1万歩ほど歩いて
ようやくゴールです。

道の駅を眺めていると、
あ、ここにあるお店の名前は
「甘羅」なんですねえ。



先ほどの神楽坂のあたりに
出てきた地名ですねえ。

それとその横には足湯もありますから、
ほんとはビールを飲んで
温まりたいのですが、
車ですのでお茶を飲みつつ、
たこ焼き食べつつ、
今日の歩きを振り返って温まりました。



大宇陀も田舎で
のんびりしていましたし、
春になったら緑の香りも
すごいんだろうなあと思いつつ
今日の歩きは終了です。

春には桜見学もかねて
また行こうかなあ。

おしまい