ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

せがれが事故した

2009年01月23日 21時38分17秒 | 最近の出来事
先日、通勤途中に
せがれから電話がかかってきた。
交通事故を起こしたらしい。

「もしもし、おやじ~、車ぶつけた。
どうしたらいい?」

「怪我は?相手は?」
怪我は無い。相手は車で軽く追突した。
バンパーが少しへこんだ程度」


聞けば、信号待ちでとまっている車に、
うしろから凍った路面で滑って
止まりきれずに追突したらしい。

せがれは長野県で学生をしているのだ。

「とりあえず警察を呼ばなあかんで」
「もう呼んだよ。今現場で到着を待ってる」

「そしたら、まず相手の連絡先を
きちんと聞いておくこと。
それから、保険に入っているから、
保険で対応します。
と失礼の無いように言って、
その場で決め事はしない。
すべて保険会社と相談すると言っておくこと」

「わかった」ホッ

通勤途中なので
保険の証券は手元に無かったが、
事故時の緊急連絡先は登録してあったので、
そのフリーダイヤルに電話をし、
担当者を決めていただいた。

それにしても、
最近の保険会社の応対は
見事というほかは無い。
せがれが事故をしたことを告げると、

「それはお父様、心配でございましょう」
とまずこうだ。

お父様やで、お父様!

お父様はそんなに心配はしていないので、
「はあ、まあ」と答えておいたわ。
それから
現時点でわかる範囲の
情報を聞き取りしてきたが、
その聞き方も実に効率的で、
こちらへの気遣いにあふれている。

いちいち
「お怪我が無くて何よりでした」
とか
「朝からご面倒なことでたいへんでございましょう」
といった具合に合いの手を入れてくる。

きっとマニュアルどおりの
対応をしているんだろうが、
昔はこんなんじゃなかったんやろなあ。
今や保険会社も
外資系の進出などで、
熾烈な競争の時代だから、
こういう応対は欠かせないんやろな。

電話を置いてしばらくしたら、
今度は
「このたびのご子息様の事故を
担当をさせていただくことになりました、
ビリー(仮称:もちろん日本人)と申します。」

との電話があった。

「ご子息様」だと~。

「こせがれ様」でいいのに、
なんて思いながら
せがれの携帯番号を告げ、
連絡していただくことにした。

しばらくしてからせがれから連絡があり、
「保険会社の人から連絡をもらったので、
あとはこっちで対応するよ」だと。

大阪を離れたときは
18歳だったせがれもまもなく24歳。

そやね、もうすっかり大人やもんな。
任せておくことにしよう。
こんな風にいろんなことを経験して、
子どもは大人になっていくんやねえ。