ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

受験してきました

2006年08月27日 23時59分19秒 | 最近の出来事

本日、気象予報士試験を受けてきました
朝早くから起きて
持ち物をチェック

受験票
シャープペンシル
マーカー
定規
虫眼鏡
それと
青いハンカチ

おっと、
もっと大事なものを忘れてた
雲量1程度の快晴
雨なんか降りそうもないけど
忘れちゃいけないのが



もし、突然の夕立で
試験会場に足止め
なんて
試験の性格上、めちゃかっこ悪いっしょ
これは絶対もっていかなくてはなりませんな
気象予報士の卵である
みんなが足止め食らってる時
颯爽と傘をさして
雨の中に踏み出すなんて
考えただけでワクワクするやんか

試験会場は、天満


一応取材しときました

休日の専門学校を
借り切って行われる

どんな人種が受けに来るんやろ?
というのにも興味があった
それは
ワシのような年よりはおるんやろうか
という不安の裏返しでもあるんやけどね

試験会場入口で
受験者の様子を
途中のコンビニで買った
コーヒーを飲みながら観察した

男と女の比は
男7、女3くらい
うち、男は8割が若者で
あとは中高年
わしより確実に年上の人も
数人いたなあ
そして女は
マスコミデビューをもくろんでおるのか
圧倒的に
きれいな若い娘が多かったなあ

いかんいかん
煩悩は捨てねば


教室はいくらくらいあったかなあ
10部屋くらいかな
各教室に100人として
全部で1000人
そんなものかなあ

教室の机には
受験番号札がおかれてあり
席は決まっている
しかし、札はあるのに空席
というのもちらほらあった
あんなに高い受験料を払ってるのに
欠席なんて
よほどの理由があるのでしょうな
リストラ?
就職決定?
あきらめた?
家庭の事情?
体調不良?
ああ~、空席を見て
いろいろ想像をしてしまうのは
ワシの悪い癖じゃわ

午前中は、学科試験
前半は一般知識
後半は専門知識
と2回に分けて行われる
問題数は各16問だ
試験は午後の予報実技とあわせて
評価されるのだが
学科試験だけでも合格すれば
次とその次の学科は免除となる
そうなれば、勉強は実技に
専念できることになるから
有利となるのだ

午前9時45分
無機質な試験官の合図と共に始まった

一般知識はかなり出来たんやないかな
うん、最初はまずは

好感触!


そして次は専門知識
ここんとこ過去問に取り組んでいたこともあって
思ったよりスムーズに
解き進んだ
こ、これはもしかしたら
と内心思いつつも
合格率の低さから見て
油断は禁物
落とし穴もあるだろうから
結果はビミョーということに
しておこう
しかし
直前に復習しておいた
レーダー画像と可視画像の読み方
ウインドプロファイラーの性質
などは、ぴったりヤマが当たったかなあ

そして午後は
いよいよ難関の実技試験
実技1と実技2の2回に分けて行われる

実技1では
まず日本海の低気圧の
盛衰に関する予報を行う作業
これは、ばっちりだ
この分野だけで1冊の本を読んだ
しかし、次の問題の中心となった
シア・ラインがどうしても
天気図上に引けず
これに関連する問題が

全滅

この段階で
今回の合格は無くなったと確信した

しかし、
なまじ、思ったより学科ができたもんだから
忘れていたけど
もとから今回の試験は
勉強の一環として受けるんだと
位置づけていたことを
思い出し、気を取り直して
次の実技2も頑張ることにした

ところが
この実技2が
もっとも勉強していなかった
東北地方の「やませ」に関するもの

基本的な、図の読み方などは
持ってる知識を総動員して
解き進んだものの
根本的なところが分かっていないので
記述解答が
きっと的外れなものになっていたに違いない

玉砕!

今回の試験で学んだことは
片手間でも1年かければ
なんとかなるだろうというのが
大間違いだったことやね

次の試験まで、どんな気持ちで
取り組まねばならないか
が、よくわかった
が、しかし、わかっただけに
自分にできるだろうかという不安も
より大きくなったような気がするなあ
でも頑張るぞ

もくもく湧き上がる積乱雲のような不安と
真っ青に晴れ上がる青空のような期待感
を抱きながら
わしの挑戦は
まだまだ続くのじゃ!