ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

スーパームーン

2013年06月25日 22時04分55秒 | 自然

この三日間、夜になったら
空を見上げてばかりしていました。
去年の10月30日のブログに書いたのは

ブルームーン

ひと月に満月が2回あって
二回目の満月のことを
こう言い表します。

そして今回、梅雨空に阻まれ
その姿を、ほとんど見ることができなかったのが

スーパームーン

月が地球にいちばん近くなるタイミングで
満月になる月のことをこう呼びます。

世界各国では、このスーパームーンの
写真を撮影し、様々な姿を
ネット上にアップしていましたが
残念ながら、大阪では
土曜日に、満月にわずかに届かない月齢での
プレスーパームーンが見れただけで
昨日今日と空を見上げ続けましたが
厚い雲に覆われて、その姿を
見ることができませんでした。

スーパームーンはだいたい年に一度
現れますが、とりわけ最大となるのが18年に一度の
エクストリームスーパームーンで
一番最近は2年前の3月でした。
というと、あの東北大震災があった月ですね。

そう、月が大きく見えるということは
月が近いということで
その分引力が大きく働きます。
ということで、地震などの災害が
起こりやすくなっているという
科学的根拠のない俗説があります。

てなわけで、今年も何か起こりゃあせんだろうか
例えば世界文化遺産に登録されたばかりの
富士山で大噴火はシャレにならんぞ、とか
そんなことを考えておったわけです。

ま、スーパームーンを見ることはできなかったけど
何事もなくてよかったっす


トレイル用品

2013年06月22日 21時29分05秒 | 自然

街道話は一回お休みして、
お口直しに今日はトレイル用品にまつわる話題を。
と、言いましても
ロールペーパーや
サンポールの話題ではないですよ。
それはトイレ用品。
取り上げるのはトレイル用品ですから・・

日本国内外のアウトドアブランドが、
最近、トレイルラン用のスポーツ用品を
充実させてきている。

日本でエックステラなどが始まった頃は、
スポンサーになってた

「Salomon」

なんかが頑張っていたけど、
近ごろはノースフェイスも
トレイルランに結構力を入れているようで、
店先には
山を走っている男女のポスターを
大きく掲げていたりする。

そんなお店で、先日グッズを買い求めた。

一つ目はリュック。

買ったのはこれ。



やはりノースフェイスのデザインは好きやなあ。

そんなおしゃれなデザインの中に
いろんな機能をひそませている。

ひとつが、写真には写ってないけど
背中にあたる部分がメッシュになっており、
そのメッシュの内側に
タオルなどを入れられる構造になっているため、
汗を吸収してくれるのが優れものだ。
一度おろしても、タオルを抜けば
さらさらということだ。

それともうひとつ。
腰ベルトについている小物入れが非常に便利だ。
よく使うものは、
いちいちリュックを降ろさなくても
取り出すことができる。

先日の街道ランの時に
これを担いで走ったのだが、



携帯、財布などの収納にとても重宝した。
カメラも収納できる大きさだ。

また、本体部分の収納は何層にもなっており、
慣れるまではどこに何を入れたか探してしまうが、
慣れれば用途別に収納部を分ければ便利に使えるだろう。

体へのフィット感も、
中には体型の小さい人には少し大きめなので
ベルトの締め具合、
収納品のつめ方などに工夫が必要だ
と言ってた人もいるけど、
doironにはほぼピッタリであった。

これからもちょっとしたマラニックでも重宝できそうだ。

そしてもう一つ買ったのが

「シューズ」。

ノースフェイスの靴というと、
長靴やトレッキング用を思い浮かべる。
でも最近は、トレイルラン用も供給している。

普通のランシューズと違うところは、
ソールが硬いこと。
小石を踏んだり、
でこぼこ道を走ることがあるので、
足裏に直接当たる凹凸の衝撃を軽減してくれる。

そして、当然未舗装路なので
滑りにくいようなソールの形状にしてあるところだ。

となると、当然重くなりがちなので、
ランシューズ並みの軽さを確保するための
工夫をしてあるというのがトレイルラン用のシューズだろう。

doironが買ったのはこれ。



残念ながらまだ買ってから、使用していない。
今月末に町石道に行く予定なので、
多分それがデビューとなるだろう。

それにしても、学生の頃から山に登っていたけど、
その頃に比べたら、
アウトドア関連の道具も
ずいぶん進化したものだ。

40年近くも経つので無理はないけど・・・


夕暮れのコウモリ

2013年05月13日 21時39分15秒 | 自然

街道話はひとやすみ。
遠い昔に思いを馳せているだけでは
あきません。
わてらは現実の中で生きておます。
今日は身の回りの軽い話題で
お口直しです。


ジムが休みだったり、
昼間に歩いたり走ったり、
バイクに乗ったりの運動をしたときなんかには、
あまり無理をしないでおこうと、
たまに夕暮れにぶらっと散歩に出たりする。

コースはというと、
たいていは近所の遺跡公園から
気の向くままに歩くことが多い。
最近はちょうどツバメが飛び回っているように、
ユスリカが羽化して大量に飛び回っているせいか、
そうして夕方に歩いていると、
このあたりでもコウモリの姿を多く見かける。

普段はほとんど見かけないこの動物も、
今の時期は人目もはばからず
夕方くらいから飛び回り始める。

コウモリの種類は意外と多く、
街で見かける哺乳動物の中では
もっとも多彩な生き物なのかもしれない。

住宅地を飛び回るのは、
家の天井裏なんかに営巣する

「アブラコウモリ」

という種類が多いそうだ。


暗いからはっきり映ってないけど矢印がコウモリ

山の中の洞窟なんかに住んでいるのとは
違う種類だそうだ。
子供の頃から、
夕暮れに飛んでいるコウモリを
たくさん見てきたので、
多分、今見かけるのは
その子孫たちなんだろう。

街の中とはいえ、
やはり餌の加減で
田畑の上や大きな溝の上を
飛んでいることが多い。
あ、緑の多い公園でもよく見かける。

散歩の途中、細かい砂を
彼らの近くに向かって投げてやると、
飛行経路の航跡が一瞬ずれる。
よけているのか、
それとも虫かと思っているのかはわからない。

コウモリは3万から10万ヘルツといった
人間には聞こえない音波を出している。
その反射から物体の種類や動きを
瞬時に判断する能力は、
驚くほど高いそうだ。
これを、超音波を用いたエコーロケーションという。

しかし、音で描く景色ってどんなんやろ。

種によっては、水面のわずかな水の動きさえキャッチして、
水中の魚の動きをとらえて捕捉する
ほどの能力があるという。
魚群探知機も真っ青である。
時に自然は驚くべき姿を我々に見せるのである。

コウモリは地表はかなり暗いが
空はまだ明るいといった
薄暮の時間帯が好きなようだ。
といっても見えているわけではないから
虫が活発に飛び回る時間帯を
察知する体内時計も持っているんだろうね。

もっとも、それ以上暗くなると、
こちらの目でも見れなくなるということもあるので、
夜が更けても
頻繁に飛び回っているのかもしれないが
それはよくわからない。

ネットで調べてみると、
大阪でもコウモリの研究家はいるらしく、
結構な研究を展開されているようだ。

山の中に分け入って
洞窟を探してはにじり入っていき
生態を確認するなどという調査も
しているんだと書かれてあった。
まさかそこまでやろうなどという気は毛頭ないが
散歩の途中でじっと動きを見ていると
なかなか面白いものもある。

ただそんな風に夕暮れに空ばかり
見上げて歩いていると、
溝にでもはまってしまいそうで注意しないといけない。

とはいえ夕暮れの空はなぜか心にしみるので、
ついつい見とれてしまう。

こんな写真も撮った。



これは、雲が空半分を覆う日に、
弥生遺跡の復元建物と、
遠方に泉O津の駅のツインビルを撮影したものだ。
そしてこれも別の散歩の日に撮影した。



街路樹のシルエットと近代的なビル。

市内の風景の写真コンテストがあれば、
ぴったりかもしれない。
弥生遺跡公園がもっと明らかに
泉O津市内にあればなあと思う。
次はもう少し望遠で建物を
クローズアップしてみようかな。

ところで、コウモリは中国では福を呼ぶ生き物
として歓迎されているそうだ。
日本ではまだ何となく嫌われ者のイメージが強い。
doiron周辺の田舎じゃ
姿はいくらでも見れるけど、
一度じっくり顔も見てみたいものだ。


春の小川はさらさら流る

2013年04月26日 21時33分19秒 | 自然

始まったばかりの街道新シリーズですが
しばらくはイベント目白押しなので
とぎれとぎれになることをお許しください。

今日も、急きょ和歌山へ出かけましたので
一旦街道話を離れて
ちょっとそのことを書きます。

定期的に和歌山は御坊にある
実家跡の点検に出かけている。

今日も、向こうにある細々したものの整理と
庭の雑草状況の確認に出かけた。

阪和自動車道は最近のトレイルで
すっかりおなじみの高速道路だ。
途中、先日、殿尾山トレイルで出かけた
新滝ノ池の駐車場も見えていたし、
徘徊した稜線の鉄塔などを横目に
新緑の中を御坊に向かった。

そしてなおかつ、この高速道路の近くを
ジグザグと熊野街道も通っている。
通いなれた高速道も、
そうして最近の生活と照らし合わせれば、
また新鮮な感じで見えてくるもんだ。

桐の花や藤の花、
そしてモチツツジなどの紫に
彩られた新緑の中を、
今日ばかりはテクテクではなく
ビューンと車で駆け抜けたのであった。

御坊に行くのは先ほども書いたような理由なのだが、
実はもう一つ大きな目的がある。
それは、

メダカ捕り

メダカの学校は川の中~

と童謡でおなじみのクロメダカだが、
最近は水質悪化や河川環境の変化により
急激にその数を減らして、
2003年には絶滅危惧種に指定されている。

そのことは、昔から童謡などで親しんできた日本人にとって、
少なからず衝撃であったため、
以後各地で保全活動が行われてきた。

しかし、残念ながら
ただ単に放流すれば増えるというものでもないし、
観賞用のヒメダカを放流したらいいというわけでもない。

愚かな活動ではメダカではなく、
近縁種のカダヤシを放流したなんてこともあったそうだ。

また、真剣に保護をするのなら
遺伝子レベルでの交雑にも配慮すべきだろう。

関東、北陸、関西のメダカでは遺伝子が異なっているのは周知の事実だ。

ただ単にクロメダカを持ってきて放流というのでは、
あまりにも安易な保護活動と言わざるを得ない。

メダカが生き残れる自然環境が
少なくなっていること、
外来種がのさばっていること、
人の手による交雑が著しくなっていることなどから、
メダカを取り巻く環境はますます厳しいといわざるを得ない。

そんな中、メダカを捕獲することは
保護に反するではないかというと
あながちそうとも言えない。

きちんと生育環境を整え、
種を絶やさないように
飼育を続けるということもまた、
一つの保護の形であろうと思っている。

実際、doironの周りには趣旨に賛同して
メダカを飼ってくれている人も多く、
たまに個体を交換して
血の分散を行いながら、
増やし続けている。
そしてさらに、今回のように出かけて行って捕獲しては、
同じ地域の新しい個体も補充している。

もし和歌山で保全活動に必要とあらば
そしてそれが有効な保全活動だと
判断出来たら、いつだって差し出してあげようと思う。

実家近くの、捕獲している小川の環境は実にすばらしく、
適度に養分もある上に、
時期が来たら田んぼの水面と
川の水面がつながるという、
絶好の環境。
この環境がないとメダカは繁殖しないのです。
このままの環境を維持できるのであれば、
当分そこのメダカは絶えることなく
生息し続けるだろうと思う。
その数もハンパなくいるしね。

ただ、心配なのは農薬です。
まさにうじゃうじゃと言っていいほどの数のメダカも
農薬が流れたらそく絶滅でしょう。
そんなことのないように願うばかりです。

捕獲は、網を藻などで狭くなっている水路に設置し
数メートル先から追っていきます。
そうしたら、まさしく

一網打尽

一回の捕獲でこれだけの個体が
網に入ります。



一尾だけ、フナの子供が混じってました(矢印)

もう一人のメダカ仲間のために
これを二回繰り返し
車で慎重に連れて帰ったよ。

文部省唱歌 「春の小川」

2番はこんな歌詞です。

「春の小川はさらさら流る。
蝦やめだかや小鮒の群に、
今日も一日ひなたに出でて
遊べ遊べと、ささやく如く。」

いっぱいささやかれたdoironでした。


彼岸の明けに

2013年03月24日 21時10分36秒 | 自然

昨日、彼岸も明けて、
彼岸の入りに飾ったお茶の葉も
平常時のお花に戻すべく
墓参りに行った。

やはりいつもよりはるかに人が多い。

お店で水をもらい、
線香を買い
ぶらぶらと歩いていく。
飾る花は前日に
山手の青空市場で買ってあった。

墓に近づくと、忠霊塔の周りの桜の木が目に入ってきた。

彼岸の入りには全く咲いてなかった桜が
ちらほらと咲き始めていた。
今年は開花が早いと
言われていたけど
本当でした。

いっとき暖かい日はあったが
ここんとこ肌寒い日が続いている。
まさに花冷えともいうべき気候だ。

この時期は墓地の雑草も勢いが盛んだ。
こちらも彼岸の入りに
草むしりをしたのに、
あっという間に小さな草の姿が広がっている。
墓は砂地なので、
根の深い植物が多い。
手でむしっていても
根まで抜くのはなかなかだ。
なので道具を使って掘り起し、
根が抜けたら大丈夫だろうと、
土とともに上から踏んづけておいたのが
また地面の中に根を伸ばし始めている。

むしった草を捨ててたら、
どうしても一緒に土がくっついてくるので、
墓地の土が少なくなってくるのでそうしたけど、
これからは思い切って捨てることにしよう。

墓地に草が生えないようにするためには、
塩をまくといいというのも聞いたが、
なぜか家人はそれをいやがる。
まさか、自分が入った時に
頭から塩をまかれるのを想像しているのではないだろうが、
なぜか嫌がる。

意地になって草むしりをし、
きれいに整えてから合掌して墓地を後にした。

次の目的地は図書館だ。
リクエストしてあった本の順番が
回ってきたとのメールが届いていた。

今年に入ってから、図書館はフル活用している。
隣の市の図書館でも、
広域連携とやらで本を借りれるので、
ちょこちょこと行っている。
ミセスなんかは、
図書館のカウンターにあった案内を見て、
絵本作家や画家の講演会なんかにも
せっせと足を運んでいるようだ。

絵なら、画題さえ与えてくれたら
いくらでも描いたるよといっても、
doironの絵じゃ話にならんのだそうだ。
それはそうでしょう。

図書館の駐車場から
建物まで歩く道にも桜が植わっていて、
どうやらここも最近の2、3日で開花したようだ。

1本の樹に10輪くらいずつ咲いていた。

ここは、満開の後に散った桜で
レッドカーペットならぬ
チェリーカーペット(変?)のようになるんだ。

そんな桜を見上げたら、
みんな思わず笑顔になってしまう。

本を借り終わって、帰ってきてから、
近所の公園に散歩に行っても
そこでも少しずつ桜が咲き始めていた。
この公園の桜も
植えたときは貧相な桜だったが
さすがに年々成長をしてきている。

表現は不謹慎かもしれないけど、
もうすぐ桜の大洪水がやってくる。

そんな予感にあふれる今日この頃だ。


2013啓蟄に

2013年03月05日 22時10分51秒 | 自然

今日は24節季のうちの一つ

啓蟄

どのような日なのか
ウィキってみると
大地が温まり、冬眠していた
虫が出てくる頃、そして
フキノトウの花が咲く頃ということだ。

そんな日だからふさわしかろうと
今は無人で売りに出している
和歌山県はG坊市の土地の
草刈りに行くことにした。
草刈りとはいえ、行ってみると
こんな感じ



昨年冬の初めに、現地の業者さんに頼んで
草刈りをしてもらってあったので
ほとんど草は生えていない。
ただ、さすがに啓蟄だ。敷地の南の隅には
ちゃんとフキノトウも出ていました。



何はともあれ、業者さんのおかげで
空地にしては、概ねきれいに整備
されている状況である。
なので、今日は他にもいっぱい顔を出している
つくしも収穫した後
あえて草刈りはせず、
これからの季節に備えて
ひどくなってこないように
除草剤を撒くことにした。
売地の看板も出しているから
きれいにしておかないとね。

そうそう、現地はどんなところかというと
遠くに煙樹海岸の松並木が見える所で
国道から100mほど離れた
閑静な田園地帯の一角です。
家の前には小川が流れ
メダカが群れで泳ぐ自然豊かなロケーション。
興味のある方はご一報を。
お値段はご相談させていただきます。

で、現場にどんな除草剤を撒こうかと
お店でいろいろ探ってみた。
すると、最近は、除草剤もいろいろあるし
ネーミングも面白いねえ。

まずはこれ。



クサトローゼ
根も葉もない話ではない
根も葉も枯れる除草剤であるとのことだ。
でもねえ、ネーミングがちょっと、安易。

で、その横にあったのがこれ



ネコソギエースX

これは効く、らしい
スギナの根まで枯らすんだそうだ。
でも、今回は友達も使っている、これにした。



土地の広さからしても
これがお手頃であろう。
それに名前がいいよね

木っ端ミジン

もう、これ以外にないという
見事なネーミング。
これは使ってみなくてはいけましぇん。

ペットボトルに顆粒を移し替え
パラパラと均等に撒いてあげた。
というと、草木に喜んでもらえそうな言い方だが
撒きながら、ちょっと残酷やなと
考えたりすると、少しだけ
心の片隅が、チクッとしたよん。

そして撒き終えた後は
頑固そうなススキの根っこなんかを
スコップで掘り起こした。
啓蟄らしく、カエルの一匹も
出て来るかと思ったが
期待外れで、ミミズの一匹も出てこなかったなあ。

この除草剤、効果は3~6か月とのことなので
次は梅雨前と夏の海水浴シーズンくらいに
点検に行けばいいかな。
はたして製品のパッケージの写真のように
さっぱりした空地になっているでしょうか。

啓蟄を迎え
暖かくなって、気持ちも身体も
ウキウキしてきた今日この頃です。


春に新たな出会いを

2013年02月22日 22時01分32秒 | 自然

野草というにはあまりにも
都会で見かける春の花に

ホトケノザ

があります。
小さな仏様が手を合わせているような
姿で輪生します。
植物に興味を持ち始めたころ
こんな花が身近にいっぱいあることに
なぜ、それまで気付かなかったのかと
不思議に思いました。
興味を持って見たら
今まで見えているはずなのに
気付かなかったことってあるんやな。
と、そう考えたら、
そんなことは自分の周りに
よくあるのかもしれないと
思うようになりました。

耳を澄ませば聞こえてくるもの
目を向けたら見えてくるもの
そして、心を働かせたら感じてくるもの
そういうものは逃さず
自分の中に取り込んでいかないとね。



もうひとつ、足元にいっぱい咲く花が

オオイヌノフグリ

種の部分が犬のふぐり、すなわちK玉みたいだから
ということでつけられた名前です。
でも花は名前とは裏腹に
春にはちと珍しく
素直なブルーに彩色された
なかなか可愛い姿をしています。

小さな花が一面に咲く様を
誰が言ったか
「地上に青い星をちりばめたよう」と
表現したのがピッタリだと思います。



夜空を通じてみる宇宙もあれば
身近に広がる宇宙もある。
最も身近なところでは
母親星、親父隕石、
義父ブラックホールに義母銀河など
介護の宇宙も
まったく謎と不思議に満ちているもんね。

そうそう、先日のロシアの隕石
すごかったよなあ。
あんな隕石が空から舞ってくる確率は
100年に一度とか。
だったら、何百年、何千年動いていない
活断層の有無で
原発稼働の是非を問う前に
隕石対策を論じないといけないのでは
と、半ば今の原発への対応がいささか
建前すぎることを揶揄しながら思う今日この頃だ。

ま、それはさておき、
隕石よりも原発よりも
冬もそろそろ終わり
やがて訪れるであろう
身の周りの春のことだ。

今年は、絵を描き始めたから
また違った目線で
季節を眺められるのではないかと
期待をしたりしている。

身の周りの今まで気付かなかったことや
小さな宇宙に出会えることを
楽しみに、この春は
野を歩いてみようと思っている。


森の近くに住んでます

2013年02月14日 22時01分33秒 | 自然

昨日、スズメをあまり見なくなったと
ブログに書いたのですが、
まるでそれを読んでいたかのように
今朝はここにいるぞとばかりに鳴く
スズメの鳴き声で目が覚めた。

どうやら庭の梅の木に刺したミカンに
たまにやってくるようだ。
そのミカンには、
メジロを筆頭にスズメ、
ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、カラスが
やってくる。
カラスが近くで鳴いているときは
警戒してやってこないけど
他の鳥同志だとかなり近くに待機して
順番を待っているような感じだ。
だいたい、体の大きい順に
優先順位がついているようだ。

今朝も早くからミセスが枝にミカンを
刺したようで、それに集まってきていたようでした。

野鳥が多いのは、近くに
神社の鎮守の森があるからでしょう。

近所の公園に散歩に行く途中
神社の周りを歩いていくのですが
そんなときには森の中から
いろんな鳥の鳴き声が
にぎやかに聞こえてきます。


公園から見た神社の森

地域を守るために造られた”鎮守の森”
毎年祭のとき、だんじりの曳き出しのさいに
あげられる神主の祝詞の中には、
氏神(うじがみ)や産土(うぶすな)神の言葉も
あります。
ここでは鎮守の神様も合わせて同じ意味で
使われているのでしょう。
この森には、樹齢500年、高さ約20mのクスノキを初め



立派なクスノキ。幹回りは約3m

そうやねだいたい200本くらいの樹木があります。
種類も松、イチョウ、カツラ、ムクノキ、ナラ、ウバメガシなど
結構豊富で、多彩な植生を形成しています。
なのでそんな森の中には、
doironの庭に来る鳥の他
モズやガラ類の鳥も結構いるようです。
昔は、キツツキの仲間が
ト、ト、ト、ト、トッと木をたたく音が
聞こえていたこともありますが
この頃は全然聞きません。
代わりにと言っちゃなんですが
夜にホウ、ホウと鳴くフクロウ科の鳥の声が
たまに聞こえるそうです。
去年はdoironも聞きましたが
今年はまだ聞いてません。
もっと昔、子供の頃には
この森にウサギも住んでいました。
そんな鎮守の森の鳥を
撮影したいなと最近ちょっと考えてます。
今あるレンズは35mm換算で150mmが最高なので
もう少し望遠があればいいのですが・・・。

玉虫、カミキリムシ、かたつむり
ミノムシ、イタチ、ウサギ、モグラ等々

そんな生き物達を産まれて初めて見たのも
この神社の森でした。
きれいに下草を刈り
近隣住宅に配慮して
衛生状態を良好に保とうとすることで
今ではせいぜいミノムシくらいしか
見ることがなくなったのは寂しい限りです。


あけましておめでチー

2013年01月03日 21時15分36秒 | 自然

近所に大きな神社の森があるおかげで
我が家の庭にも様々な野鳥が訪れる。
特に今の季節は葉っぱも少ないため
訪ねてくる野鳥の姿も見つけやすい。

さらに加えて、食べ物も少ないこの時期に
赤い小さな実をいっぱいつける
ニシキギがあるので
喜んでやってくるようだ。
そんな鳥たちに、お正月のおもてなしをと
考えて、ニシキギの木に
半分に切ったみかんをつけてやった。



そしたらね、そんなニシキギにやってきた鳥が
「doironさんちの庭にミカンが出てるぞ~」って
あちこちで噂を広げてくるらしく
それをついばみに次々にいろんな鳥がやってくる。

今日も家の中から、
スズメが来ているのが見えたので、
撮影してやろうとカメラを持って出ていくと
気配を察してか、構えた途端に
逃げていった。
カメラでもロックオンされたら
気配を感じるのかと残念がってたら
次にやってきたのが

メジロ

ま、これも警戒心の強い鳥であるので
家の中から窓越しにそっと見ることにした。

この辺のメジロは
とってもよく鳴く。
もともとメジロはその鳴き声を競う大会があるほど
チーチーと可愛い声で
高らかに鳴き続けるのだ。
今日もよく鳴いていたので
も一度チャレンジしてみようと
カメラを持ってそっと庭に出てみた。
そしたら目があったにもかかわらず
意外にも逃げる様子がない。
それどころか、つがいとみられる
もう一羽も飛んできて
順番を交互にして
みかんをつつき続けている。

メジロはその可愛い鳴き声のために
愛玩目的で捕獲する人が絶えず
乱獲を危惧した国が
昨年4月から愛玩目的の捕獲は
原則できないように決めた。
これにより、国内の野鳥で
捕獲できる種類は
皆無となったわけである。

そんなことを知ってて
「へん、捕まえられるものなら
捕まえてみな」とあざけるような
大胆ぶりだったので
ばっちり写真を何枚も撮ることができた。
そのうちの一枚がこれ。



我が家では
チー子とチー介と名付けました。
上の身体が大きく
目つきの悪いのがオスで「チー介」
下の何となく優しそうなのが「チー子」です。
ちなみに、それが正式な雌雄の判別かどうかは
しりません。
今の世の中、雌雄逆の夫婦も
よくいるようですので・・・

やがて、このチー子とチー介にあらかた中身を
ついばまれて
次にやってきたヒヨドリを見ていると
まるで、「俺の分がないやないか~」と荒れ狂って
枝に刺さったみかんごと
地面にたたきつけておりましたわい。
このヒヨドリも鳴き声から
「ピー介」と名付けました。

で、ピー介さんを手ぶらで帰すわけにはいかないぞ
(ん?どこかで聞いたような・・・)
ということで
もう一個おまけで梅ノ木にも
みかんをつけてあげた
お正月のdoironなのでした。



さ、明日はメジロの絵でも描こうかな。


冬イチゴは宝石の輝き

2012年12月11日 22時14分33秒 | 自然

ハウス物やら品種改良で
結構長い間いちご狩りも
楽しめるようになってきた昨今。
でもこの時期はなかなか
そうはいかないでしょう。
普段ショートケーキに
乗ってるイチゴは
オランダイチゴ属で肥大した花托を
食べるもの。

でも表題の冬イチゴは
キイチゴ属です。

果実の少ないこの時期
山へ行き、下草と同じくらいの
高さの平面で
大きな葉っぱの陰に隠れて
小さなキイチゴがいっぱい実をつけています。
それが
冬イチゴです。

小さいやつだと
一つの花に実が2~3個しかつかないやつもあって
収穫はコツコツやっても
なかなかジャムにするほどは
集まりません。

本日、冬の里山に出かけて
収穫したのが、これ。



これだけ採るのに半日がかりです。
集中して生えているところなら
もう少し効率よく収穫できるでしょう。
この時期山に行って
小さな赤い実がなっているなあ程度で
採ろうとする人はあまりいないでしょうから
結構残っていることがよくあります。

味は、少々酸っぱいのですが
春に収穫できる
キイチゴと違って
少ない冬の日差しをギュッと集めて
実っているだけあって
味わいは深いものがあります。
どんな感じで生えているか
ちょっと絵手紙にしました。



お味はまた別の機会に
報告出来たらいたします。