雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

女だてら 麻布わけあり酒場

2016-03-31 21:00:00 | 

風野真知雄著"女だてら 麻布わけあり酒場"を読みました。
シリーズ第1巻目です。
2巻を最初に読んでしまいました。
1巻を読んでことの起こりがわかりました。
元同心の星川勢七郎、札差の息子で勘当された日之助、
瓦版書きの源藏の三人が居酒屋を始めます。
三人が通っていた人気の居酒屋の女将のおこうは聞き上手
料理上手で三人は惹かれていました。
居酒屋が付け火と思われる火事で焼け、おこうは亡くなります。
彼女をしのんで同じ店を建て居酒屋を再開します。

信用して雇ったおかまの女将に取り込み詐欺をされ店の
開店は遅れます。
店におこうの娘だという小鈴が母を訪ねてきます。
14歳の時に母に捨てられたと言い、母を好いてはいません。

おこうとの付き合いは1年ちょっとで短いものなのに
ここまで人に好かれるとは人を惹きつけるものをもった女性
だったのですね。