宮部みゆき著"ステップファーザー・ステップ"
を読みました。
宮部さんの本は読みにくそうで敬遠していました。
本を選ぶのに何で選ぶかといったら題名、表紙の
デザイン、活字の大きさ、フォント、それに
裏表紙のあらすじです。
なんでだかは自分でもわかりませんが宮部さんの
本は避けていました。
この本は図書館で借りました。
あれっと思う軽さでさらっと読めます。
7編の短編集です。
お父さんとお母さんが同時にそれぞれ駆け落ちして
置き去りにされた中学生の双子の男の子達と、
その隣の家に泥棒に入ろうとして雷に打たれて
屋根から落っこちて怪我をした所を助けられた
泥棒との物語です。
泥棒を助けた代わりに泥棒で稼いだお金を分けて
くれという中学生です。
こう書いてしまうとみんな悪い奴という感じに
なってしまいますが、読んでいるとそんな生活も
あるかなと思わせてしまいます。
双子達はこの泥棒をお父さんと呼んで擬似家族と
して振舞います。いっしょに住んでいるわけでは
ありませんが、何かが起これば助けを求め、
求められれば何で、と言いながらも駆けつける
関係となります。
いつか本当のお父さん、お母さんが帰ってきて
関係が崩れた時のさみしさを想像して距離を
置こうとする泥棒さん。
この本ではお父さん、お母さんは戻ってこないで
その時がきたらその時に考えようみたいに
終わっています。
を読みました。
宮部さんの本は読みにくそうで敬遠していました。
本を選ぶのに何で選ぶかといったら題名、表紙の
デザイン、活字の大きさ、フォント、それに
裏表紙のあらすじです。
なんでだかは自分でもわかりませんが宮部さんの
本は避けていました。
この本は図書館で借りました。
あれっと思う軽さでさらっと読めます。
7編の短編集です。
お父さんとお母さんが同時にそれぞれ駆け落ちして
置き去りにされた中学生の双子の男の子達と、
その隣の家に泥棒に入ろうとして雷に打たれて
屋根から落っこちて怪我をした所を助けられた
泥棒との物語です。
泥棒を助けた代わりに泥棒で稼いだお金を分けて
くれという中学生です。
こう書いてしまうとみんな悪い奴という感じに
なってしまいますが、読んでいるとそんな生活も
あるかなと思わせてしまいます。
双子達はこの泥棒をお父さんと呼んで擬似家族と
して振舞います。いっしょに住んでいるわけでは
ありませんが、何かが起これば助けを求め、
求められれば何で、と言いながらも駆けつける
関係となります。
いつか本当のお父さん、お母さんが帰ってきて
関係が崩れた時のさみしさを想像して距離を
置こうとする泥棒さん。
この本ではお父さん、お母さんは戻ってこないで
その時がきたらその時に考えようみたいに
終わっています。