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群馬県立公園・「群馬の森」の紅葉は今・・・!?

 先だって、群馬・高崎にある群馬県立公園・「群馬の森」に、紅葉散策に行ってきました

「群馬の森」では、大分紅葉が進んできていました

樹木が多いせいか、陽当たりの関係であまり紅葉は見られません

薄い黄色の黄葉と褐葉が入り混じっている状態で、赤色が少ないためあまり鮮やかと云えません

ウォーキング用の遊歩道には、風の合間に散りはじめた葉が、路面を包み始めていました 

紅葉のメカニズムを調べてみると次の事が分かりました

葉が緑色に見えるのはクロロフィルが含まれるからで、寒くなり日照時間が短くなるとクロロフィルが分解されます

それと共に、葉柄の付け根に離層という特殊な水分を通しにくい組織ができ、葉で作られた水溶性のブドウ糖などの糖類やアミノ酸類が葉に蓄積し、その糖から光合成を利用して新たな色素が作られます

色素が作られる過程で、葉の色が赤や黄色に変化し、紅葉が起こり、その後、落葉します

紅葉、黄葉、褐葉の違いは、それぞれの色素を作り出すまでの葉の中の酵素系の違いと、気温、水湿、紫外線などの自然条件の作用による酵素作用発現の違いが、複雑にからみあって起こる現象とされています

樹木によって紅葉しやすいもの、黄葉になりやすいもの、褐葉しやすいもの色々あります

モミジ葉では、黄色、オレンジ色、赤色濃淡含め色々変化しますが、これらはまさに自然の織り成す不思議さです

 

  モミジの枝が重なっていたのですが、色合いが随分違います        欅やクヌギの樹の下に散り落ちた葉

 クヌギやシイの雑樹林下で木漏れ日を見ましたら、陽のあたっている頭上は黄緑色に輝いていました

とても心あったまる感じで、時折ちょっと強く吹く風ではらはら落ちる葉っぱが、まるで舞っているようにみえました

「群馬の森」には水とのふれあいを図るゾーンとして、修景池が設けられています

   修景池の水面はすっかり黄葉、褐葉した葉で被われていました 

修景池には鯉が沢山泳いでいますが、落ち葉はエサにはならないから、鯉にとっていいことなの!?、それとも迷惑なの!?

 

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