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″イタドリ(=虎杖)の花が、咲いてたよ

 先だって、花屋さんの鉢物展示コーナーで、イタドリが鉢植えされて売られていました

イタドリなんて買う人がいるのかなと、田舎育ちの私は思ってしまいます

でも結構人気があって、葉も花も可愛いと云って買って行くのだそうです

イタドリは東アジアに分布し、日当たりの良い土手や荒れ地などに自生するタデ科の雌雄異株の多年生植物です

イタドリの名前の由来は、表皮から糸状のものを採るので、「いとどり(糸取)」と呼ばれ、次第に転化して「いたどり」になったそうです

漢字の「虎杖(いたどり)」は漢名で、「杖」は茎、「虎」は若い芽にある紅紫色の斑点が虎の斑模様の皮に似ているところからきているのだそうです

イタドリの茎は中空で多数の節があり、その構造はやや竹に似ています

三角状の葉を交互につけ、特に若いうちは葉に赤い斑紋が出るのが、特徴だそうです

花期(7~10月)には枝端と葉のわきに総状花序をつけ、白色か紅色の小花をたくさんつけます

雌雄異株で、雄花はおしべが花弁の間から飛び出すように長く発達しており、雌花はめしべよりも花弁の方が大きいです

鉢の中で咲いている花はどうやら雄花のようです

花屋さんの店頭でイタドリを見た後、榛名山麓の山で、野生のイタドリを見かけました

店頭でみた花は見えず、どうやらこれは種子のようです

風によって散布された種は、春に芽吹き、地下茎を伸ばし群落を形成して一気に生長します

若芽と茎は 酸味があり食用になり、 地下茎は薬用になるそうです

根茎は木質で長く地中をはい、節から芽を出して増えていくそうです

 

 イタドリの花言葉は、「 回復 」  です

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