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晩秋の朝・里の紅葉

ぐんと冷え込んだ日が続いていました

山の方からは初冠雪の知らせが届いています

紅葉が里の方に下りてきています

毎朝のウォーキングでは色々コースを変えますが、今朝は高速道の側道を歩いてきました

側道とは、高速道路などの出入制限された道路の建設により支障を生じた区画街路などの機能を補償し、または隔離されてしまうような土地との連絡を確保するため、幹線道路に隣接して平行に設けられる道路です

幹線道の法尻に側道が走っていますが、側道からは法面全土の強度を維持させながら、更に景観を維持するため、さまざまな広葉樹が植えられて季節を味わうことができます

今朝の側道では真っ赤なモミジが、法面一杯に見られました

1km以上は続くであろう法面の紅葉は、里の秋の今が盛りを教えてくれていました

途中に設けられた各所にあるトンネル壁にも初冬の気配がありました

ツタの葉が真っ赤な色になって、気温の下がりを教えてくれています

ツタは、常緑と黄葉するツタがあります

秋になると美しく紅葉し、冬には葉が落ちてしまうツタは、ブドウ科で、「夏蔦」と呼ばれています

「夏蔦」は、その艶やかな紅葉ぶりが好まれて歌に詠まれることも多く、「紅葉蔦(もみじづた)」「蔦紅葉(つたもみじ)」「錦蔦(にしきづた)」など色々に表現されています

 藤原定家の一首を見つけました

   「  つたかへで  しげる山ぢの  むらしぐれ  旅行く袖に  色うつりけり  」   

これは、佐佐木信綱の一首です

   「  秋風の  嵯峨野をあゆむ  一人なり  野宮(ののみや)のあとの  濃き蔦紅葉  」

 

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