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‘ハンゲショウ’ → ‘半夏生’ と書きます

暦の上で、夏至から11日目を半夏生(7月2日頃)といいます
この頃になると、決まって花を開き、葉が白くなる植物があり、この花は‘ハンゲショウ(半夏生)’ と呼ばれています
‘ハンゲショウ’はドクダミ科の植物です
‘ドクダミ’ は、花序の下に4枚の白い苞(総苞)をもっています
‘ハンゲショウ’では部分的に白化を起こす葉が、丁度苞の様に見えます
葉は花序の付け根にあり、花序に向かい合った葉になっています
即ちまだ苞になりきっていないということで、苞(総苞)に関しては、‘ドクダミ’よりは原始的な花と言う事なのでしょう



水辺の植物で、日陰ぽい所で咲く‘ハンゲショウ’は、白化した葉を見ると、なんとも艶っぽい女性が厚化粧途中で立ち上がっている姿に見えると言う事で、‘半化粧’が合うといわれています
別名は‘カタシログサ(片白草)’といい、単純明快といったところですかね


花蜜を吸いに、‘ハナアブ’が飛んできています
虫媒花である‘ハンゲショウ’は白い紐状になった花が咲きますが、花期に目立つように葉を白くし、虫を誘っています
白化した葉は、花が終わると、役目が終わったとばかりに、次第に緑に戻りますが、元のような緑にはなりません

花言葉 ; 「 内に秘めた情熱 」 、「 はにかみ 」
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