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これは ‘紫式部’ ではありません ・ “小紫” です

‘紫式部’だと名札がついて店頭販売されていましたが、“小紫”のようです 
本来の‘紫式部’は山野に生える落葉低木で、葉はノコギリ状にギザギザが、縁全体にあります
“小紫”は葉の先端側半分がギザギザ状になっています
実の付き方も“小紫”はボール状に固まってつきますが、‘紫式部’はまばらにつきます
花は薄いピンク色で、共に散房花序を作って初夏に咲きます
結実は9月から12月の間で、今が丁度色づきも綺麗です 



‘紫式部’の別名は‘みむらさき(実紫)’といわれますが、紫の綺麗な実が出来るので、平安時代の才女の名をつけたと思われます
“小紫”の別名は、“こしきぶ(小式部)”といわれ、‘紫式部’の綺麗さをやはりあやかっているようです
白の“小式部”は“白式部”と呼ばれるそうです

            

そんな訳で、“小紫”を‘紫式部’と呼んで、代弁しているようです
庭に今度植えてみようかな 
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