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世界遺産を目指す ‘旧官営富岡製糸場’ 

先月末、世界遺産リスト登録の群馬・富岡にある‘旧官営富岡製糸場’を見てきました 
富岡製糸場は上信越道・富岡ICでおり、R254を藤岡方向に戻った、古い富岡市街の中に建っています



明治維新後日本の近代化を推し進めるべく、興国産業の旗印として生糸輸出を始める為、明治5(1872)年フランス人ポール・ブリューナの指導で最新式工場を建設、操業が始まったそうです

  
西欧近代技術の日本における操業を象徴するような建築構造が今に残されていました
外観は木骨煉瓦造りで、屋根は瓦葺きになっています
三段になっている窓は閉じられていましたが、明り取りや換気の役目を果たしていたのでしょうか?

  
       操糸工場玄関            操糸工場内(天井高く、換気に注意が払われていたのが伺える)

操業当初の過大な投資で、赤字がなかなか解消できず、明治26年民間(三井家)に払い下げになり、原合名会社を経て昭和14(1939)年片倉製糸紡績会社に譲渡され、昭和62(1987)年まで操糸操業がなされました
民間払い下げして、赤字を無くそうなんて、いかに近代化途上といえど、官庁仕事は今も昔も変わらない感じですかね~・まさに「お役所仕事」という訳なんでしょうか 

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