日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
早春の樹花といえば、早咲きの桜・ケイオウ桜とハクモクレンでしょう
二三日前、郊外の野山散策してきました
温かくなってなって、桜の開花情報が駆け回りはじめていますが、この時はまだちょっとソメイヨシノのつぼみが大分膨らんだ頃です
朝晩はまだ寒く、気温的には日中20度をきる時候ですから、私の定義では早春と云うところでしょうか!?
散策していて、こんな風景が目に入りました
桜(手前)とハクモクレン(向かって奥中央)が満開です
桜はバラ科スモモ属サクラ亜属に分類される落葉広葉樹で、日本では固有種・交配種を含め600種以上の品種が確認されているそうです
そんなに沢山の品種があるとは思いませんでした
日本で咲く桜の80%はソメイヨシノ(=大島さくらと江戸彼岸桜の雑種)だと云われていますから、春に「桜咲く」といえば、ソメイヨシノが咲くだと思っていました
散策していたら、間違いなく桜の花が咲いていました
ソメイヨシノではありません
ケイオウ桜だと思います
ケイオウ桜は、支那実桜と寒緋桜の雑種と推定されています
花は一重で、ソメイヨシノと比べると、小型の紅色を帯びる可愛らしい花です・・・開花期は3月中旬から下旬で、ソメイヨシノより早めです
樹高もやや小さくおさまり、細くもっつり茂る「直立叢生形」になります
ケイオウ桜の花
向こうに咲いていたハクモクレンを望遠でアップ しました
ハクモクレンは木蓮(もくれん)科の白花モクレンです・・・因みに通常の紫のモクレンはシモクレンと呼びます
実は両方モクレンと総称されているのですが、ハクモクレンとシモクレンは別な種類だそうで、よくよく観察すると花びらの数とか成長の仕方など様々な相違がみられるようです
ハクモクレンの開花時期は、3月初旬~4月初めです
名前の通り白く清楚な花です
花びらの幅が広く、厚みがあり、上向きに閉じたような形で咲きます・・・全開しないのでコブシと見分けができます
望遠でアップしたハクモクレン
開花しているときの風景は、木に白い小鳥がびっしり止まっているように見えます
ハクモクレンの花びらは、太陽の光を受けて南側がふくらみ、花先は北側を指すのだそうですが、なんか面白いな
ぐんま洋ラン展を見てきました
毎年今の時期、上信越道藤岡ICにある道の駅ららん藤岡・「花の交流館」で、群馬洋ラン展が開かれます
今年は藤岡市制施行60周年記念として催され、今年はもう終わりかけていた昨日( ➝ 開催日程は、2015.3.20(金) - 3.29(日)) 、珍しいらんの出品があると聞いて見に行ってきました
会場入り口の看板
コンテストは鉢もの、寄せ植え、切り花の3部門で、藤岡市特産のシンビジウムを中心に県内外から85人、288点が出品されていたとききました
休日のせいか大勢の見物客で賑わっていました
地球儀のような胡蝶蘭・・・協賛者の作品だそうです
今回展覧会各部門入賞作品です ・・・ひな壇勢ぞろいと云ったところでしょうか
どれも見事な花振りですが、始めて見たシンビジュームに似たらんが入賞していたので、パチリ!! しました ・・・リカステ属のようです
ちょっとチューリップに似た花柄です
今回の天覧会の目玉は、なんといっても「青い色胡蝶蘭」でしょう
ショ―ケースに入れられ、ガードマンが一人立っての展示でしたが、こんな物々しいラン見物は初めてです
「青い胡蝶蘭」は千葉大学が遺伝子組み換え技術を駆使し、15年以上の歳月をかけて作り上げたものだそうです
胡蝶蘭には青の色素はありませんから、青色の遺伝子を持ったツユクサの遺伝子を組み換えたものだそうです
昨年の世界らん展で初公開され、群馬にも初お見みえという訳です
他にないのだから、このガードも納得ですね
ショーケース内の「青い胡蝶蘭}
遺伝子を組み替えてできたランは、これから増やすことはできるのでしょうか!
身近で見てみたいけど、自然界を壊すことにはならないように願いながら鑑賞してきました
マイ庭に咲き出したクリスマスローズとヒヤシンス
マイ庭の端に作った一坪程の小さな花壇に、ヒヤシンスとクリスマスローズが花開きました
両方とも数年前、鉢植えされていたものをスーパーの花木コーナーで 買い求め、花後に、花壇に植えたものです
あまり考えず植えたもので、花壇とはとても言えない状態ですが、放りぱなしに拘わらず、季節になると色々花開くようになって楽しんでいます
先月 スーパーの花木コーナーでヒヤシンスを見つけた時 は、マイ庭のヒヤシンスはやっと芽が出たばかりでした
マイ庭はやっと春らしくなってきました
石膏のアヒル君と並んで咲く、ヒヤシンス・・・アヒル君の陰にカモ君もいたのですが、すっかり色あせちゃって
ヒヤシンスの 花言葉は 、 「 しとやかなかわいらしさ 」 、「 初恋のひたむきさ 」 です
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花開きます
花の中を覗いてみました
花被片は6枚で、反り返り、中には 雄しべは6本でした
ヒヤシンスの花のアップ
クリスマスローズの花のアップ
ヒヤシンスの隣で、赤紫紺色のクリスマスローズが咲き出しています
クリスマスローズは寒さに強く、霜に当たっても傷みはしますが、枯れることはありません
寒さに強く霜に当たっても枯れないのですが、マイナス5度くらいまでさがると葉っぱが痛み、茎がダラっとなり傷んだようになりますから、低木の足元に植えるか、簡単な霜よけがあるといいようです
「キリスト」とクリスマスローズの伝説があるそうです
『 昔、イエス・キリストが誕生したときに、羊飼いたちと一緒にマデロンという少女が祝福に駆けつけました
贈り物に囲まれた赤ん坊のキリストを見て、貧しかったマデロンは自分には何も贈るものがないと泣きました
すると天使が舞い降り、地面に触れると、そこにクリスマスローズが現れたのです
マデロンはそれを摘んでキリストに捧げたそうです 』
クリスマスローズの 花言葉は、「 私の不安をやわらげて 」、 「 慰め 」、 「 中傷 」 です
柊南天の花が咲き出しました
マイ庭のフェンスでは、ヒイラギナンテン(=柊南天)の花が咲き始めています
ヒイラギナンテンはメギ科の常緑低木で、中国~ヒマラヤにかけてが原産で、江戸時代初期に渡来したとされています
名前は、日陰でも良く育ち、南天のような枝ぶりをし、ヒイラギに似たトゲのある葉をもつことから付いたといわれています
葉の縁が鋸の様に尖っているので、触れると痛いです
このため人を寄せ付けない目的で、公園などでは寄席植えに使われることもありますが、本来はつくばいや景石の横にアクセントとして、単植えしそえるように使います
特に鬼門除けとして玄関前に植える場合が多いようです・・・我が家はフェンスに植えました
葉が痛いので敬遠されがちな感じのヒイラギナンテンですが、咲かせる黄色い小さな花はとても愛らしくみえます
近寄って匂いをかぐと、かすかに菜の花に似た春の香りがします
フェンスから顔を出し咲くヒイラギナンテンの花
ヒイラギナンテンの葉は奇数羽状複葉で互生します
小葉は固い上、一枚一枚の葉には鋭い棘があります
常緑ですが、冬霜に当たると赤銅色になり、紅葉の様に色づきます
あまり大きくはならないようですが、それでも放っておいたら、2m位に横に伸びました・・・樹高(50cm~2m)
枝も結構生えるので、古い枝を地際から切って枝数を少なくするとまとまりやすいようです・・・尚切る枝数は、なぜか奇数にするとまとまりやすいそうです
3~4月総状花序に小さい黄色い花が咲きます
花は花弁が6枚で、先が浅く2つに裂けています
萼片は9枚、雄しべ6本、雌しべ1本です
雄しべは昆虫などが触れることによる刺激で、内側に動いて、花粉を雌しべになすりつけます
果実はブドウのような液果で、夏終わりごろに青い実から柴黒色に熟します
ヒイラギナンテンの花
ヒイラギナンテンの 花言葉は、「 激しい感情 」、「 激情 」、「 愛情は増すばかり 」 です
庭のサンシュウの花が今が盛りです
マイ庭の サンシュウ が、今花盛りです
サンシュウは、 ハルコガネバナ(春黄金花)とか、アキサンゴ(秋珊瑚)とも呼ばれるミズキ科の落葉小高木です
江戸時代中期(享保七年:1722年)に薬用として、朝鮮から種子が持ち込まれ、東京の小石川植物園と駒場薬園に植えられ広まったとされています
2~4月にかけて、若葉に先立って鮮黄色の小花がびっしり咲きます
マイ庭のサンシュウは、実生で2.5m程になりました
サンシュウは、10m以上にもなる樹木ですから、マイ庭のサンシュウはまだ若木と云えますが、花が咲き出すようになって4~5年経ちます
樹皮は薄茶色で、葉は互生し、葉形は長さ4~10cmほどの楕円形で両面に毛があります
花は葉に先立って咲きます・・・まるで春告げ花です
花弁は4枚で反り返っています
雄しべは4個、中央の雌しべは丸くなっています
春黄金花のアップです・・・サンシュウと呼ぶより、こっちの呼び方がぴったりです
短枝の先についた花芽は、先が尖った球形で、褐色の総苞片4枚で蕾を包んでいます
短枝の先に咲いたサンシュウの散形花序
4枚残った苞片とマッチ棒のような実の膨らみ始めの姿 (当画像は私の撮ったものではありません)
実は秋になると、真紅になります・・・秋サンゴの由来です
赤く熟した実から種を取り除き、乾燥した果肉は「山茱萸」と呼ばれる生薬になります
私は種など抜いたことはありませんが、これを果実酒にしたものは滋養強壮や疲労回復の民間薬として利用されており、一昨年から作っています
マイ畑に春到来!?です・・・彼岸桜、菜の花、ナズナ、オオイヌフグリの花
今日はお彼岸の入りですね
畑作業が始まっています
先月頃から、天地返しを少しづつしながら、耕作の準備をしてきました
約150坪の畑をスコップで、黙々と掘り返していますが、なかなか手ごわい相手です
昨年頃から自然菜園作りを心掛けて、耕し方を変えてきていますが、なかなか思うように言ってません
ぼつぼつ・・・楽しみながらやっていきます
目指す自然菜園とは、出来るだけ耕さず、草を生やして野菜の共育ちをさせる事です・・・年寄向きに、草取りのなかなか出来ない怠け者の私にピッタリと考えました
昨年から雑草代わりに沢山の菜ものを植えました
今月になってマイ畑は幾つか花が咲き始めました
春到来!!の感じです
まずは、ジャガイモの植え付けが、マイ菜園の開始作業です
毎年お彼岸に、ジャガイモを植えています
この時期は畑に来る途中の寺の境内の彼岸桜が咲き出すのが、私の畑作気温情報です
彼岸桜が見ごろになってきています ・・・ 寺の境内にはソメイヨシノもありますが、こちらはまだ固いツボミです
色々な菜ものがごちゃ混ぜに植えてあり、菜の名前が定かではありませんが、早く咲き出した菜ものです
咲き始めた菜の花
畑に行く度、菜の花を摘んで、毎日食膳に添えて食べています
一般的菜の花はアブラナ科の、とても栄養価の高い緑黄色野菜で、βカロチンやビタミンB1・B2、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などの豊富な栄養素をバランスよく含んでいます
和え物、煮びたし、吸い物、炒め物などして、ちょっとほろ苦い春の味を味わっています
幾つかの野草が菜の花の植わってない空き地に咲き出しています
ナズナの花アップです
ナズナは、アブラナ科ナズナ属の越年草です
別名ぺんぺん草といい、田畑や荒れ地、道端など至るところに生える日本に渡来した史前帰化植物と考えられています
4枚の白い花弁を持つ直径3mmほどの小さな花を多数、花穂に付けます・・・アップなかなかイケるでしょう!!
畑の縁に咲いたオオイヌフグリの花アップ
オオイヌフグリはオオバコ科クワガタソウ属の越年草で、路傍や畑の畦道などに見られる雑草です
別名を、瑠璃唐草、天人唐草、星の瞳等と呼ばれます
この名の方が素敵なのですが、なぜかオオイヌフグリの呼び名が良く知られています
オオイヌフグリの株は、茎が根元で枝分かれし、広がり繁茂します
葉は茎の下では対生し、上部では互生しています
葉脇に1個づつ瑠璃色の小さな花をつけて咲きます・・・花柄は1~2cm・花径は7~10mmくらいです
曇りや雨の日は花は閉じたままで、陽光をあびるとパッチリ咲きます
バイカオウレンの花を産直の花棚で見つけました
昨日に続いて・・・
産直の花棚には、バイカオウレンの小鉢が置かれていました
バイカオウレンは、山地から亜高山帯にかけて、林の下に生えるキンポウゲ科オウレン属の常緑多年草です
売られていたバイカオウレンの小鉢・・・花の咲き方が見ごろでした
バイカオウレンの名の由来の「バイカ」は、花の様子が梅の花に似ており、「オウレン」は、黄蓮(おうれん)であり黄色い根からついたそうです・・・「梅花黄連」です
葉の数から、ゴカヨウオウレン(五加葉黄蓮)の別名もあります
バイカオウレンは、東北南部~本州、四国の山地の少し湿った場所(深山の渓谷沿いや針葉樹の下などの腐植質にとんだ場所)に好んで自生し、早春の花として知られています
草丈は3~10cm位で、糸状の地下茎が地中を四方に広がって這い葉を出します
細長い根茎は横に這い、地下で匍匐枝を出して繁殖しますから、自生地では群生しているのが普通だそうで、群生していたら綺麗でしょうね!?
根から出る根生葉は鳥足状複葉で、5枚の卵倒形小葉が輪になってつき、革質で光沢があります
花茎を伸ばし、咲き誇っているバイカオウレン
バイカオウレンの花期は1~4月です・・・自生の深山だと6月頃も見れるようです
高さ4~15cmになる赤褐色を帯びた花茎を出し、1個の花を上向きにつけます
花は全体に丸っこい印象で、如何にも可愛らしい感じです
花の径は12~18mm、白い花弁にみえるのはガク片で5枚あります
花弁は黄色い小さな棒状部分で、蜜を分泌します・・・花びらが蜜腺に退化したのだそうです
蜜腺の先端の広がっている部分(舷部)は、平たく皿状で、雌しべの花柱(雌しべの細い部分は)は真っ直ぐです
花のアップです
バイカオウレンの 花言葉は、「 情熱 」 、「 変身 」、「 2度目の恋 」 です
自然の中、樹林の生い茂る沢などでひっそりと咲くバイカオウレンに出合ったら、森の中の妖精のように見えそうです
冬アジサイの花
今の時期、デパ地下での花屋さんで、贈答用の花としての定番は、冬アジサイです
アジサイの名の由来はいくつかあり、一つは「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が語源だそうです
英名のハイドランジアはギリシャ語の「水の器」を意味する語源だそうです
一般的によく知られるのは、江戸時代に長崎オランダ商館の滞在医官であったシーボルトが愛する「お滝さん」に因み「オタクサ」と命名していたと思われます
従来のアジサイと比べると早咲き(冬咲く)で、1年に2回花が楽しめ、落葉せず1年中緑が楽しめるそうです
売られていた冬アジサイは、「フユサキアジサイ・スプリングエンジェル ・フリルエレガンス 」です
デパ地下のレンガ塀にきれいに並べて売られていた冬アジサイ ・・・寒い朝のせいか葉にちょっと生気がありません
冬に咲いた花を3月中~下旬までに花の下から2~3節のところで切ると、5~6月に2番花が咲きます
その後は翌年の花芽を作るため、7月下旬までに同じく花の下から2~3節のところで茎を切ると、夏に伸びた枝の先端が秋に花芽となります
常緑で休眠性が無く非常に早咲きで、加温すればお正月にも開花するそうです
ガク片の鋸歯の出かたは年によって変わり、花房柄(花序柄)の有無は花房(花序)によって異なるそうで、ハイテク技術による人工種間雑種のため性質が不安定なのかもしれません

真っ白な装飾花に囲まれ、ビッシリ両性花が咲き出し始めていました
冬アジサイの両性花
アジサイ全般の 花言葉は、「 移り気 」、「 冷淡 」、「 辛抱強さ 」、「 冷酷 」、「 無情 」、「 高慢 」 です
色別の花言葉で、特に白いアジサイは、 「 寛容 」 です
アジサイの花言葉からみると、贈答用にするとちょっと嫌なメーセージになるような気がします
贈るなら白のアジサイがいいですね
今、″ ミモザアカシア ″ の花は贈答用に最適です
昨日に続いて・・・デパ地下の花贈答品紹介です
昨日紹介のシラー‟の隣には、ミモザアカシア(=単にミモザ)‟の鉢がいくつも並べられていました
‟ ミモザ " とは、マメ科の植物であるオジギソウを指すラテン語名です
オーストラリア南東部原産の小高木で、日本には明治時代の始めに渡来しました
開花時期は3~4月で、結構大木になります
葉がシルバーがかったグリーンで、黄色い花が房のように咲きます
ビッシリ花が付いた "ミモザ" 鉢
‟ミモザ″は、早春に淡黄色の花を枝いっぱいにつけ、丈夫であることに加え、都会的な美しさと香りのよさで人気があります
房状についた小花は明るく華やかなので、枝物の少ない時期の花材として重宝され、洋風の生花によく利用されているのを見かけます
黄色い小さな綿毛のような花は春の喜びを知らせてくれます
またドライフラワーにしても楽しめるようです
‟ミモザの花
イタリアでは、3月8日の「女性の日」に、女性に‟ ミモザ ‟の花を贈る習慣があるそうです
今が、“ ミモザ ‟ の贈答の一番シーズンなんですね
"ミモザ″の花言葉は、「 友情 」、「 真実の愛 」、「 秘やかな愛 」、「 豊かな感受性 」、「 堅実 」、「 エレガンス 」、「 神秘 」 など色々です
この花言葉をキーワードに、大切な人、お世話になっている人へ、ミモザ‟の花に想いを込めてメッセージを贈るのはいかがかと推奨されました
花をもらうのは嬉しいことです
気持ちを込めて贈ることで、人間関係もさらに深まるのではないでしょうか!?
アップした″ミモザの花
“ ミモザ ″ の7つの花言葉を使って気の利いたメッセージを贈ったら・・・ いいかも
「友情」は、いつもそばにいてくれる友人に
「真実の愛」は、自分を守ってくれている人へ
「密やかな愛」は、想いを寄せている人へ
「堅実」は、仕事でお世話になった人へ
「エレガンス」は、おしゃれな知人へ
「神秘」は、出会いの神秘に感謝を込めて
「豊かな感受性」は、交際に色添えを込めて
デパートの花ショップは、贈答用花が一杯ありました・・・"シラー・ベルビアナ"が目立ってました
最近すっかり小市民生活で、あまりデパートには行かなくなってました
高齢化社会にはデパートよりもスーパーが似合っているようです・・・
いやスーパーよりも、もっと産直が行きやすいかなとも思っているな~
先日久しぶりにデパ地下に行って来ました
花屋さんがあり、贈り物用に綺麗にラップ掛けされた花鉢が沢山売られていました
青紫色のキラキラした花がさいているのを見つけました
名札には価格と共に商品名があり、何ともロマンチックな『星のソナタ』と書かれていました
花の名を調べたところ、″シラー・ペルビアナ" と云って、ユリ科シラー属の一品種で、地中海西部が原産の球根植物です・・・球根は有毒です
別名を、「ワイルドヒヤシンス」、「オオツルボ」、「スキラ」と呼ばれています ・・・ スキラという名はギリシャ語で、「害になる」の意味だそうですが、鱗茎に毒がある事からついたようです
シラー・ベルビアナ‟ のラップ品

シラーの〝開花時期は4月~5月です
売られていたシラー‟はツボミ状態がまだ多いですが、暖房が働いているせいか大分咲き始めていました
草丈は20~40cmくらいになります
花茎の先に径2cmぐらいの星型の小花を数十個傘状につけます
花色は、濃い青紫が多いですが、白色の物もあるようです
傘の下の方から咲き始め、釣り鐘状になり咲きます
まだ、蕾の状態が大半ですが、咲き始めた花はとてもキラキラして見え新鮮でした
花弁は6枚で、花芯の部分は濃い青です
根際から生える葉っぱは幅の広い線状で波打っています・・・長さは15~30cm位あります
"シラー・ベルビアナ"の花のアップです

"シラー・ベルビアナ" の花言葉は、「 多感な心 」、「 我慢強い 」、「 恋の呼びかけ 」、「 変わらない愛 」、「 隠れた価値 」 です
地下茎は有毒だそうですが、贈り物には大丈夫かな
花言葉を信用して贈りましょう
鉢植えの ″ハナカンザシ″ & ″ローダンセマム″ が、早春を飾りはじめました
ご近所の花屋さんを覗いたら、色んな花の咲き始めた鉢物が沢山並んでいました
そんな中で、目立って可愛く清楚の花を見つけました
“ハナカンザシ“ & “ローダンセマム“ です
まずは〝 ハナカンザシ〝です
“ハナカンザシ(花簪)“は、キク科ロダンテ属の一年草で、原産地はオーストラリアの乾燥地帯です
和名の“ ハナカンザシ〝は、花茎の先につく赤いツボミから「簪(かんざし)」を連想したものといわれます
英名では、「 Paper daisy」といい、これはカサカサと音がする質感からつけられた名で、花もドライフラワーにして楽しめます
花棚一杯に、″ ハナカンザシ〝 の鉢植えが並んでいました
〝ハナカンザシ″は、草丈20〜60cmで、枝分かれして伸びます
葉は幅3mm、長さ20~30mmほどです
″ハナカンザシ″の花は、径15~30mmほど、花弁は八重咲で、触ると乾いた感じでカサカサしています
花弁に見えるのは、実は総苞片で、中央に見える黄色い部分は筒状花です・・・香りはキク特有の香りがします
花期は、原産地オーストラリアでは8月から11月ですが、北半球の日本では冬から春に当たります・・・平たく言えば冬にまっすぐ伸びた花茎の先に一つつけた赤いつぼみから白い花が開きます
花(➝総苞片)は夜閉じ、2か月以上咲き続けます
総苞片の色は濃桃、淡桃、白です
″ハナカンザシ″の花のアップです ・・・ 透き通るような花びらが印象的です
″ハナカンザシ″の花言葉は、「 明るい性格 」 、「 思いやり 」 です
花言葉の「明るい性格」は、寒空の下で愛らしく咲く花がドライフラワー状になっても色あせず、花後も美しさが保たれていることからつけられたのでしょうか!?
幾重にも重なった薄い花弁のような総苞と中心の黄色い筒状花のコントラストがとても優しく見え、微笑ましさを感じさせます
隣の花棚には、″ローダンセマム″の鉢植えが咲いていました
″ローダンセマム″は、キク科ローダンセマム属・北アフリカ原産の常緑多年草です
やっと咲き出した ″ローダンセマム″ の花鉢です
″ローダンセマム″の花が咲きだしました
花期は3~5月です
花径3~4cm、草丈30cm位になり、葉色のシルバーグリーンが魅力的です
″ローダンセマム″の名前の由来は、ギリシャ語の「rhodon(バラ)」と「anthemon(花)」だそうですが、バラには見えません
と云う事は、バラの花のようにきれいだ、ということなのでしょうか!?・・・こじつけっぽいですね
ローダンセマム属では色幅がピンク色までありバラの感じの花もあるのかもしれません
草本ですが、挿し木でも増やせる点も似ているのかもしれません
″ローダンセマム″ の花アップです
″ローダンセマム″ の 花言葉は、「 永遠の愛 」、 「 気丈に 」 です
花言葉・「永遠の愛」は、バラの花言葉でもあります
共に永く咲き続ける優しい花色で、可憐で清楚な感じが共通した点に付けられたのでしょうか!?
花言葉・「気丈に」は、長い花茎をまっすぐ伸ばして宙に浮いたように上向きに咲く、いじらしい花の印象からつけられたのでしょうか!?
″ローダンセマム″の冬の早出し開花株は、寒さに強く、花粉が出終わった花茎を切り取るとわきからつぼみが上がり、次々と初夏まで咲き続けます
更に無事に夏越しをした株は、早春に花茎を伸ばして、春に鉢いっぱいに花を咲かせます・・・優しくしかし逞しい花ですね
温かくなって、ミツマタがそろそろ咲き出しそう・・・ウォーキング始めよう
この頃、早朝ウォーキングを怠けがちです
昨年の夏頃から早朝ウォーキングに代って、早朝畑作業をしていたのですが、秋になるにしたがって昼に戻しました
勿論早朝ウォーキングは再開したのですが、切り替えがうまくいかず休みがちになりました
暮れ辺りからひどく(・・・こんな日本語はないですね)休みました
お正月はお餅を一杯食べ、お酒を飲んで過ごしたから、体重はあっという間に数年前ウォーキングを始めた頃に戻りました
自己責任ですが、こうもあっさり元に戻るのかとガックリしています
春になったし、芽吹きも始まろうとしています
気持ち新たにまたウォーキング開始します
ウォーキングコースで見かけた ミツマタ です ( 下画像 )
温かくなってきたこのごろ、つぼみは少し色づき始めていました
まもなく咲き出しそうです
ミツマタは万葉植物です
古来からサキクサと呼ばれ、幾つか万葉集にも詠われています
詠み人知らず(山上憶良ともいわれます)ですが、長歌を見つけました
<・・・白玉の 我が子古日は・・・父母も うへはなさかり さきくさの 中にを寝むと うつくしく しが語らへば・・・>
歌の意を単に訳すと、「白玉のようなかわいらしい我が子(古日という名)は、父も母も自分を離れないで欲しい。自分は父母の間に寝ましょうとかわいらしく言ったので・・・」となりますが、分かりにくいなぁ~
単純に、『お父さんもお母さんも私のそばを離れないで。 私は、二人の真ん中で寝るんだ』 と云う事なのでしょうかね!?
綻び準備の ミツマタアップです ・・・表情がとっても優しく見えました
蓄え過ぎた体を動かして、行動開始しなくちゃ!!
ミツマタの 花言葉は、「 心の美 」、「 淡泊 」 です
春近し!! ・・・ スイセンの花が咲く近く、「双体道祖神」 が温かく見えました
早朝ウォーキングをしてたら、スイセンが咲き、石組みされた道路端で、「双体道祖神」に出合いました
道祖神は民間信仰でもっとも庶民に親しまれた路傍の神様です
厄災の侵入防止や子孫繁栄等を祈願するために村の守り神として、主に道の辻や三叉路などに石碑や石像の形態で祀られています
道祖神の形態は様々ですが、子孫繁栄からか古来から「双体道祖神」が多く見られます
出会った道祖神には古色は全くありませんが、古き信仰を平成の代で見つけてなんか新鮮です
石像と云うより、コンクリート像の様に見えます・・・触っても見ませんでしたが、とにかく最近造られたものの様にみえます
双体道祖神 と 庚申塚
「双体道祖神は長野、山梨、静岡、神奈川、群馬の 5 県に限定されているといわれていますが何故なのでしょう!?
その信仰系体には興味が湧きます
「双体道祖神」とは男女カップル像として、縁結び、夫婦和合、子宝授けの神さまとして性神的要素を多分に含んで信仰されてきたと考えられています
頬杖してしゃがんでいる男像に寄り添うように両手をかけた女像の微笑ましさはどんな想いが秘められているのでしょうか!?
駄句一句 『 水温む 双体神の 笑み優し 』
やっと開け始めた朝、「双体道祖神」の近くで、ニホンスイセン(日本水仙)が、数輪白い花をつけ咲き出していました
花は控えめで可愛らしく、上品な香りが春を呼んでいるようでした
スイセン(水仙)は地中海沿岸地方の原産で、室町時代から安土桃山時代の間(平安時代末期などの説もあり)に日本に渡来してきた史前帰化植物ですが、中でも二ホンスイセンは、中国から南宋の頃に修行僧が持ち帰ったものとされ、鎌倉時代に中国名の「水仙」をそのまま「スイセン(水仙)」と音読みして、名が付いたとされています
古代中国では、水辺を好んで繁茂する清らかな植物を「水の仙人」と呼んだといわれ、この植物が繁殖することによって、「水の仙人」から「スイセン(水仙)」と呼ばれたそうです
中国の古典では、『 仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という 』とあるそうです
ギリシャ神話では、『 自分の姿に恋いこがれ、憔悴しきってしまい命を失ってしまったナルキッソス(Narcissus)の亡くなった跡にひっそりと咲いた花がスイセン(水仙)であった 』という伝説があり、スイセンの下に向いて花首をかしげて花を咲かせる様子が水面をのぞきこむようにも見える事から名がついたといわれています
石組みされたところに植えられたスイセン(水仙)花
二ホンスイセンの開花期は、12月~3月です
草丈は30~50cm、葉は20~40cmの細長い線形で平たく白い粉をふいたようになります
葉の間から花茎が伸びてきて、数個の花を横向きに咲かせます
花の直径は2.5~4cmほど・白く花びらのように見える部分は「花被片」といい、6個に分かれているように見えますが、もとの部分では合着していて筒状になっています
黄色で杯形のカップは「副花冠」といい、中には雄しべが6本、雌しべは1本あります
二ホンスイセン の 花アップです
スイセンの 花言葉は、 「 エゴイズム 」、「 うぬぼれ 」、「 自己愛(ニホンスイセン) 」 です
スイセン(水仙)を詠んだ芭蕉の句を見つけました
「 其のにほひ 桃より白し 水仙花 」 松尾 芭蕉
「 初雪や 水仙の葉の たはむまで 」 松尾 芭蕉
「 水仙や 白き障子の とも映り 」 松尾 芭蕉
群馬・前橋の「群馬フラワーパーク」にある熱帯温室の今
ようやく冬も一息・段々温かになってきました
でも、「群馬フラワーパーク」のある赤城山麓はまだ朝晩は霜も降りるし、赤城山には雪化粧がまだまだ消える気配はありません
先だって、「フラワーパーク」に訪れた折、熱帯温室はこの寒さをどうしているのだろうと思い覗いてきました
熱帯温室は、フィリピンゾーンとして各種の植物が植えられています
外の褐色色の世界から、室内は生き生きした緑の世界になっていました・・・まるで別天地です
室内天井を、「バナナの木」の葉が一杯に覆って、ジャングルの様相でした
バナナ(甘蕉)は、バショウ科バショウ属のうち果実を食用とする品種群の総称で、果実をバナナと呼びます
「バナナの木」と言われるように、高さ数mになりますが、実際には草本です・・・このため正確には果物ではなく野菜(果菜)に分類するのがいいようです・・・メロン、スイカの類と考えればいいのかもしれません
高く伸びた茎のような部分は、偽茎(仮茎)と呼ばれます・・・これは、葉鞘が幾重にも重なりあっているもので、いわばタマネギの球根を引き延ばしたようなものとみられます
茎は地下にあって短く横に這っています
茎のような先端からは、長楕円形の葉(葉身)が大きく伸びます
頭上にバナナの花が目に入り、バナナの実がぶら下がっているのが見えました
バナナの花(花序)は偽茎の先端から出て、下に向かってぶら下がります
花序は1本の果軸に複数の果房(果段)がつき、各果房には10本から20本程度の果指から成っています
大きな花弁に見えるのは苞葉で、果指の部分が本当のバナナの花です
果指一つ一つが一本のバナナに成長し果房がバナナの房となります
なお、開花は一本の偽茎につき一回のみで開花後は株元から吸芽を出して枯れてしまいます
何段にも重なった果房 (果指は20本はありそうです)
何本もある「バナナの木」と並んで、トックリヤシ が数本植えられていました
色んな徳利があるけど、とっくりヤシの形も色々あるんですね
この太い幹の中には何が入っているのかな
キレバテーブルヤシの花(?)が咲いているのを見つけました
キレバテーブルヤシは、ホンジュラス、グァテマラ産でヤシ科カマエドレア属の観葉植物です
株立ち性で、高さ3m程度になり、細長い葉っぱが鳥の羽のようにたくさん並ぶ羽状複葉で、雄と雌の株がある雌雄異株です
単幹性で芯から葉っぱを出しながら上に伸びていき、枝分かれはしません
キレバテーブルヤシの花(?)が咲いた!?
熱帯育ちですが、かなり寒さには強く、霜や強い北風に当たらない場所では戸外にて越冬が可能です
キレバテーブルヤシの花(?)アップ
葉腋から紅い枝のような花穂(?)が伸び、点々と丸い粒をつけています
それにしても不思議な形です
テーブルヤシの花はこの丸い粒が花のようです
テーブルヤシの花穂(➝色は緑です)は冬に伸び、半年かかって、花(➝色は黄色いつぼみです)が咲く状態になります
キレバテーブルヤシの橙色は、花穂枝だと思います・・・まるで橙色のリボンのように見えます
マンサクの花が咲き出し、赤花マンサク、ベニバナトキワマンサクも見れました
先日行った赤城山麓にある「群馬フラーワーパーク 」は春が間近になっていました
園内各所の雑木林の芽吹きや花の開きが春を知らせています
早春に「まず咲く花」と云うところから、つけられた名だと云われるマンサク(満作、万作)は、マンサク科マンサク属の落葉小高木です
マンサクの花咲く
葉は互生し、楕円形で波状の鋸葉があります
花は葉に先駆け2~3月に咲き出します
花にはガク、花弁と雄しべ及び仮雄しべが4個ずつあり、雌しべは2本の花柱を持っています
ガクは赤褐色または緑色で丸く、花弁は黄色く長さ1.5cmほどの細長いひも状になります・・・まるでねじれたリボンのように見えます
果実は果で、2個の大きい種子を持っています
枯れ葉の葉陰で咲き出したマンサクの花
マンサクの樹の離れたところで、アカバナマンサクの花が咲いているのを見つけました
アカバナマンサクは、北海道~本州の日本海側に分布するマルバマンサクの変種とされる落葉小高木です
マルバマンサクと似ていますが、アカバナマンサクの花弁は紅色でマルバマンサクの花弁は黄色です
アカバナマンサクの花の基部は暗褐色、花弁は4枚花の長さ1~1.5㎝のひも状の花が咲きます
尚マルバマンサクの花は10月から11月にかけて短枝の先端に背中合わせに2つ咲くので違いが分かるようです
アカバナマンサクの花・・・葉が落ちずまだ秋なのです
葉は互生し、円形ないし倒卵形で、縁には波状の鋸歯があります
葉の展開に先立って花を咲かせ、花弁は4枚、萼片も4枚、 雄しべは4本、雌しべは1本あります
寒さの中で葉がまだ散らないのですが、もしかしたらマルバマンサク!?・・・花弁は5枚あるように見えます
下 画像は、生花展で見つけたアカバナマンサクです
紅さが鮮明で、春が艶やかでした
「群馬フラワーパーク」園内のイベント温室内で、アザレアに混じって、ベニバナトキワマンサクが咲いていました
ベニバナトキワマンサクは中国原産で、マンサク科トキワマンサク属の耐寒性常緑小高木 で、「トキワマンサク(常盤万作)」の変種の紅花品種です
ベニバナトキワマンサクの木立姿は分枝が多く、葉は単葉の卵形で毛が密生した光沢性のある皮質です
葉は互生し、葉縁には鋸歯がありません
ベニバナトキワマンサクの花
ベニバナトキワマンサクの花は春(3~5月)、鮮紅色で光沢ある細紐状の花片を集合させて咲かせます・・・温室だから早く咲いていたのですね
花の感じがユニークで、3~5個の花が集合し、小花序を形成します
花形は長さ2~5cmの花弁が4枚つく4弁花で、雄しべも4本あります
花には微香があります
ベニバナトキワマンサクの花アップ
ベニバナトキワマンサクの 花言葉は、「 私から愛したい 」、「 霊感 」 です
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