日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“蓮”の花托 → 果托
先日、前日の雨が上がったので秋を探索したくなって、群馬・榛名山麓の渋川公園を散策しに行ってきました
園内を歩き回りながら、蓮池を覗いてみました 蓮池の“蓮”はすっかり花ビラを落とし、一面に(“蓮”の)花托が水面を覆っていました
“蓮”の花の寿命は4日間だそうです
開花1日目の花弁は「とっくり型」、2日目は「おわん型」に、3日目は「さら型」に開き、満開状態になっていきます
そして、花弁は次第に色あせし、一片・二片と散りはじめ、4日間が過ぎていきます
花びらが散って残った花柄の先の部分が「花托」で、「花床」ともいうようです
“蓮”の「花托」は、形状が蜂の巣に似ているので、「蜂巣」と呼ばれ、ここから「蓮(ハス)」と呼ばれだしたそうです
成長した「花托」は緑色になり、次第に茶褐色の「果托」に変化していきます
そして蜂の巣状の穴の中にある実は、緑色から熟して固い果皮の黒色に変色します
ハスの「果托」 は、「種子散布」に関係していると思います
茶褐色に成熟したハスの「果托」は、ちょうど首のところで、茎が折れ、生えている池に落ちます
種(=実)を抱いた穴を下に向けて落ちた「果托」は、そのまま、流れに任せて浮いて自然に種を落とし育ちます
“チョウセンアサガオ”が幻想的に咲きました
ここ数日めっきり暑さが遠のいた感じになってきました
日の出も随分遅くなっているようです
早朝ウォーキングで歩き出す時間はほぼ同じですが、変化に気がつかなかったのですが、先日雨上がりの曇った日の朝のあまりの暗さに、時間を間違えたのかなと思ったほどでした
ウォーキングコースの一つにある病院側を通ったら、病院の玄関前庭に “チョウセンアサガオ” が沢山花開いていました
夜が明けてきて、まだ幾分暗さの残る中で、“チョウセンアサガオ”の真っ白い花が咲いている様子はちょっと幻想的なイメージです
“チョウセンアサガオ”は、ナス科の植物で、原産地で幾つか種類があるようです
日本には江戸時代(1680年頃)薬用植物としてもたらされ、一般的には画像の“チョウセンアサガオ”が“マンダラゲ(曼陀羅華)”、“キチガイナスビ”の異名で、広く分布しているようです
“チョウセンアサガオ”は一年草です
草丈は1mほどで、茎は枝分かれし、葉は大型の卵型(長さ10~20cm、幅7~15cm)、夏から秋にかけて花冠の長さ10~15cmほどの白い漏斗状に花を咲かせます
顎(がく)は筒状で、長さ5cm程あり、先が5裂しています
花冠中央には5 本の雄しべと 1 本の雌しべがあります
朝早くまだ暗いのに、もう飛び回って吸蜜している虫がいました
どうやら“ハナバチ”のようです
夏の終わりを惜しんでか懸命に蜜集めなんでしょうか!?
“チョウセンアサガオ”は「スコポラミン」や「アトロピン」などのアルカロイドを含み、鎮痛、鎮痙(ちんけい)、咳止め薬の製造原料として栽培されていると聞きますが、毒性が強いので使用は注意が必要とされています
江戸時代・紀州(和歌山県)の外科医として知られる「華岡青洲」なる人物が、世界で始めて全身麻酔薬を創製して、乳がん手術に成功したそうですが、使用した薬は“チョウセンアサガオ(=マンダラゲ)”の葉を乾燥したものだったそうです
彼はこの効果を知るのに、鳥や動物で薬効を確認、更に実母と妻に協力してもらい人体実験を数回にわたって行った末、実母の死・妻の失明という大きな犠牲を払って麻酔薬を完成させたそうです
命がけの人体実験は鬼気迫る思いですが、犠牲の中から生まれた生命の大切さは凄く重みが感じさせられます
忘れていました・吸蜜した“ハナバチ”君には毒性は大丈夫なのでしょうか!?
“友禅菊”の色は秋の色みたいです
随分秋めいてきた感じがします
先日出かけた花屋さんで、見頃になった紫色の“菊”の鉢花が売られていました
もう“菊”が咲き始めたのかと眺めながら、この花色を見ると『秋が来たなぁ~』と、しみじみ思ちゃいました
今年は暑かったせいか、秋がやっと来たなと納得気分になりました
ところで、この“菊”は“友禅菊”といって、9~10月に咲くキク科シオン属の多年草です
北アメリカの東部が原産のアスターの仲間で、わが国へは明治時代の中頃に渡来し、今では北海道から四国にかけて広く分布しているそうです
花は枝先に散房花序をだし、淡青紫色の頭花を咲かせ、一見日本に自生している“野菊”のように見えます 性状も道ばたや荒れ地などに生え、高さは30~70cmになります
葉は長卵形で互生し、ほとんど全縁で、葉の基部はなかば茎を抱くようになっています
品種は多く、花色は紫青、紫紅、紅、ピンク、白など多彩で、それぞれ友禅染のように鮮やかな事から、“友禅菊”の名がついたようです
園芸品種も数多く作り出され、小菊のような花も多く見られるようになっているようです
花色で、咲く時期が少し違うようです 8月下旬は紅、ピンク、白色が多く咲き、9月過ぎになると、紫青色の花が咲き出すようです
この花色は、私に、とっても秋を感じさせてくれます
“友禅菊”の花言葉は、「 恋の思い出 」、「 老いても元気で 」、「 深い愛 」 です
“パンパスグラス”の穂が優しげに咲きだしていました
早朝ウォーキングを始めて4ヶ月半ほど経ちました
毎日同じような時間に歩き出すので、同じコースを歩くのは何故かつまらないと、歩くコースをかえ季節感を味合うようにしています
数日前、今までと違ったところを歩いてみたら、コース路側のお宅の庭に “パンパスグラス” を植えてあるところがあり、あまりの見事さにパチリ!!してきました
“パンパスグラス”は、イネ科 コルタデリア属の多年草の植物で、南米大陸の草原(=パンパス)が原産地です
日本には明治の頃入ってきたようで、和名は“シロガネヨシ”と呼ばれます
下 の画像 奥の樹は、“桜”です・・・桜下にパンパスが咲いている図はどうでしょう!!
“パンパスグラス”は、高さ2~3m程度と大きく、細長い葉が根元から密生して伸びます
花穂は8月末頃から10月にかけて、垂直に立ち上がった茎に長さ50~70cmの羽毛のような形になります
花は柔らかい毛のようなのもが集まって花穂を作っており、色はややピンクがかった白銀色で風にそよぐ様はとてもやさしく優雅に見えます
“パンパスグラス”の花言葉は、「 光輝 」、 「 雄大な愛 」 です
“パンパスグラス”は、11月25日 が誕生花です
“パッションフルーツ”の果実が生っていました
産直の花木苗コーナーを覗くと、花は勿論ですが、珍しい果実を見つける事があります
先日R254沿いの埼玉・神川JAの果樹苗を覗いたら、鉢植えされた“パッションフルーツ”に実が生っているのを見つけました
“パッションフルーツ”は和名で“クダモノトケイソウ(果物時計草)”といい、アメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科の果物だそうです
“パッションフラワー”は和名で“トケイソウ(時計草)” と呼ばれ、原種だけでも500種以上もあるそうです
どれも果実をつけますが、大概の果実は毒性が強く食用となるのは僅か数品種だそうです
“パッションフラワー”の果実はどれも“パッションフルーツ”と呼べるのかもしれませんが、実際は食用となるものを“パッションフルーツ”と呼んでいるというのですが、本当でしょうか!? だとすれば、これって品種名というより商品名と云ったほうがいいのかも・・・
見かけてパチリ!!した果実は、名札に“パッションフルーツ”と書かれていましたから、食べられると思っていますが、ちょっと不安な感じがありますね
“パッションフルーツ”の果実の形は球状又は卵形で、熟すと堅い表皮は滑らかになり、黄色か濃紫色、赤色などになります
内部には黄色いゼリー状の果肉と果汁を持ち、小さくて堅い種が多くあります この果汁及び果肉は、強い香気をもつものが多いそうです
パチリ!!してきた実が熟した時、どうなっているのか又見に行ってみようかな
「国定忠治」はなんで有名なのか
先だって志賀高原に行った折、なんと「国定忠治」に出会ってきました
「国定忠治」というのは、幕末に生きた侠客で、上州(=上野国(こうずけのくに);今の群馬県)では今も人気一番と思われますが、何でそんなに有名なんでしょう
「国定忠治」が生きたのは1810~1850年の間らしいのですが、この頃の幕府は体制の弱体化による汚職や政治の乱れが多くなり、幕府直轄領・関八州は上州の大前田栄五郎、駿河の清水次郎長、江戸の新門辰五郎・江戸屋虎五郎、甲斐の黒駒勝蔵等の日本を代表する任侠の祖がしのぎを削っていた
忠治の名が知られるようになったのは、天保4年から同7年(1833~1836年)にかけて天保の大飢饉と呼ばれる凶作が続き、農民は窮地のどん底にさらされた時の救済活動によるようです
この折、賭場での儲けとはいえ、稼ぎを投げ打って灌漑用の溜池を普請したり、貧しい百姓達に金銭を施すなどして、各地で飢饉の為死者が続出する中、忠治の縄張り内での餓死者は一人も無かった事から、地元の義賊的英雄となったそうです
縄張り争いでの人斬り、禁止の賭場の開設、関所破りをしたりで役人に追われていたが、地元の人達に助けられ各地に史跡が残っています
志賀高原前山スキー場のリフト横で、国定忠治の隠れ家跡なるものがありました
巨岩の洞窟の中にでも隠れていたのでしょうか!? この地は熊の湯温泉がありますので、温泉に入り隠れ療養もかねていたのかもしれません
忠治隠れ岩の伝説紹介として、史跡碑の横に建てられた看板をアップしました
1850年、「国定忠治」は自ら破った上野国吾妻郡大戸村大戸関所で磔の刑に処せられました(享年41才)・・・つかまった時は脳溢血で脚が不自由になっていたそうです
「国定忠治」の人気は今も衰えず、忠治の墓にはその博才にあやかろうとお参りに来る人も多いそうです
「赤城の子守歌」や東海林太郎の名月赤城山、新国劇「国定忠治」等で忠治の生涯は脚色されたりしているとは言え、その庶民せい人気は群馬有名人のトップかもしれません
群馬の上毛カルタで、『雷と空っ風 義理人情』というのがありますが、これが「国定忠治」人気の秘密の様に思えます
尚、直接義侠「国定忠治」が、上毛カルタで詠われなかったのは、、GHQにより、思想や犯罪が問題とされ、不採用となった為だそうです
“ギボウシ(擬宝珠)”って、夏の花
今日から9月です
季節はいよいよ酷暑も収まり、暦の上でもまもなく秋に入るでしょう
先日、“ギボウシ”の花が咲いているのを見つけました
そして撮ってあった“ギボウシ”を早く紹介しないとと、時期はずれになってしまうとあせちゃています
“ギボウシ(擬宝珠)”とは、クサスギカズラ科(旧分類ではユリ科)の多年草で、ギボウシ属の総称として呼ばれます
山間の湿地などに自生し、花が美しく日陰でもよく育ちます
この画像 は、群馬・赤城自然園で撮ったものです 花の開花時期は、 通常6月中旬~7月末ですが、山野草として湿原では8月一杯に咲いているのが見る事が出来ます
花の形は総状花序に薄い青色(白の品種もある)の細長い花をつけ、マルハナバチや大型のチョウなどの訪花によって受粉が行われます
葉は幅広く根元から出て大型です
下の画像は、8月初めお土産店の山野草鉢花店の店頭で、斑入りの“ギボウシ”が売られていたものです
花はなんとも珍しいうすーいオレンジ色いや肌色で、とても優しい感触です
こんな花色の“ギボウシ”もあるのですね
店の主人によると、採ったところは教えられないが、福島地方で山取りしたものだそうです
私が育てても枯らすのが落ちですから、画像で鑑賞するのが(私には)一番です
“ギボウシ”の花言葉は、「 落ち着き 」、「 沈静 」、「 静かな人 」 です
撮った花を眺めながら、結構「花言葉」を味わっています
“カラスウリ”の花が咲き、早くも果実が見えました
早朝歩きが大分板についてきました
しないと何か忘れていませんかの気持ちです
でもまだまだ眠気に負けて今日は止めたいなという悪魔のささやきがしてきます
そんな意識に打ち勝ってどうにかほぼ4ヶ月が経とうとしています
歩いている周囲の景色も色々変化してきています
先日歩くコースの中で、大きな生垣のあるお宅があり、そこに絡みついているカラスウリが花開いているのを見つけました
99%の花は咲き終わって皆萎んだ状態になっており、開いていた直前痕跡の花はこれ一個でした
“カラスウリ”の花期は夏で、7月~9月にかけて日没後から開花を始めます
雄花の花芽は一ヶ所から複数つき、数日間連続して開花し、雌花の花芽は、おおむね単独でつきます
花弁は白色で主に5弁(4弁、6弁もある)で、やや後部に反り返り、縁部が無数の網目状に白く細いひも状になってひろがり伸びます
花の直径7~10cm程度・網あるいはレース状に広がリ咲きます 花は翌朝、日の出前には萎んでしまいます
笹薮がある日当たりのいいところで、まだ他の部分では萎んだ花が一杯ある中で、たった一個“カラスウリ”の果実が生っていました
ずいぶん早や生りなので、パチリ!!したのですが、いろいろなんですね!?
“蝉”の抜け殻を見つけて・・・
昨日はお休みしちゃいました 囲碁仲間と毎年恒例の研修旅行です
旅行中にやってみたい事があり、準備して行ったのですが、碁を打ったり、ビールを飲んで騒いでいたらすっかり忘れてしまいました
やってみたかったのは画像を用意しておいて、携帯からブログ投稿をしてみたいと思っていましたが、次の機会に又挑戦してみましょう
準備してあったのは、蝉の「抜け殻」の画像です 折角用意したので、今日は「抜け殻」の紹介です
先だっても、お休みした時、「蝉」の話題でしたが、今回も何でか同じ話になりそうです
「セミ(蟬・蝉)」は、カメムシ目・セミ上科に分類される昆虫の総称で、「鳴く昆虫」の一つとして知られています
日本の文化では、暑くなって「蝉時雨」が聞かれなければ、夏になった気がしないし、声が聴こえなくなったら、『あぁ~・今年も夏は終わりかぁ~』と秋の気配を感じます
上の画像は7月の末頃、群馬・高崎にある群馬県立公園・群馬の森で、“トチノキ”に一杯ぶら下がっていた「蝉の抜け殻」です
ところで“蝉”はアジア圏の生き物なんでしょうか !? ヨーロッパでは、“蝉”は鳴かないらしいのですが、本当でしょうか !?
とにかく、中国では地中から出てきて飛び立つ“蝉”は、生き返り、復活の象徴とされ、新石器時代にその姿を彫った装飾品が多数見つかっているそうです
日本では、種類毎に独特の鳴き声を発し、地上に出ると短期間で死んでいく“蝉”は、古来より感動と無常観を呼び起こさせるいわゆる「もののあはれ」の代表として扱ってきました
“蝉”の抜け殻は「空蝉(うつせみ)」(=蝉の抜け殻の古語)と呼んで、「現身(うつしみ)」と連して考え、無常観の象徴ともいえます
尚余談ですが、“蝉”の抜け殻を「蛻(もぬけ)」と呼ぶこともあるようですが、この言葉は甲殻類やヘビなど脱皮をする動物全般の」抜け殻」を指して“蝉”には限らないようです とにかく『蛻の殻』という慣用句として用いることが殆どである
下の画像は、群馬・高崎の植物園で撮った8月初旬の“アブラゼミ”(?)の「抜け殻」です つかまっている葉は、“ヤブミョウガ”の葉です
下の画像は、8月中旬近くの造園屋さんのガーデン見本園に植えられた“ハンゴンソウ”の葉にしがみついていた抜け殻です
結構良く見るのですが、何で同じ葉に重なるように脱皮するのでしょう 余ほどいい場所なのでしょうか それにしても、眼の球から爪の先まで綺麗に脱ぎ変わり、しかも出てきた姿はまったく別に変身しているなんて感動物ですね
先にヨーロッパでは蝉はいない(?)と書きましたが、地中海沿岸では声が聞かれるそうです
しかし知らない人が多いのも事実らしく、日本映画では夏を表現する音に蝉時雨を入れる事が多いのですが、輸出映画にはわざわざ蝉の声をけしているのだそうです
「もののあわれ」を解することは、ヨーロッパの人にはなかなか分ってもらえないのかもしれません
“ミソハギ”の花が盛りです
今マイ畑の片隅にも、ご近所の庭の縁にも、“ミソハギ”の花が見られます
でも“ミソハギ”は「みそぎはぎ」を略したものといわれ、お盆の花で、別名“ボンバナ(盆花)”とも呼ばれているほどです
お盆はとうに過ぎ、残暑がきつい毎日です
そんな“ミソハギ”の開花時期は、7月~8月末頃ですから、花の盛りはやや過ぎてきたといえます
池の淵や溝などの湿地を好んで繁茂するので、「ミゾハギ(溝萩)」が転じたと言われる位の“ミソハギ”ですから、水辺で咲いていた“ミソハギ”の花姿はなかなか綺麗です
この画像 は、過日群馬・赤城自然園で撮ったものです
石楠花が沢山植えられたセゾンガーデンの水辺に植えられていたものですが、暑い夏に咲く“ミソハギ”の赤紫色は水辺に似合っています
こんな句を見つけました
“ みそ萩や 水につければ 風の吹く ” ( 小林一茶 )
ところで、“ミソハギ”は秋の季語だそうです という事は上の一茶の句の「風」とは涼やかになって来た「秋風」ということですから、丁度今頃詠まれたものかも知れません
“ミソハギ”の 花言葉は、「 悲哀 」、「 慈悲 」、「 愛の悲しみ 」、「 純真な愛情 」 です
早朝の土手で咲いてました・キツネのカミソリ
早朝ウォーキングをはじめてまもなく3.5ヶ月になろうとしています
最近は習慣になってきた感じがし、我ながらよく続いてるなと少し自分を誉めています
なんせ現役時代ならともかく、お金は無いけどあまり物事に決まりを作らず自由に勝手気ままを目標にしてましたから、信じられません まあこれも自然の行為に任せましょう 半年、1年と続いたら、私の「悠悠(友でなく)ライフ」本来のページに1項目入れましょう
暑さがまだまだきついのですが、朝の日の出の様子が大分変わってきています ウォーキングのコースの一つで川沿い堤防コースがあります
歩く先から、日の出が始まってきました ・・・眩しいので、ちょっと木の間から撮りました 向って右手の並木は桜の樹です まだ若木ですが、4月の頃はなかなかきれいです
土手の片隅で、“キツネのカミソリ”が咲いていました
“キツネのカミソリ”は通常明るい林床や林縁などに自生しており、明るい土手にしかも一株だけなんてとても珍しい感じです
この所数年がかりでこの河の両岸にヒガンバナがうえられていましたが、その中の一株混じって植えられたのでしょうか・・・ヒガンバナが咲く頃にはこの事は解明されるでしょう
“キツネのカミソリ”は盆(8月なかば)前後になると、花茎を 30~50cm ほど伸ばし、先端で枝分かれした先にいくつかの雌雄同花の花を咲かせます
花の色がちょっとオレンジでキツネ色・細くて長い葉がカミソリに似ていることから、“キツネのカミソリ”の名がついたそうです
緑の草叢から茎を直立させ、茎頂に散形花序をだし、漏斗形の橙色の6弁花を咲かす様子はなかなかきれいです
“キツネのカミソリ”の花言葉は、「 妖艶 」 です
清々しい“サギソウ(鷺草)”の花に魅入ってきました
先日、車 を走らせていて、山野草店を見かけ覗いてきました
竹屏風で仕切った花棚に、“サギソウ”の鉢が並んで売られていました
いいとこ撮りの画像ですが、侘び寂び好みの私には、まあまあいい形に撮れました
“サギソウ(鷺草)”は、ラン科サギソウ属に分類される湿地性の多年草で、準絶滅危惧種に指定されています
花期は7月~9月に白い花を咲かせます・・・暑い時期に茎先近くに真っ白い花が1~数輪つけて咲く様子は清涼感一杯です
花形が唇弁の幅広く、その周辺が細かい糸状に裂ける様子が、「シラサギ」 が翼を広げた様に似ていることから“サギソウ”の名前で呼ばれています
“サギソウ”の花は3~4cmにもなる長い距があり、この末端に蜜が溜まり、夜には甘い香りがするそうです
花持ちは然程良くなく、4~5日で萎んでしまうようですが、花茎を長く伸ばし存在感を高めて虫媒効果を出しているのかもしれません
“サギソウ”の花言葉は、「 繊細 」、「 清純 」、「 芯の強さ 」、「 夢でもあなたを想う 」 です
“サギソウ”は、7月25日、8月13日、8月21日 の誕生花です
「高浜虚子」の句を見つけました
“ 風が吹き 鷺草(さぎそう)の皆 飛ぶが如 ”
“クロホウシ” →漢字で書くと“黒法師”と呼ぶ多肉植物です
先日産直の花棚で、鉢植えされた黒色の多肉植物を見つけました
葉が茎の基部からついてロゼット状になっているのですが、見方によって黒い花が咲いているように見えます・・・ちょっとバラの花に似ているかなとも思っています
この多肉植物は、ベンケイソウ科のアエオニウム属の1種で、名の由来は分りませんが、“クロホウシ(黒法師)”と呼ばれ、ユニークな名前だなとすぐ覚えました
“クロホウシ”は温暖な地域(亜熱帯・カナリア諸島)に自生し、葉の色が黒に近い濃い紫色になり枝の先端に放射状につきます
“クロホウシ”の葉は、春~夏にかけ、日差しに強くあてるほど色が黒ずんでいく、面白い性質があります
最近では、生産者が減ったことと、人気が高まったことから流通がかなり減ってきているそうです 日光不足、過湿等で徒長すると、下葉が落ちますが下葉を落としながら成長するのだそうです
但しこの葉は固く丈夫なのですが、成長する中央の部分から全体に緑色にも変わっていくようです
“クロホウシ”の花は見た事ないのですが、どんな花が咲くのでしょう
“クロホウシ”の花言葉は、「 永遠 」、「 従順 」、「 慈愛 」 です
“サルスベリ”の花
群馬・高崎の「少林山」に久しぶりに寄ってきました
山の上は高崎自然遊歩道の一部になっていますが、その一画の遊歩道沿いに、“サルスベリ”が公園樹として植えられていました
ちょっと余談紹介ですが、「高崎自然遊歩道」というのは、観音山丘陵を自然に触れあいながら歴史も満喫できるようにと、山名から少林山まで全長22kmを散策用に整備コース化したものです
訪れたこの日の少林山・達磨寺の裏手の散策路は、強く陽射しが照りつけて、濃いピンク色の“サルスベリ”花が燃えるように咲いていました
“サルスベリ”(百日紅)は、中国原産のミソハギ科の落葉中高木です
“サルスベリ”の葉は対生または輪生しており、上部は互生し楕円形です 樹高は3~7m・幹肌にはところどころに瘤があり、樹皮は薄ペラッの為乾燥すると剥げ落ち、幹は滑らかになって生長します
花は頂生または腋生し、白、紅、紫色の円錐花序をつけます 花弁は6枚で波状縁になって、基部は糸状です
街路樹状に植えられた“サルスベリ”の一本は、真っ白い花を咲かせていました
近づいてアップしてみました
蕊(しべ)が長く伸びて何かユーモラスです
“サルスベリ”は”百日紅(ひゃくじつこう)”とも云うが、この名の由来は、中国の伝説では、「恋人と百日後に逢うことを約束した乙女が、約束の百日目の直前に他界、その死んだ日の後に乙女の墓から咲いたという花」だといわれている
日本では元禄時代の園芸書「花譜」に、「紅花が100日間咲く」と説明があった事からとあるそうです
“サルスベリ”の名は樹皮のはがれた部分がつるつるになり、「猿も滑って落ちる→猿滑り」というのが、名前の由来らしい
“サルスベリ(百日紅)”の花言葉は、「 愛嬌 」 、「 雄弁 」、「 不用意 」 です
「不用意」なんていう花言葉は、“サルスベリ”の呼び名からか
早朝ウォーキングでみる風景 ・ “ヒマワリ” ・ “モミジアオイ”
早朝ウォーキングを始めて、3ヶ月余が過ぎました
当初の目的ではまずは3日坊主にならぬように、10日、1ヶ月、そして3ヶ月・・・何とか続いています 次の目標は、半年、そして1年続いたら少しは自分を誉めてやれるかな
ウォーキングをしていて気づいた事は季節の変化・時の流れです
ウォーキングを始めた頃、春の野草が咲いていた 鉄路の周りは一面の麦畑・そして麦秋となり、梅雨の季節が終わる頃、突如ある日を境に、水田に早変わり です
そして夏になった今、すっかり青々した水田に変わってきました
水田の向うに見える奥の山系は、「榛名山系」です (向って一番右は「水澤山」です) 手前高架は、関越道です (小さく分りにくいですが、行き交う車が動いています)
早朝・5時は静かで、青い稲が緑の湖面に見えます 私のウォーキングコースの1つには、関越道と上越新幹線の高架に囲まれたコースがあり、季節の変化が単なる自然だけでなく生活の動きもあって何故か気に入っています
上越新幹線の高架横を流れる川べりに植えられた“ヒマワリ”の花 鉄塔に負けまいと、上を向いて咲いています・・・草丈は3m以上もあろうかと思える程、そそり立っています
“ヒマワリ”の花言葉は、「 あこがれ 」、「 熱愛 」、「 愛慕 」、「 光輝 」、「 敬慕 」 です
水田用に農業用水が各所に張り巡らされています 散策用路も造られ、用水路縁のネット越しには、“モミジアオイ”の真っ赤な花が咲いていました
“モミジアオイ(紅葉葵)”は、アオイ科フヨウ属の宿根草で、北米が原産です
夏~秋に、鮮紅色の大きな一重の花をつけ、1.5~2mほどの草高になります
花弁は平らに開き切り、合着した雄シベと雌しべの様子は“ハイビスカス”の花と似ています
“モミジアオイ”の名前は、アオイ科の花で、葉っぱが紅葉のように、掌状に三裂、あるいは五裂するのでつけられたそうです
“モミジアオイ”の花言葉は、「 温和 」、「 穏やかさ 」 です
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