日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“美男カズラ(=サネカズラ)”の果実は美味しい!?
昨日に続いて・・・
スーパーの花棚の一隅に、“美男カズラ” の紅くなった実を生らした鉢を見つけました
“美男カズラ(本名はサネカズラかも)”の果実の美しさは格別と言えそうです
“美男カズラ”はマツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本で雌雄異株です
雌株についた果実は、ちょっと変わった姿をしています 果実の中心の球体は花床で、回りにびっしりと液果を付けている構造をしています
実の色は鮮やかな赤色で、艶々しおいしそうです その形はまるで高級スイーツを思わせるような凝った作りをしているといえます
“美男カズラ”の実は美味しそうに見えるのですが、本当に美味しいのでしょうか!?
食べておいしいと言う話は聞いた事がありません
万葉の時代から歌で詠われるくらい良く知られているのですから、実の綺麗さから絶対に食べてみた人がいるはずなのに、美味しいと聴かないのは、まあ実体はあまり美味しくないのかも
幾つも食べたことのあるネットはないかと繰ってみたら、やっと一つ見つけました
それによると、液果の食感は白い種子が1~3個入っていて、わずかに酸味があり、ジューシーだが、甘みは全然ないそうです 花床の食感はシャキシャキしているが、やはり甘みはなく、無理してサラダ風にすれば食べられるかもしれないそうです
それよりも、生食せず、古来から果実を天日乾燥して、生薬名・「五味子」として利用されているそうです 「五味子」の成分は各種リグナン、ビタミンC、 Eが含まれており、滋養・強壮、鎮咳剤としてしられているようです
“美男カズラ”という呼び名より、“サネカズラ”の名が古くからは良く知られているようです
“サネカズラ”の名は、春に直立していたつるが絡みあうようになる事からつけられたとされています
そんな所から、
「名にし負はば 逢坂山のさねかずら 人に知られで くるよしもがな」 (後撰集: 藤原定方)
の良く知られる歌があります
この歌の意味は、「逢坂山の「さねかずら」の名が逢って寝るという名ならば、その「さねかずら」をたぐれば寄ってくるように、人に知られないように貴女のもとへ通う方法があればいいなぁ」 だそうです
なんともエロチックな歌ですが、古代の人たちはこういう歌を送り合って思いを伝えていたのですね
“サネカズラ”の花はまだ見た事がないのですが、
その花言葉は、「 再会 」、 「 また逢いましょう 」、 「 好機をつかむ 」 です
“野菊”が咲きにおう
昨日に続いて・・・群馬・高崎の少林山・達磨寺境内で見かけた“野菊”です “野菊(のぎく)”とは、読んで字の如しで野生の“菊”の総称(?)です
地域によって様々な種類があり、それぞれよく似た多くの種がありますから、細かくは種類分けされるようですが、私には区分けが難しく且つ最近は歳のせいで面倒くさくなって・・・
こういうと、“野菊”は“菊”だと言う事になるけど、一般に栽培されている“菊”は、和名をキク(キク科キク属 )で、野生のものは存在しません 即ち“菊”には野性種がなく、中国で作出されたものが伝来、改良されてきたと言えそうです
境内の散策路の所々に“野菊”が沢山植えられていました
道端に最もよく見かける“野菊”と言ってよい“野菊”とは一般的には、“ヨメナ”を指すことが多いようです
“ヨメナ”の仲間は地下茎があり、群落になりやすく、葉はやや細めの形のものが多く花は“紫苑”に似て薄紫の花をつけるので、シオン属に入れる考えもあるそうです
これは“ヨメナ”かな!?
“野菊”の歌(石森延男作詞・下総皖一作曲)がありますが、ご存知でしょう いい歌です
歌詞を書きますので、唄ってみませんか
♯ 遠い山から吹いて来る
こ寒い風にゆれながら
けだかく きよくにおう花
きれいな野菊 うすむらさきよ ♪
♯ 秋の日ざしをあびてとぶ
とんぼをかろく 休ませて
しずかに咲いた野べの花
やさしい野菊 うすむらさきよ ♪
♯ しもがおりても まけないで
野原や山にむれて咲き
秋のなごりを おしむ花
あかるい野菊 うすむらさきよ ♪
“野菊”のイメージは、何故か「純愛」、「素直で哀しい思い出」につながると言われています
これは伊藤左千夫の名作・「野菊の墓」のイメージにつながっているのでしょう
“野菊”の花言葉は、「無常の美」、「いじらしい恋」、そして何故か「故障」、「さまたげ」 です
『野菊の墓』の原作者伊藤左千夫が詠った”野菊”の歌を見つけました
“ 秋草の いづれはあれど 露霜に 痩せし野菊の 花をあはれむ ”
“シノブ”が紅葉していました
色んな紅葉がありますが、“シノブ”が紅葉しているのを見つけました
四万温泉街を歩いていて、温泉街の石垣に“シノブ”が植えられており、黄色く紅葉いや黄葉していました
“シノブ”は、シダ植物門シノブ科に属する「シダ」で、樹木の樹皮上や岩上に生育する着生植物です
“シノブ”の葉は、羽状・複葉っぽく裂け、全体としては卵形になっています 小葉は先がやや細い楕円形で、やや厚みがある革状の葉質をしています 小葉の裏面には、小葉全体より一回り小さいだけの胞子のう群があり、胞子のう群は包膜に包まれ、全体としてはコップ型で、先端の方に口が開いています
葉は通常冬に落ちる落葉性で、春になると葉を展開させます
“シノブ”は昔から愛好家が“ミズゴケ”などを芯にして“シノブ”の茎を巻き付け、シュロ縄などで整形して「釣忍(つりしのぶ)」などに仕立てたり、鉢に盛り上げて植栽して鑑賞用に栽培されてきました
“シノブ”の優しい緑色は大変情緒があります 最近は昔ほど見かけなくなりましたが、夏の夕涼みには、“シノブ”の釣り鉢に水をかけて涼ををとる風景は格別な味わいを感じます
“シノブ”の黄葉する姿ははじめて見ました
高原等でみるワラビなどの茶色の黄葉とは違って、石組みされた岩の間に生えた“シノブ”は夏の涼味を感じさせるだけでなく、黄葉して秋の優しい情緒を感じさせてくれました
“シノブ”は落葉近い時、黄葉するのですが、草紅葉とは又違ってなかなか綺麗です
“綿”の木(?)は紅葉するんですね!?
寒くなってきて、あっちこっちで紅葉が見れるようになりました
マイジャングル庭でも、少~し色付き始め、虫食いの多い柿の葉は散り始めました “ハナミズキ”の実も紅くなり、“ヒヨドリ”が早速飛んできています
でもさすがに足元の雑草は、草紅葉化はしていません 庭先で、草紅葉が見れたと言ったら、笑われそうですね
ところで、ウォーキングしていて気がついたのですが、とあるお宅の塀際に“綿”の木が植えられて、その木が“綿”の実を生らせ、葉が紅葉し始めていました “綿”の紅葉なんてはじめて見ましたが、なかなか味がありますよね!!
「綿(わた)」とは、アオイ科の植物の名称で、“ハイビスカス”や野菜の“オクラ”などが仲間です
“綿”の種からとった繊維を「綿花」といい、これも“綿”と呼ぶ場合もありますから、表現が難しいですね
「綿花」とは厳密に言うと花ではなく、綿(めん)の種を包んでいる繊維をいうのだそうです
でも花はちゃんと咲くのです
先月末、群馬・高崎の公園植物園で見つけた“ドワーフコットン”のこれぞ花です
綿の花は開花した後、果(さくか)がなります 果は成熟すると、はじけて綿毛すなわち「綿花」が現れます
果の内部は隔壁によって数室に分かれ、各室に綿毛につつまれた数個の「種子(=実綿ともいうそうです)」があります この綿毛は外皮細胞が変形したもので、綿の種類によって長さが色々あるのだそうです
生の綿毛は管の中に水を入れたようなもので、熱するにつれて内部の水分が涸れて中空になり、さらに繰綿すれば、管内の水分はまったく乾燥して綿毛が自然によじれた繊維になり、“綿”として利用されます
書いていて今日の話は訳が分らなくなりました
「ガラクタ市」 ≒ 「蚤の市」 ≒ 「フリーマーケット」
先週の日曜日埼玉・神川の産直に行ってみようと、車を走らせました
産直はR254沿いの道の駅の中にあります 県境を流れる神流川を渡って、間もなくにある産直に、近づくに従って、 車がやけに混んでいます
ついてみると、普段閑散としている1ha以上あろうと思える空き地が人と物で一杯です 勿論駐車場も満杯でしたが、運よく出て行く車があり、その後に滑り込みましたが、凄い人波です 秋空の下で開かれた、「ガラクタ市」・通称「蚤の市」です
私も「ガラクタ市」に飛び込んできました
あるわあるわ・・・何処で集めてきたかと思うくらい様々なものがあります 悪く言えばこれが使えるのかいと思えるものから、骨董、絵画、古着から新品の生活用品、インテリア用品、玩具からついには工事用諸部品、機械類までありました
まったく「ガラクタ市」とは、よく言ったものです
ところで、最近はこれ等の市を横文字風に「フリーマーケット」と呼ぶようです しかし「フリーマーケット」は1990年代以降若者・ファミリー向けに大型イベント風に催されるものを云うようで、眼の前の市はちょっと違ったイメージです
これはやはり昔から呼ぶ「蚤の市」でしょう
「蚤の市」とは、ヨーロッパの大都市で教会や市庁舎前の広場などで開かれる古物市をそう呼んだのだそうです 尚北米では大規模な倉庫や体育館などの屋内で開催されるものが多く、出店者は一般家庭や仲間で集まったグループから、古物商や雑貨商の様な事業者までと幅広くイメージが変わります
日本では「蚤の市」は、神社などの境内で縁日に併せて行われることが多かったようですから露天商から発展したものかもしれません・・・いや逆かな
ところでなんで「蚤の市」と言うかというと、「蚤の市」の「flea market」は、フランス語「marché aux puces」の訳で、もともと“ノミ”のわいたような古着が主な商品として扱われていたことに由来しているのだそうですが、定かではありません
この日開かれていた「蚤の市」は、実に国際色がありました・・・とは言え皆アジア系ですが
変な日本語でアクセサリーを売る中国人、骨董や終いには何処の製品か分らない奇妙な生活用品を片言で使い方を説明するインド人、あきらかにマレーシア人と思える女性が並んだ婦人用品を売り込んだりとなかなか面白かったです
缶ビールを左手に、右手にマイクを握って売り込みをしているインド人
彼の周りは、これぞガラクタ市・なんでもあり!?でしょう 小さなお釈迦様の仏像までありました
最近見なくなったバナナの叩き売りみたいな掛け合い露天口上がとても愉快でした それにしても今の日本人にはこんなたくましさはなくなりましたね
田園で見る草紅葉
今年は大分暑さがいつまでも残っていましたから、ここ数日の気温の下がり方に驚いています
10月も下旬ですから驚く事なんてないのですが、・・・一気に寒くなってきた感じですから
浅間の山に初冠雪があったとニ三日前に報じられ、今朝は札幌で初氷が張ったと情報がありました
朝のウォーキングを始めて、間もなく半年になろうとしています
ウォーキングは毎朝白み始めた頃しています
ウォーキングを始めた初夏の頃は明るかった風景も、秋風の吹きぬける頃になって明けるのが遅くなってきました
歩き始めはまだ暗く、次第に明るくなっていく様子を見るのはとても新鮮に思えます
一週間ちょっと前に見た朝焼けに映える榛名山系です / 手前高架は上信越道です
携帯で撮った画像なので、画像が荒れちゃいましたが、結構気に入りました
ウォーキングコースは田んぼと畑の農道、川辺の道が主体です
所々に休耕田があり、雑草が生い茂っているのですが、生えている草が群落を作っているのがなんとも奇妙です
ここ数日の寒さで、草紅葉の様に色が染まってきました
“オオイヌタデ”の群落です
こちらの群落は、“アカザ”です
“アカザ”は、アカザ科アカザ属の一年草で畑や空地などに多い雑草です
生長が早く、高さ1m程度に達し、特に窒素分の多い土地にはよく育つので、休耕田には育ちやすい雑草なのかもしれません
風媒花であるため花粉が飛散しやすく、花粉アレルギーの原因になるそうですから、私には苦手の雑草と言えます
“アカザ”の紅葉が、なんかとても綺麗に見えました
あたりがまだ明るくなったばかりで紅色がとても浮き上がるようでした
フラッシュたいたので、赤が白っぽくなっちゃったけど、浮き上がる感じは出せたかな!?
又後で撮り直して見よう
“ヤブミョウガ”の実が今頃生ってました
実にびっくりしました
今年は夏が猛暑の多かったせいか自然のものが少し季節感がずれているようです
かといって、何でもずれている訳ではないのですから、複雑化しているといえます
今月初め、群馬・高崎の少林山・達磨寺境内で、“ヤブミョウガ”の実が生っているのを見つけました
日陰の境内斜面に“ヤブミョウガ”群落が生えていました
“ヤブミョウガ”を紹介しますと
通常自然生の高い森林辺など陰地の湿潤な立地に生え、ケヤキ林、スギ植林地などの林縁に見られます 高さ1mになる多年草で、花は両性花と雄花があり茎の先から出た花茎に5~6段にわたって円錐状につきます 花は萼片3、花弁3、雄しべ6、雌しべ1で、雄花は雌しべが退化して機能しなくなる一日花です 果実は果だが、裂開せず青黒色に熟します
通常“ヤブミョウガ”は夏に小さな白い花を咲かせ、秋には直径が5mmほどの藍青色の実をつけます
実の色は、黄緑色→途中茶色で→藍紫色と変化します
秋の深まりにあわせて、黒味を帯びてまるで黒真珠のような輝きを乗せた黒紫色に変わって行きます
自然が造る色合いはとても神秘的です
長野・安曇野の「ワサビ田」・・・“ワサビ”って!?
信州・安曇野といえば、“ワサビ(山葵)”というほどに、“ワサビ”は観光の目玉でもあり、信州の味になっています
“ワサビ”は、アブラナ科ワサビ属の植物で、日本原産です 独特の強い刺激性のある香味を持つ事から、室町時代、すでに現代と同じ薬味としての利用が確立されていたそうです 江戸時代に入るとお寿司や、蕎麦の普及とあわせ、広く一般に普及・浸透し、食されるようになってきました・・・そういえば“ワサビ”の辛さは江戸っ子の味ときいたことがあるような無いような
“ワサビ”の需要が増えたため、往時は自生のものを採取、利用していたものが、それでは間に合わず高価にもなり、江戸時代に現在の「静岡市葵区有東木(うとうぎ)」地区に住む村人が、野生のわさびを栽培したのが栽培普及の発端になったと伝えられています
現在“ワサビ”栽培の方法は、大別して、「水の中で育てる水ワサビ(沢ワサビ)」と、「畑で育てる畑ワサビ(陸ワサビ)」があります 一般的に“ワサビ”といえば、“水ワサビ”で、これは山間部の水路や沢を利用したワサビ田で栽培または自生し、生食用として利用されています それは“水ワサビ”の根は大きいが、“畑ワサビ”や自生種の“ワサビ”の根は小さい為です
“ワサビ”は根から放出する「アリルイソチオシアネート」の影響により、周辺の土壌を殺菌し、根に菌を住まわせる必要がある一般的な植物が生えないようにしています
ワサビ自身もこの物質によって大きくなれない(自家中毒)のですが、水ワサビは、流水と透水性の良い土壌によって「アリルイソチオシアネート」が洗い流されるので、大きくなることが出来るのだそうです
“水ワサビ”の生育には、豊富で綺麗な水温9~16℃ の水と、砂地などの透水性が良い土壌が必要で、強い日光を嫌います
肥料等は必要なく生育の手間も殆どかからないようなのですが、大量のきれいな水のある場所に生育が限定されるため、栽培の難しい農作物としても知られます
この為山間の沢や水路を利用して小規模に栽培されています
下の画像は、先だって信州・安曇野を訪ねた際、見かけたワサビ田の栽培風景です
信州・安曇野は、北アルプスの山々(常念山脈)から湧き出た清流(梓川・黒沢川・烏川・中房川)によってできた複合扇状地です 扇状地の扇末部では、安曇野わさび田湧水群があり、安曇野のいたるところで地下水が湧き出し、その水量は日量70万tと言われ、安曇野の名産である“ワサビ”や“ニジマス”を育てています
安曇野の「ワサビ田」といえば、「大王わさび農場」 です 「大王ワサビ農場」は、1917年に開場され、場内面積15万平方メートルある日本一の「ワサビ農場」です
「ワサビ田」周囲には、遊歩道が整備されてのんびり散策ができます
場内には生ワサビやワサビ漬けの売店や食事処が、要所に設けられていました
ツアーで安曇野観光する人の人気食べ物は、「本わさびソフトクリーム」300円、ワサビの茎入りのワサビコロッケ200円
そして上の画像の巨大ワサビ像の前で、『はい!!・チーズ!!』です
清々とした清水の中に、畑を耕したように畝つくりされて“ワサビ”が植えられていました もの凄い数です
「大王ワサビ農場」では、わさび全国生産量の約10%(=年間生産量:133t)をここだけで生産しているそうです
奇妙な事が気になりました 去年来たときもソウでしたが、観光客で若い人が多いのです しかも中国人が多いです 年配観光者は日本人が多く、散策を楽しんでいる様子ですが、中国からのツァーの若者達は、アイスクリームやコロッケを買い求め、ワサビ像の前で、はい!!パチリ!!をしているのがなんとも・・・
かっての海外旅行の代表格日本農協さんツァーが、中国に伝染しているようです
“クワズイモ”に実がついていました
忘れていたのですが、過日行った群馬・高崎の植物園でみた“クワズイモ”の果実を見てください
“クワズイモ”は、サトイモ科クワズイモ属の常緑性多年草で、大きなものは傘にして人間も入れるほどの葉を持っています
“サトイモ”の仲間ですが、根は“サトイモ”のような塊状ではなく、棒状に伸びる根茎で、分枝しながら地表を少し這い、先端はやや立ち上がって大きくなります
先端部からは数枚の葉をつけ、その大きさにはかなりの個体差があり、草丈は数10cmのものから、背丈を越えるほどになるようです
葉の長さは60cmにもなり、全体に楕円形で、波状の鋸歯があります 緑色で、先端へ細くなった葉の基部は心形に深く切れ込み、葉柄は60cm~1mを越え、わずかに盾状に着きます
“クワズイモ”は素朴な味わいのある大きな葉を持つ観葉植物としてなじまれ、最近は室内インテリアとして鉢植えされ、学名仮名読みの“アロカシア”の名で出回っているようです
“クワズイモ”の名は「食わず芋」の意で、見た目はサトイモに似ているが、食べられないのでそう呼ばれているのだそうです
“クワズイモ”の花は、葉の陰に初夏から夏にでて咲きます
花の「仏炎苞」は披針状楕円形をし、白黄緑色で、長さ15~20㎝、舷部は革質で内曲したボート形をして、先端は細長く尖っています
花の肉穂花序の長さは、「仏炎苞」と同長で、先端はつぶれています 花序の下部に雌花が付き、真ん中は稔らない花(仮雄芯)、その上に雄花が付き、先端部にも仮雄芯が付きます 苞が開いている部分は、雄花の部分とその先端の仮雄芯の部分のようで、花が終わると開いている苞の部分から上は落ちて、隠れている雌花の部分だけ残り、果実となります
果実は液果で、7~8mmほどの球形、紅橙色に熟します
“クワズイモ”の花言葉は、「 仲直り 」、「 復縁 」 です
この花言葉は、“クワズイモ”即ち「食べられないイモ」の名から、『夫婦喧嘩は犬も食わない』を連想してきっとつけたのでしょう
一面の“ソバ(蕎麦)”の花
“ソバ(蕎麦)”が美味しい季節になりましたね 『新蕎麦あります』と、看板ならぬ張り紙をみるようになっています 蕎麦好きの私には、楽しみな季節です
先日群馬・高崎の「展望花の丘」に行った時、「花の丘」周囲は“蕎麦”が一面に植えられているところがありました
“蕎麦”の花期は普通5~7月ですが、地方によって花期は変わっています 眼の前に拡がっている“蕎麦”は「秋蕎麦」なんでしょう
“蕎麦”の花は、下から次々花が咲く総状花です 花はやがて下から黒く変わり実となり始めます
間もなく収穫になるのでしょうか!? 部分的には刈り取りが始まっている所もありました
“蕎麦”の花の向うにぼんやり見えるのは、榛名山系なのですが・・・ 秋空に真っ白い“蕎麦”の花はとても似あって見えました
ちょっと薀蓄(うんちく)です “蕎麦”は、タデ科ソバ属の一年草で、イネ科以外の穀類として「擬穀類」とよばれているそうです
花は白またはうすいピンク色で、実に清楚な感じです
こんな句を見つけました
「 蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな 」 ( 松尾芭蕉)
“ 蕎麦”の花言葉は、「 あなたを救う 」、「 懐かしい思い出 」、「 喜びと悲しみ 」 です
台風一過の“かも”君・・・のんびりです
先だっての台風が過ぎた翌日、近くの公園に散歩に行ってきました
公園内を流れる河の水辺の草はすっかりなぎ倒され、水も荒れ狂ったのであろう様子が分ります
何羽もいる “かも” が、河の中の平らな巨岩に、三々五々羽根を休めていました
とってものんびりした感じです
あんなに吹き荒れていた時、君達一体何処に行っていたのかな!?
まだ残暑が残っているかと思わせる陽射しの強さです
“かも”君達は、きっと強い雨風に叩かれて、じっと過ぎ去るのを待っていたに違いないけど、台風の過ぎた今、無事と平和のありがたさをかみ締めている表情です
石垣が組まれた河では、“小かも”たちが親鳥から離れて、追いかけっこ(?)のようです 流れの急なところに嵌まって、慌てて逆戻りと大慌て??
台風が過ぎて2~3日後、早朝ウォーキングコースにある川辺は、“マンジュシャゲ” が一斉に花が咲き出しました
水面に映った紅い行列はなかなかきれいなのですが、腕が悪くあまり上手く撮れませんでした 感じだけでも味わってください
紅く咲く“マンジュシャゲ”の花を、“かも”君たちも眺めながら泳いでいます
台風一過の早朝です
今日から10月です
昨日9月30日は中秋の名月で、十五夜さん(=満月)でしたが、台風17号が襲来しがっかりでした
中秋の名月とは旧暦の八月十五日を指し、秋の真ん中の月の真ん中の日、つまり秋全体の真ん中の日と考えられる事から、この日のことを「中秋」と言うようです 旧暦は太陰暦の一種ですから日付は空の月の満ち欠けの具合によく対応し、この日は満月だというわけです
もう18号はとっくに去ったというのに、寄り道しいしいのんびりとやってきた強い台風17号は昨夜・30日午後7時頃に愛知県東部に上陸し、速度を上げて関東甲信を北上しました
直撃が予想され、昨夜は雨戸を閉めビールを飲んで早めに寝る事にしましたら、夜中に目が覚めました
風の音はあまりせず、予報では1日午前5時には、三陸沖に抜けるという事のようで、それでは今日も歩こうと、5時過ぎいつもの様にウォーキングに出発してきました
外は真っ暗ですが、空にはお月様が輝き、お星様が幾つの瞬いて見えました
5時15分頃の明月です・・・ 向かいのフェンスは農業用疏水です
この時間になると、東の空は随分明るくなり日の出が迫ってきたのが分ります
高圧線鉄塔の向うから夜明けです
疏水の流れる先は温井川と合流します 向かいの高架は上越新幹線です
台風17号は午前6時現在、襟裳岬の南約160キロをを時速約70キロで北東に進んでいるそうです
この時間になると、周囲は随分明るくなり、通勤の早朝電車が動き始めてきました
台風一過で、空気がとても澄んで見えます
アカネ雲の下は榛名山系です
手前の稲も倒れずにそろそろ収穫が間近になってきました
“ヒガンバナ”が咲きました・・・本格秋が来たのかな!!
今日は9月も末日です
毎朝ウォーキングを続けていますが、季節の変わり目だなと、眼に見えて日々変わってきているのがよく分かります
まだ明けやらぬ時に歩き出し、次第に明るくなった田んぼの畦や川辺の道は、真っ赤な “ヒガンバナ” が咲き始めました
今年は酷暑が続き、やっと例年の気候になったと思えるのはつい先頃のような気がします
そのためかどうかは分りませんが、決まってお彼岸時期になると一斉に咲き出していた“ヒガンバナ”がここえ来て咲き始めてきました
5時頃歩きだすのですが、日の出が5時半頃ですから、幾分暗めです
田んぼ道の傍らで咲き出した“ヒガンバナ”をアップしました
赤く咲く“ヒガンバナ”が、夜空の花火のように見えました
朝日が輝き、川面に朝が訪れました
川辺の土手に一斉に咲き始めました
奥の高架は上越新幹線です 建物はJAの穀物タワーです
利根川の支流・温井川(一級河川)土手に咲く“ヒガンバナ”です
あと一週間もすると、土手は真っ赤に“ヒガンバナ”で彩られるでしょう
“オオイヌタデ”の群落がありました
毎朝5時過ぎウォーキング開始です
家をでる時はまだ明けきらぬ為、やや暗いのですが、歩くほどに周囲が明るくなり、気分も明るくなってきます
メタボはなかなか改善しませんが、まあこの気分の良さが分っただけでもウォーキングの効果かも知れません
最近遊休地が増えているのでしょうか 雑草が茂った空き地が結構多く見られます
不思議な事に空き地の雑草は、全部同じでなく空き地ごとに雑草が群化しています
この空き地は、“オオイヌタデ”の群落 になっており、ビッシリ生えていました まるで“オオイヌタデ”の収穫をしようとしているようです・・・まさかねぇ~
“オオイヌタデ”の向うに見えるのは、上越新幹線の高架です
“オオイヌタデ”は道端や荒れ地に生え、草丈は1~2mになります
茎はよく枝をわけ、節はふくれて赤味を帯び、濃い紫色の細かな斑点があるようですが、画像では斑点は確認できませんでした
葉は大きく披針形で、先端は長くとがっています 托葉は筒状で、ふちに毛はありません
花期は6~10月で、花穂は長さ3~10cmに伸び、先端は頭を垂れているように見えます 萼は長さ2~3mmで深く4裂し、淡紅色又は白色で花弁は見られません
“イヌタデ”の花言葉は、 ≪ あなたのお役に立ちたい ≫ ですが、遊休地一杯に生えてそんな声が聴こえるようです
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