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五大虚空蔵菩薩

2013-10-03 | 東北にて
投稿日:2013年10月 3日(木)08時59分24秒

神護寺サイトを見ると、寺宝紹介の2番目に五大虚空蔵菩薩像が出てきますね。

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 五大虚空蔵菩薩は金剛界の五智如来の変化身といわれ、富貴成就、天変消除をこの菩薩に祈って秘法を行う。
 わが国での初見は弘仁十二年(821)、空海が両部曼荼羅、祖師像の新写の際に描かせた絵画であるが、本像もあるいはその像にもとづいて彫られたのかもしれない。
 五大虚空蔵菩薩を修する法を金門鳥敏法(かのととりどしのほう)ともいい、変革の年といわれる辛酉の年に除災のため行われた。
 本像は五体とも像高90センチメートルあまり。ほぼ同形の坐像で手の形や持物だけが異なる。
 肉身の色は中尊の法界虚空蔵が白色、東方尊金剛虚空蔵は黄色、南方尊宝光虚空蔵は緑色、西方尊蓮華虚空蔵は赤色、北方尊業用虚空蔵は黒色に塗り分けられている。
 いまは一直線に祀られているが、もとは東寺講堂の五菩薩像などと同様に、中尊を囲んで左右斜め前と、斜め後ろに他の四体が配されていた。
http://www.jingoji.or.jp/treasure02.html

同サイトの写真は不鮮明ですが、YouTubeには綺麗な動画があります。

http://www.youtube.com/watch?v=ykNsCbde8HI

東寺・観智院の五大虚空蔵菩薩は獅子・象・馬・孔雀・迦楼羅の上に鎮座していて、像高も90cmの神護寺のものよりは相当高いようですね。
なかなか迫力があります。

http://www.toji.or.jp/kanchiin.shtml

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