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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

幻聴、幻覚を<受容する><賛同する>の違いは?

2007年08月23日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
幻聴、幻覚を心理療法する場合、その現象を素直に認めると、患者さんは<聞こえなくなる、見えなくなる場合>が激増してきます。信じて貰えた喜びに顔を輝かす人さえいます。信じると、何故か、幻聴幻覚を嫌なもの、と考えずに、友達のように思い生涯仲良く生活している人もいます。こうなるともはや、病理扱いはいかがなものでしょう。幽霊やお化けを見る患者さんの扱いも同様です。現代の心理療法の世界では<お化け、幽霊、幻聴、幻覚>を大脳の生理現象として把握しています。本人は明らかに見たり、感じたりしているのです。それは確かに大脳の生理現象なのです。たまに嘘をついたりしていますが、その場合は、何故嘘をつかねばならぬのかに対処していきます。この対応は現象をそのまま受容している訳で、賛同している訳ではありません。:<受容と賛同の違い:158-3>:

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