生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

美しきかな、クリスマスイブのミサ

2005年12月25日 | 第2章:心理療法の基本
<困った時の神頼み>で昨夜は久しぶりで夜のクリスマスイブのミサにあずかりました。アフリカ等をオートバイで走り回った知人が病で倒れたり、若い少年の交通事故から立ち直った両親が洗礼を受ける今夜のミサを、神様と自問自答したくなったからでしょう。台湾生まれの私は寒い夜は苦手ですが、神様と自問自答したい情熱の方が強かったに違いありません。人間の悲劇、哀しみを、直接神様に文句を思い切り、言いました。一夜、あけた今、昨夜の自問自答を振り返り、咀嚼すると、その神様との自問自答は実に美しく甘く切ない楽の音に合わせたようなミサ祭典でした。私の不安感も、最後は全知全能の神様に委ねざるを得ない自分を知りました。人間の力では、どうにもならない事が地上には多すぎます。私の不安、怒り、憂鬱な事、これら全てのストレスを誰かに一度安心して委ねてしまいたい想いがありましたが、何か、逃避してしまうようで、嫌でしたが、クリスマスイブのミサの中でなら、いいか、神様になら、いいか、思い切って一度委ねてしまえ、と委ねてしまいました。結果として、楽になって、またやるぞ、と勇気がわいてきた自分を知り、卑怯にも神様に全てを委ねた自分を褒めてあげる事にしました。問題から逃避する、という事ではなく、1時間のミサの間だだけでも、全てを誰かに委ねたこの安心感、平安感、幸福感の明るい感情は、自分の力では得られないものだなあ、としみじみ感謝しながら寒い寒い苦手の夜のミサに感謝しました。どんなに努力しても得られない感情がクリスマスイブのミサで得られました。これぞ、神に感謝です。自分の心を神様につなげて生き抜く知恵はどこから生まれるのかなあーーー。

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