生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

美しいガラスの器

2006年03月19日 | 第2章:心理療法の基本
可愛い赤ちゃんの時代を経て大人になると、実に様々な人生を送る羽目になります。鉄のように毅然とした人が何らかの事情で傷つきやすく不安定な精神状態になることがあります。どんな優しい眼差しを向けても視線をそらしたり、どんな言葉をかけても怒り出したりします。心が不安定で、傷つきやすい状態になっています。そんな<自分>や<友>に出会うと、いつも想い出す恩師の言葉が<人生の一番美しいガラスの器>。美しく透明なガラスの器になると相手の嘘、本質、真実を見事に見抜く感性に恵まれ、益々綺麗な器になりますが、もはや厳しい現実を生き抜く力を欠落していきます。すぐ破壊され、激流に流される存在になっています。同情からではなく研ぎ澄まされた美しい器の人の言葉を15分間、真剣に傾聴してみると、後は水の流れるように対応の方法が見えてきます:<好意論:73-5>:

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