生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年10月27日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
昔の人は「生き甲斐の心理学」を知りませんので、心に湧き出した何とも言えない不気味な気分や感情に耐えられずに、ついつい怨霊のたたりを防ぐ為の神社仏閣、ほこら、お墓を造り、その感情を整理しています。現代社会でも幻聴、幻覚を体験する人もいますが、もし、その現象を何らかの方法で封じようとすると精神的にもっと大きな障害が出てきます。ホモサピエンスが誕生して以来、感情が豊かになり、益々、自分の感情の取り扱いを知らない人は生き甲斐を喪失するばかりでなく生きている事が耐え難くなります。本来、どんな湧き出す感情も宝物なのですが、その湧き出す感情の処理を知らないと大きな損害を受けてしまいます。「見たくない感情」が「問題」なのです。湧き出した以上、その意味を冷静に解釈すると、人は明るく元気になっていきます。世界中にオバケ、幽霊、怨霊等色々の概念がありますが、それはまとめて平安感を得たい人類が創造した智恵なのです。大分前のNHK大河ドラマ「平清盛」の保元の乱ですが、ここに登場する崇徳天皇を思い出していますが、まさに、この事例でした。懐かしい大河ドラマでした。
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