生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年10月23日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「恥の文化」はホモサピエンスのどこの文明にもあるようですが、日本の伝統的な美しい文化です。恥ををかくよりは死を選ぶ話は平家物語を引き合いにだすまでもなく室町時代の混乱した戦国時代にも沢山あります。「恥ずかしげもなく」とはしばしば現代でも語り合いますが人間の美しい心を保持する為の大事な文化でもあります。おてんとう様に顔が向けられない、天に顔向けが出来ないと言う若い現代人もいますが、それくらい古来から馴染んだ概念です。大企業に折角入社して数箇月で辞職し生活保護を受ける若者もいれば、生活保護は自分の恥として餓死した高齢者もいます。この恥の文化は美しい日本人のアイデンティティではありますが自己否定の限界を超えて自死を選ぶ生き方はやはり問題だなあ、と思います。
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