生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年10月17日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
毎日が退屈、同じ事の繰り返しと嘆く人は案外大勢います。仕事も順調、経済生活も不足はない、しかし何となく日々がマンネリズムで楽しくないと言う場合、どうしたらいいのでしょう、と質問が多いのです。この時の欲求不満の感情を人は何と表現しているのでしょうか?倦怠感、新鮮な感情が無い、退屈感、意欲喪失、色々です。このもやもや感を、正確に意識化出来た人は案外、この心の環境からいち早く脱出出来るかもしれません。何といってもマンネリズムは恐ろしい感覚で、人生の大きな喜びを奪います。感動的な映画、古典小説、名曲、絵画、この倦怠感を語り合える親友を持つ人は幸せです。森の散歩、小さな旅、老人ホームを訪問したり病人を慰問するのも大事な手法かもしれません。湧き出す感情が倦怠感なら、その倦怠感は生育史上の理想(こうありたい、こうあらねばならないという願い)と現実のギャップが、この倦怠感ですので自分の理想と現実をきちんと洞察する必要があります。更には自分は何の為に生きているのかを深く思索するのが、この倦怠感を乗り越える最大の刺激剤です。
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