生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年10月19日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
日本人の意識・無意識の中に「もののあわれ」と云うとても大事な感覚があります。この感覚というか美意識を意識してくださると日々のマンネリズムの生活が何となく刺激的になり、新鮮な生き甲斐を生む場合があります。以前の体験ですが、吉川英治の新平家物語16巻を読み終えて、この意識が現代人に誤解されているなあ、と思いました。幸福曲線(平安感、友好的感情、健康感、幸福感、統御感)に繋がる場合は良いのですがストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、欝、錯乱)に繋がる場合は少々残念なのです。もののあわれとは何だろうと事典をひくのもいいのですが、この言葉をどう思って生きてきたかを一度、思索の対象に入れていただくと思わぬ発見をします。日本人のアイデンティティの一つで、この「もののあわれ」を是非、人生を楽しむ為の刺激剤にすると、この意識を数百年かけて作り上げたやまとびとの先輩も草葉のかげで喜ぶのでは!
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