生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

好き嫌いが明確でない人

2008年07月24日 | 第5章:暗い感情の領域
人類発生以来、何となく最初に芽生えた感情が<好き、嫌い><怖い、怖くない>と言う二つの感情だったようです。<この食べ物は嫌い><この方向には恐ろしい敵がいそうなので怖い>、この原初感情のおかげで人類は生き延びてこられました。現代では教育が発達でしていて、この二つの原初感情をあからさまにすると教養がないと非難される傾向があり、その抑圧が人々を不正直にしてしまいます。口にしなくても好き嫌い、怖い、怖くないの感情を無視した人の怒りは整合性のない怒りで、本人も周囲の人をも不幸にしてしまいます。好き、嫌い、怖い、怖くない、この感情を平素大切にしていると、悔いのない人生、本物の生き甲斐の発見、答えが見つけやすくなります。:<恐ろしい自己愛の異常:185-3>:
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする