生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

情動を悪と見做す悲劇

2007年09月27日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
古代から現代迄の考え方の中に情動を全て悪と看做す人が居ます。これは人間の生き抜くエネルギーを妨げるものです。理性偏重、情動偏重ではなく、自分が生き甲斐を感じる道にあいて、一つの夢を思索した時、激しい喜びの情動を湧き上がらせないようでは、その志・道は10年は持たないでしよう。情動と本物の自己実現への道はピタリと重なっています。喜びと希望と生きる喜びを感じる事柄は大切な存在です。今、湧いている情動が、明るい情動なのか、暗い情動なのかを識別出来る修業は案外難しいものですが、それは平素、その識別を意識していないと出来ません。自分を破滅させるか、成功させるか、それは全て燃えるような情熱、原子炉の火のような熱が必要です。その為には、最初は全ての情動を恐れずに大切に取り扱いたいものです。情動は要注意ではありますが人類の生き抜く宝物でもあります。
:<感情の曼荼羅:165-2>:

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