長いお付き合いの友人でもあるカトリツクの某神父からの盛式誓願式(最終的に決意表明をする神聖な式のこと)の招待を受けてトラピスト修道院で長い時間を過ごしてきました。欧米の大学研究室の知人が神父になったときも大きな感動を受けましたが、今回の日本人の教区神父がトラピストの神父として生涯を神様に捧げる決意を想うといろいろ考えさせられました。さて人の生き方は様々ですが彼の生き様を今まで見てきた私が、60代の今、トラピストで生涯を捧げる決意をした心境を想うと大きな勇気をいただきました。人々の幸福を祈る彼の決意は沢山の参列者に大きな勇気と希望を与えたようです。命がけで決意した人間の表情は実に爽やかで明るく、その決意に基づく生きる生命力は愛に満ち溢れた美しいものでした。人生を賭けた一人の人間の迫力とその生命力が大勢の人々を無言のうちに感動させ、幸せにする場面を沢山見てきました。一人の人間が命を賭けて神父として生き抜こうとするその姿に私も自分の使命を改めて感じました。<セラピスト:161-4
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