生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

何の為に肯定するのか?

2006年04月28日 | 第2章:心理療法の基本
人生の難問への答えは、その本人の心の中に必ず存在しています。間違いありません。ただ疲労しているので選択肢を自分で選ぶ力がその時は無いだけの話。元気な人は人に相談する事なく、どんどん生き抜いていきます。たまたま元気の無い時に誰かに相談に行くのですが、この相手を選ぶコツは二つあります。良い相手とは<悩んでいる人の心の中の幾つかの選択肢を肯定しながら意識の上に上げる技術>を持っている人、悪い例は肯定しながら、自分の考えを押しつける人。悩んでいる人の心の中にある3つ4つの選択肢を選ぶ際に、その人の悔いのない人生とは、どんな人生なのか、その事までも一緒に考えてくれる人が最高ですが、こんな人はほとんど居ません。ではどうしたら良いのでしょう? 一番良い方法は、まずは自分から、その方法で人の悩みを聴いてみましょう。人の悩みをその方法で傾聴していくと、自分の答えが明確に見えてくるのが不思議。自分から他人に対してこの方法を実行するのです。そうすると自分の悩みを解決する方法が見えてくるのです。不思議です。この恵みを私は<愛の恩寵>と呼んでいます。:<無条件の肯定的配慮:81-5>:

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