五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

感情の幅

2010年03月19日 | 第2章 五感と体感
「私はネガティブだから、もっとポジティブにならなきゃいけないと思う。。。」

なるほどなるほど、想いはわかります。

いつも暗い解釈になりやすい。。。
いつも否定的で、怒りっぽくて、すぐ悲しくなっちゃう。。。

でも、

見方を変えてみると、暗い感情の深い人は、その対極の明るい感情も深いはずなのです。

悲しみが深いほど、喜びは大きいのです。

感情の幅が狭いと、そのスケールも狭いのです。

想像する楽しさは、人生の喜びに繋がります。自分が暗い感情に陥りやすいと解釈するならば、その対極にある明るい感情を想像してみるとよいのではないでしょうか?
きっと、自分の中に明るいものがたくさん潜んでいるはずです。

辛さを知っている人は、喜びが何なのか知っているから、辛さを辛いと感じるのです。

今日で三学期終了です。あっという間の一年間。いよいよ来年度からは三年目に入ります。
あたたかいコミュニケーションの中から、確かに互いの喜びの相乗効果が表れてきたことは確かのようです。
人は一人では生きていけません。でも、親の庇護の中に居るうちは、自分が大きな宇宙の中に居る者であるということに気付く人はそんなに居ません。

でも、疼くことに戸惑いを感じだしたら、それが自我の目覚めであり、自己のアイデンティティを個性化することの始まりでもあり、自立への一歩なのです。

感情の幅を楽しみながら、頼れる人を上手く利用しながら、自己の内にある答えを見つけていこうではありませんか。


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