五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

口に出す言葉

2010年03月15日 | 第2章 五感と体感
わかっちゃいるけど、ついつい出てしまう言葉もあれば、意識せずに吐き出している言葉もあります。

メールも同じです。ツイッターでのつぶやきでは、なおさらダイレクトに「人と成り」が見えてきます。

自己愛の表現を自分がどこまで抑制することができるか?

自己受容したうえでの抑制を目指している私は反省を繰り返す日々ですが、やはり、抑制している状態が続くと、キリキリと胃が痛むことがあります。まだまだ修業が足りません。

かといって、自己愛の傾向を他者に表現したところで、相手にストレスを与えるだけなので、カウンセリングの学びも大事ですが、別の方法で解消することも心がけています。

「だから私の言うことが正しかったじゃない!」とか、「私はあなたのことはよくわかるから、こうやって心配しているのよ」とか、「将来のことも考えて行動しなさい!」とか、

「あなたのことをよく知っているのは私である」ということはあり得ません。

私のことは私ですらよくわからないのです。だから葛藤し、迷い、悩むのです。

自分の子供や友達を心配する時に使う「自分の言葉の表現傾向」を、再点検してみるのも良いかもしれません。

自己愛から発生する防衛機制を子供や友達に発信している自分に気付くと、言葉を慎む抑制が上手にできるように思います。

私の場合は、感情転移が多いと分析しています。そんなわけで、言いたいことをいったん自分の心に落としてみると、余計な反省をしなくて済む場合が多いようです。

日々の修業を続けていくと、いつしかそれが自分の個性になっていくようです。

天井天下唯我独尊!と云いながら生まれてきた釈迦も、修行あっての悟りです。
十字架につけられ「楽園だ」と云ったキリストも、苦しみのなかで愛そのものをみたのだと思います。


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