五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

理解力「傾聴6」

2010年03月02日 | 第1章 意識と知覚
私たちはいろいろな職業の人に出合います。年齢、性別、それぞれです。
地球の人口は6,700,000,000人(67億人)と云われています。でもその67億人一人一人の「魂と心と体」は、尊い個性の美で成っています。

「命の尊厳」は、生命の尊厳だけのことを言っているのではありません。「心と体と魂」すべてのことを言っています。

信頼関係を持つことができ、共感しつつ人の不安にお供しながら、言葉に秘められた心の奥底にある不安感を感じ取ることは、あらゆる五感を体感する感受性が必要です。

ただ、自分の感受性に翻弄され自分の取り扱いが上手でなければ、傾聴は難しいかもしれません。ミイラ取りがミイラ。。。です。

先日、匂いが気になりました。無意識が不安を呼び起こしているケースだと思いますが、人から発する匂いから感情の動きを察することができます。話すことを傾聴するだけではなく五感すべてで傾聴していく必要があります。

心が不安定な人は、五感が滞っている人をちゃんと避けます。不思議だと思いますが、その人の原初感情が「怖い・怖くない」を見分けているのです。

理解することは「話す内容」を理解することではなく、「感情」を理解することです。

この理解力を高めるには、傾聴する人の感受性を訓練する必要があると思います。
訓練を積んでいくと、人の衣である表層的なことが気にならなくなっていきます。

「衣」、、、私も衣を着ています。コートになったり、薄着になったり、いろいろです。
でも、それが常に鎧でないよう心がけたいものです。

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