五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

谷中の猫

2010年03月18日 | 第2章 五感と体感
先日、友人が谷中を案内してくれました。

お寺の境内を抜けて行くと、細い道がくねくねと公道へと繋っています。

どう考えても、新築の家は建てられない道幅の風景は、なんとなく奈良市街地のはずれの街並みにも似ているように思いました。具体的に言うと不退寺から聖武天皇の墓陵に抜ける道です。

「谷中を歩くと、自分が猫になる。」
そのような面白い体感を味わいました。狭い道は自分の背丈も低くなります。目線もキョロキョロと落ち着きが無く、あちらのおうち、こちらのおうち、あの道この道と目が移ります。歩くうちに、小さな世界に迷い込んだ猫の気持ちは、きっとこんなもんなんだろうなぁ~という気分になり、あちこちを触りたくなります。

猫の手の気分ともいえます。猫の足ともいえるかな・・・

猫を散歩させて、猫のすきなようにさせている私の友人に感謝しつつ、猫の路地をまた歩きたいと思うのです。

「生き甲斐の心理学参照」
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