マチュピチュも今日は雨だった。ふもとの町から遺跡まで、30分か40分ほどでのぼるバス
に乗るにも、パスポートのチェックを受けないといけない。それだけ遺跡を大切にしている
んだろうなー。(窓越しに撮ってるから画面がゆがんでる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/26/3a07a67a63e551966a61df305b21474a.jpg)
こんな霧の中、ガードレールのない九十九折をのぼるバス。ときおり谷底がみえると怖い。
高地ジャングルなので耕さなくても植物の実りが得られるとかで、マチュピチュを発見した
ハイラム・ビンガムが1911年にこのあたりを訪れたとき、廃墟になっていた遺跡で2家族、
家畜を放し飼いにして暮らしていた。いまもきっと、山の中にそんな家族がいるだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/ca/9b9a94d6acb247084abeb5142bfd0d4e.jpg)
ポンチョを着用して雨のマチュピチュ、霧のマチュピチュを歩く。遺跡に入るときにも当然、
パスポートを提示する。このポンチョは木曽路を歩いたとき以来、たぶん10年ぶりくらいに
着たんじゃないかなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/bd/61375a5282d3a79cf8b725bfb4939658.jpg)
ウサギがいた。ウサギだ、ウサギだと観光客が騒いでるから、ズームして写真に撮ったら
どうもリスにみえる。ウサギにみえなくもないけど、リスっぽい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f0/602789383848ff556dd05224bfd568ea.jpg)
太陽の神殿。きっと屋根は植物を葺いたんだろうなー。あっちの窓から太陽がみえるときは
冬至で、右側の窓から太陽がみえるときは夏至。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/aa/7b1da5bb2773c7d66b3ce5295e8bc5f2.jpg)
こっちが夏至。ちょっとズレてるのがナゾだとか。窓から太陽が……といっても、この天気
だと想像しがたいなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/d4/3d4d86dcb122a5c9155f099a1bc1ccb3.jpg)
下から見上げた。山の天気は変わりやすいから、だんだん雨が弱まって、霧が晴れてきた。
ひとめぐり3時間ぐらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/bb/1873ddda301922e85bc6917441636602.jpg)
よくできてるなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/45/145e92ae094d0c2818aa2c4c79659e94.jpg)
だいたい屋根がないから、上から見るより下からのほうが立派に見える。たくさん写真を撮って
気がすんだので、遺跡の入場口にあるホテルで昼ごはん食べてバスでふもとに戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/80/6eb5ced6c35ebd2d637c05d8a997de01.jpg)
ふもとの町はどこか北関東の温泉地のような、川沿いの集落。みやげものを売る屋台が駅前に
立ち並び、さぞかし商売熱心なのかと思えば、ペルーの人は日本人のように控えめで、あまり
観光客に構わない。ずっと店の奥にいて、こちらが声をかけると親切だけど、そうでなければ
だいたい遠慮してる。そんなところも北関東の温泉地みたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/0b/1e6fe5b744ebf4f8410347f9a3b777ef.jpg)
ホテルでポンチョを広げて乾かす。意外にも、自分が着てた雨具はシングルベッドと同じぐらいの
大きさがあった。前回は妻籠の民宿の衣紋掛けで干したから気づかなかった……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/a9/e89a901040cc1f58a8faf452956d6a2c.jpg)
マチュピチュからオリャンタイタンボという町までは電車。ほぼ単線で、青森の恐山に行く列車や
北海道の根室に行く列車を思い出す。岐阜の明智に行く列車や、群馬のわたらせ渓谷鉄道も。
こんなこと書いても伝わらないかなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b6/c91732d8e64f7913672c954e09dd5ecd.jpg)
オリャンタイタンボから、インカの首都だったクスコまではバス。途中、オート三輪をたくさん
見かける。オート三輪が行き交う様子はかわいいけど、うまく写真に撮れなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/52/7ec5b8a47e8b3c4e7793435538481dfc.jpg)
日干しレンガを運ぶ人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/28/807f63d3ae866bf4fcbddb234d60bada.jpg)
道のほうに竿をのばし、赤いテープをちらつかせてるのは飲み屋らしい。赤提灯といっしょ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/cf/1151d812863ca2e04e40bffd9257f10e.jpg)
あそこの家も飲み屋やってる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ab/61cfa32ea056544d7a41a3bae9676f9d.jpg)
このへんの人は家でモルモットを飼っていて、お祝いごとや、人をもてなす時などに絞めて
ごちそうにするらしい。クスコでお昼ごはんを食べたら、最後の晩餐のメインがモルモットに
なってる絵が店に飾ってあった。うまそうだなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/e4/69fb218a8cd7ffe085b1678182407669.jpg)
クスコの遺跡は、きっとマチュピチュみたいに石づくり……だったんだろうけどスペイン人が
教会を建てるのに、ほとんど持って行ってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ee/d1b9ae6c523f9025ff88064bdcbb3b48.jpg)
こういうのになっちゃったんだろうなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/84/f0dc6a7163ba969bc02f764d24d4e0b4.jpg)
この通りの右側はインカの石垣、左側はそれを真似たスペインの石垣。インカの石垣は傾斜が
ついて、地震に強い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/02/3cd0159551672702576a2d872b749d15.jpg)
スペインの石垣は整然としているけれども、地震がくると弱い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/dc/a4bed5c378ce8a0333bbee0b7ec2d0f5.jpg)
インカの石垣は複雑に組み合わさっていて、地震がきても強い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/d6/39cd12a35a0ce6f0f6e253b79c59f4ad.jpg)
これは十二角形の石として有名なんだとか。数えると角が12ある。観光客がたくさん来る
ので、インカの装束を身に着けたモデルが通り、撮影にチップを要求する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/9d/6b1264174123df1d8f19d77f6c3c54aa.jpg)
これ、これ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/73/10917b49b118b27af3ef026c6253b60c.jpg)
町にサボテン売りがいる。実を食べるとおいしい。柿みたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/26/9cce02fd6d5075a5470c3a5e68684aeb.jpg)
サボテンの花が咲いたあと……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/01/2536b374fb9b3eeed44faa7ab00fdaf0.jpg)
このように実がなって……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/63/d8602408343f316d6d997ee03f8f2b44.jpg)
このようにして食べる。おしまい。
に乗るにも、パスポートのチェックを受けないといけない。それだけ遺跡を大切にしている
んだろうなー。(窓越しに撮ってるから画面がゆがんでる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/26/3a07a67a63e551966a61df305b21474a.jpg)
こんな霧の中、ガードレールのない九十九折をのぼるバス。ときおり谷底がみえると怖い。
高地ジャングルなので耕さなくても植物の実りが得られるとかで、マチュピチュを発見した
ハイラム・ビンガムが1911年にこのあたりを訪れたとき、廃墟になっていた遺跡で2家族、
家畜を放し飼いにして暮らしていた。いまもきっと、山の中にそんな家族がいるだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/ca/9b9a94d6acb247084abeb5142bfd0d4e.jpg)
ポンチョを着用して雨のマチュピチュ、霧のマチュピチュを歩く。遺跡に入るときにも当然、
パスポートを提示する。このポンチョは木曽路を歩いたとき以来、たぶん10年ぶりくらいに
着たんじゃないかなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/bd/61375a5282d3a79cf8b725bfb4939658.jpg)
ウサギがいた。ウサギだ、ウサギだと観光客が騒いでるから、ズームして写真に撮ったら
どうもリスにみえる。ウサギにみえなくもないけど、リスっぽい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f0/602789383848ff556dd05224bfd568ea.jpg)
太陽の神殿。きっと屋根は植物を葺いたんだろうなー。あっちの窓から太陽がみえるときは
冬至で、右側の窓から太陽がみえるときは夏至。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/aa/7b1da5bb2773c7d66b3ce5295e8bc5f2.jpg)
こっちが夏至。ちょっとズレてるのがナゾだとか。窓から太陽が……といっても、この天気
だと想像しがたいなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/d4/3d4d86dcb122a5c9155f099a1bc1ccb3.jpg)
下から見上げた。山の天気は変わりやすいから、だんだん雨が弱まって、霧が晴れてきた。
ひとめぐり3時間ぐらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/bb/1873ddda301922e85bc6917441636602.jpg)
よくできてるなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/45/145e92ae094d0c2818aa2c4c79659e94.jpg)
だいたい屋根がないから、上から見るより下からのほうが立派に見える。たくさん写真を撮って
気がすんだので、遺跡の入場口にあるホテルで昼ごはん食べてバスでふもとに戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/80/6eb5ced6c35ebd2d637c05d8a997de01.jpg)
ふもとの町はどこか北関東の温泉地のような、川沿いの集落。みやげものを売る屋台が駅前に
立ち並び、さぞかし商売熱心なのかと思えば、ペルーの人は日本人のように控えめで、あまり
観光客に構わない。ずっと店の奥にいて、こちらが声をかけると親切だけど、そうでなければ
だいたい遠慮してる。そんなところも北関東の温泉地みたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/0b/1e6fe5b744ebf4f8410347f9a3b777ef.jpg)
ホテルでポンチョを広げて乾かす。意外にも、自分が着てた雨具はシングルベッドと同じぐらいの
大きさがあった。前回は妻籠の民宿の衣紋掛けで干したから気づかなかった……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/a9/e89a901040cc1f58a8faf452956d6a2c.jpg)
マチュピチュからオリャンタイタンボという町までは電車。ほぼ単線で、青森の恐山に行く列車や
北海道の根室に行く列車を思い出す。岐阜の明智に行く列車や、群馬のわたらせ渓谷鉄道も。
こんなこと書いても伝わらないかなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b6/c91732d8e64f7913672c954e09dd5ecd.jpg)
オリャンタイタンボから、インカの首都だったクスコまではバス。途中、オート三輪をたくさん
見かける。オート三輪が行き交う様子はかわいいけど、うまく写真に撮れなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/52/7ec5b8a47e8b3c4e7793435538481dfc.jpg)
日干しレンガを運ぶ人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/28/807f63d3ae866bf4fcbddb234d60bada.jpg)
道のほうに竿をのばし、赤いテープをちらつかせてるのは飲み屋らしい。赤提灯といっしょ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/cf/1151d812863ca2e04e40bffd9257f10e.jpg)
あそこの家も飲み屋やってる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ab/61cfa32ea056544d7a41a3bae9676f9d.jpg)
このへんの人は家でモルモットを飼っていて、お祝いごとや、人をもてなす時などに絞めて
ごちそうにするらしい。クスコでお昼ごはんを食べたら、最後の晩餐のメインがモルモットに
なってる絵が店に飾ってあった。うまそうだなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/e4/69fb218a8cd7ffe085b1678182407669.jpg)
クスコの遺跡は、きっとマチュピチュみたいに石づくり……だったんだろうけどスペイン人が
教会を建てるのに、ほとんど持って行ってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ee/d1b9ae6c523f9025ff88064bdcbb3b48.jpg)
こういうのになっちゃったんだろうなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/84/f0dc6a7163ba969bc02f764d24d4e0b4.jpg)
この通りの右側はインカの石垣、左側はそれを真似たスペインの石垣。インカの石垣は傾斜が
ついて、地震に強い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/02/3cd0159551672702576a2d872b749d15.jpg)
スペインの石垣は整然としているけれども、地震がくると弱い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/dc/a4bed5c378ce8a0333bbee0b7ec2d0f5.jpg)
インカの石垣は複雑に組み合わさっていて、地震がきても強い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/d6/39cd12a35a0ce6f0f6e253b79c59f4ad.jpg)
これは十二角形の石として有名なんだとか。数えると角が12ある。観光客がたくさん来る
ので、インカの装束を身に着けたモデルが通り、撮影にチップを要求する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/9d/6b1264174123df1d8f19d77f6c3c54aa.jpg)
これ、これ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/73/10917b49b118b27af3ef026c6253b60c.jpg)
町にサボテン売りがいる。実を食べるとおいしい。柿みたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/26/9cce02fd6d5075a5470c3a5e68684aeb.jpg)
サボテンの花が咲いたあと……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/01/2536b374fb9b3eeed44faa7ab00fdaf0.jpg)
このように実がなって……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/63/d8602408343f316d6d997ee03f8f2b44.jpg)
このようにして食べる。おしまい。