歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

水海道は“八幡様”と“ツノダの自転車”

2008年03月13日 | お寺・神社
昨日の続きです。

大楽寺を後に、354号線を市役所方向にブラブラ歩きます。354号線は市街を通過する幹線道路です、それなりの交通量があります。

交通量が多い処ですから歩道橋があるのです。ここが市街唯一の歩道橋だと思います。周りを見渡すため登ってみました。


私が辺りを見回していると、50代半ばの夫婦と思われる二人連れが、脇を通り過ぎて行きました。

その時です、強烈な香水の匂いがしたのです。明らかに“ラテン系外国人的”な匂いです。男性は日本人的な顔、女性はラテン系の顔をしています。


そうです!ブラジル人に間違いありません。これまで“ブラジル的風景”は何ヶ所かで見てきました、今回始めて“生ブラジル人”と接近遭遇をしたのです。

水海道とブラジルの“濃い関係”を実感しました。

それにしても香水の匂いは濃く強烈でした。長い間一緒暮らしてきた旦那の鼻は、奥さんの匂いに反応しなくなっているのです。

匂いの残る歩道橋から“幟と鳥居”を見つけました。お寺の次は神社に参拝です。八幡様です。


鳥居の先には、もう一つ鳥居が見えます。鳥居の中は神域なのですが、ここはでは、手前の鳥居と、奥の鳥居の間は駐車場になっています。



神域の中にある駐車場、世間には良くある形態です、背に腹は代えられないのです。

この鳥居を潜ると「ホントの神域」になります。


社務所と本殿をつなぐ朱塗り回廊が、神社らしい風景を演出しているのですが、本殿の建物は、お寺の向拝的な造りになっています。


境内には、特に何もありません。

何か、向拝と比較して本殿が小さいのです。何度も焼失して、何度も建て替えられ、現在に至ったようです。


朱塗りの回廊と向拝、何か能舞台の趣を感じます。


お賽銭を上げ、鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝です。

村の鎮守様です。


本殿を覗くと、日本酒が沢山お供えしてありました。


お寺さんに比較して、町の神社は建物と云い、境内の整備と云い、寂しげになっています。

神様と仏様、付き合い方の差が、そうさせているのでしょう。

神様は年に一度のお祭りだけ、仏様はお葬式に、法事に、春と秋のお彼岸に、お盆の墓参りに、訪れる回数に差があるのです。

神社は何に一度の“お祭り”の時だけ賑わうのです。“七五三参り”は、少しだけ賑わいます。

寂しげな八幡様を後に、中心街に向かいます。

神社の傍にあった自転車屋さんです。


“ツノダの自転車”は見たことも、聞いた事も、ない様な?・・・ある様な? ハッキリしない、ボンヤリした自転車です。

この店は“元”自転車屋さんのようでした。

それにしても、町はずれ的で、寂れ感、うらぶれ感が漂う、とても良い佇まいです。

水海道シリーズもそろそろ最終回に近づいてきました。明日あたり終わりそうです。


それでは、また明日。


コメント
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