歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

土浦市“神龍寺”の荒涼 

2008年03月19日 | お寺・神社
先日、土浦市に行って来ました。

亀城公園の近く「旧水戸街道」沿いにある、「門」を見にいったのです。これまで、車の窓から横目でチラット見ていて、気になっていたのです。

“一度しっかり見ておかねば”と思いつつ時は流れ、この日、念願が叶い見学と相成った次第で・・・・・・。

何て、大げさな事はまったく無く、気にはなっていたのですが、それほど興味があった分けではなく、「一応、まぁ、兎に角、何かの参考にでも」と、そんなレベルでした。

それで、この日、門を見学したのですが、予想を越える事は何も無く「普通の門」でした。


今も現役の校門なのです。


土浦藩の藩校「郁文館」の門を復元したのです。


それで、門を見ただけで引き揚げるのも何なんで、この先に「何か無いか?」と歩いていたら、何かあったのです。

“神龍寺”と刻まれた石柱、駐車所的空き地の先に、お寺の本堂が見えたのです。

こんな所に予想外のお寺が、何か面白そうな気がしてきました。


近づくにつれ、何だか“妙な気”がしてきました。灰色のブロック塀に、灰色のスレート屋根・・・・・・、何か妙です。


妙な風景なのです、不思議なのです。“何か?”変なのです。


変です。何か“異様”です。


雲一つ無い青い空を背景に、積み上げられた夥しい、石碑、石塔、石仏の群。周囲には“緑”が無いのです。


視界のなかは“石と空”だけです。“ふつうの神社仏閣”では“緑”を感じるのです。


“埃ぽっい”のです。“荒涼”なのです。何処か砂漠に埋もれた遺跡の匂いを感じたのです。

1、2本の小さな木は生えていますが・・・・・・、それでも、やっぱり、風景は荒涼なのです。

あっ! もしかして? 私が荒涼?・・・・・・なの? いいえ。風景の方です。


山門の傍らに「不許葷酒入山門」とあります。


ネギとか、ニラとか、ニンニクとかの臭い野菜を食べたり、酒を飲んで酔っぱらったりしている者は、寺の境内に“立ち入るな!” との警告です。

餃子でビールを飲んだのは一昨日の晩ですから、大丈夫だと思います。念のために息を吐いて嗅いでみましたがOKでした。

それでは、山門を潜ります。


この先は次回とします。


それでは、また明日。





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