歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

岳温泉「激しく厳しい」朝食バイキング

2007年11月06日 | 旅の話し
昨日の続きです。

7時10分に部屋を出て3階にある朝食会場に向かいました。朝食は7時15分からです。

「お席リザーブプラン」は、朝食では「お席」をリザーブできない変わりに、会場に15分だけ早く入れる特典があり、窓際の眺めの良い席を確保するチャンスが高いのです。

会場には3分前に到着、朝食は始まっていました。先客が2組居ます、私は、入り口にあるトレーを持って、窓際席に向かいテーブルの上に部屋の鍵を置き、テーブルを確保。


いま思うと、この席確保作戦はかなり「浅ましい」行為であったと、恥ずかしい思いに駆られるのであります。

兎に角、バイキング方式の朝食は、興奮し理性を失わせる危険な食事形式なのです。

育ちの悪さ、卑しさが、如実に現れるのです。どうしても、いろいろ計算をしてしまうのです。

宿泊料金に占める朝食の料金を計算し、如何にして元を取るかを考え、カロリーオバーの危険を省みず、皿の上に料理を「てんこ盛り」にしてしまう傾向があるのです。


興奮を抑え、上品に、理性的に、慌てずに、落ち着いた立ち振る舞いで、計算した「料金以上」の「食料」を確保する。

他人には「卑しさ」を悟られぬよう、それなりに「高度なテクニック」と「経験」を必要とする食事なのです。


朝食バイキングは、激しく、厳しい、頭脳ゲームなのです。

そんなこんなを事を考え、それぞれが思い思いに、料理を皿の上に盛り、他人の皿をチェックし、「エッ、あれ何処にあったの? 私も!」何てことが、朝食会場で繰り広げられているのです。


料理を確保し、興奮を抑え、ゆっくり落ち着いて食事を始めます。窓際の席は眺めが素晴らしい。


配偶者は和食です。


私は洋食です。数年前までは、パンを食べた後で仕上げに「ご飯」も頂いておりました。最近はそんな「馬鹿喰い」を、理性で押さえられる歳になりました。有る意味で老化が進行したとも云えます。


ご飯は食べませんでしたが、タンパク質は追加しました。ベーコン、ソーセージ、肉団子を2回目に確保し、美味しく頂きました。これで腹八分目です。


食事をしながら眺める景色。紅葉、青い空、白い雲、もうソワソワして来ます、食事を済ませ、早く外に飛び出したくなります。


さぁ、今日はゴンドラに乗って山に登ったり、紅葉の中をドライブ、そして鍾乳洞の探検もあります。


その話しは次回です。


それでは、また明日。 


コメント
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