SQ2の試乗の続編はRSQ3
昔はRSと言うとモデル末期に設定されたグレードでしたが、今ではモデルサイクルの早い時期にリリースされています。
RSと言えば標準モデルからフェンダーを拡げてくるのが常ですが、この辺りのクラスはそうでは無いようです。
それでもフロントのキャリパーが何と6ポッド! 以前に乗っていたC6のRS6と同じです。
インテリアはSQ2より新しい感じですが
新しさをあまり感じ無いのはモデル末期だからでしょうかステアリングはRSの割に細めで、フラットボトムではありません。
ダッシュボードからドアにかけて何の連続性がないのも珍しいかも
何より驚いたのがスマートキーの形がRS6と同じだったこと、こんなところで又お目にかかれるなんて懐かしや
V10エンジン亡き後、唯一のアウディらしい5気筒エンジン
当然カーボン系のカバーはオプション扱い
この角度から見るとRSモデルらしく見えますが標準ボデイと変わらないと言うこと。
RSの特徴でもある左右2本だしマフラーを覗いてみると
昔はフラップとか仕込んであったのに、これはかなり安っぽいぞ。
RS3の試乗以来6年ぶりの5気筒エンジン、相変わらずの気持ちのいいエンジン
なのは高回転だけ、低速のトルクの細さはTTRSで感じた時と変わらず。
RS3で良くなったなと思ったのに、また逆戻りしていました。
ドライブセレクトをコンフォートにすれば気にはなりませんが、ダイナミックモードにしてこそのエンジンですから。
20年近く乗り継いだAUDIを離れてはや6年、高速移動や雪道は4マティックやXドライブよりquattoroの方がイイとは思うのですが
プライスに見合わないチープな内装と狡いAJの売り方(それでも売れるから変わらない)が気に入らず、再びクワトロに戻る日はいつになるやら。