今年の春頃からか、近くの物を見る時になんとなく左右のピントが合わないなと感じるようになり
5月下旬の健康診断で右目の急激な視力低下を指摘され、そんなに視力が落ちたかなと左目を隠して物を見たところ
中心部が歪んで見える事に気がつきました。
iPhoneがこんな感じに見えます
乱視なんていうレベルではないし、ネットで検索してみると「加齢性黄斑変性」らしい気がしてきました。
コンタクトの処方でお世話になっている眼科Drのところに行って、簡単な検査をしてもらったところ
その可能性ありという診断。
二次医療機関での検査加療になるということで、「近所の大学病院ですかね」と尋ねると。
Drが「大学は新患が多すぎるので、最近では紹介元が患者の初診日時のアポイントを取るという面倒なシステムになったんだよね」という話をし始めたので
まあ知らないトコでもないので、紹介状だけ書いてもらえれば自分でなんとかしますと(無理やり)紹介してもらうことになりました。
紹介状を持って、とりあえずアポイントだけ取りに行くかと朝一で病院の受付にかくかくしかじかと話すと、眼科の受付に連絡してくれ「1日かかるかもしれませんが、それでよろしければ今日診れます」という答え。
それなら待ちましょうと。
何とかお昼過ぎに受診することが出来、昼ごはんをまたいで検査の結果
出た診断は黄斑前膜
加齢性黄斑変性は手術適応ではないが、黄斑前膜は適応ではあるという話
写真は網膜の断層写真 上が黄斑部に膜が張った状態で下が健康な黄斑
講師の先生にも診てもらい、現状は手術適応ですという診断。
それじゃやりますかと、そこからは入院のスケジュールと術前検査
術者はProfにします?とおっしゃっていただいたのを丁寧にお断りして、診ていただいた講師の先生にお願いして
結局会計が終わって病院を出た時は6:00PMでした
翌月の下旬に入院です、予定は2泊3日
局所麻酔での手術で一時間程度、硝子体を取り除き黄斑部の膜を剥がして手術は終了です。
手術の影響で白内障が5年以内に発症する可能性があり。それとは別に、術中に水晶体を傷つけた場合は眼内レンズに替えます。
可能性は低いですが、網膜が剥がれた場合ガスを眼球に入れることがありますこの場合うつぶせ寝の状態で安静にしていただくことになります。
事前にネットである程度情報収集していたとはいえ、いろいろ聞かされると
やはりこの晩はナースに眠剤をもらって床につきました。