さて16:00で空港閉鎖が決まってしまい、これからどうするか
①再び友人宅に泊まる②ホテルに泊まる③空港でざこ寝
およそ考えられる選択肢は上の3つ
①については所帯持ちの友人宅に2泊、しかもクリスマスケーキを買っている日に行くのはさすがに気が引けて却下
②はネットで検索した限りでは空港のホテルを含め千歳市内のホテルはどこも満室、札幌までは足を伸ばす気にならず却下
残す選択肢は③のみ、まずはよくテレビに映っている毛布をもらいに行くことにしました。
毛布の配布場所のアナウンスが無いので、持っている人の流れをさかのぼって行くと国内線ターミナルビルの4Fにたどり着きました
すでにフロアでは寝ている人がいて、報道カメラも入ってます
「災害用」の文字に気分はすっかり帰宅難民です
後になって知ったことですが12月22から23日で過去最多の3,000人が泊まり込み
そしてこの晩は過去最多を更新して6,000人が泊まり込んだそうです。
毛布と寝袋を配給され、次は寝場所の確保です。カーペットが敷いてあってそこそこ温かい所となると限りがあります
とりあえず同じ4Fにある温泉施設の入り口脇に確保して、夕ご飯を食べにフードコートへ
18:00頃の駐機場、明日の朝には飛行機が埋まっているんじゃないかと思うほどの雪です。
JRの駅に行って見ると電車は雪のため運休、この分だと明日の朝も動くかどうか怪しいので
空港から動かないで泊まり込みを選択したのは正解でした
寝どころに帰ってみると、毛布を求める人で4Fはものすごい人混みになっていました。
つい一時間ほど前はそれほど混んでいなかったのに、カウンターに並んでいた人やJRから逆流した人々が加わったせいかもしれません。
通常なら21:00を回れば暗くなるはずなのですが、この晩は通路以外は照明は落ちません。
カーペット敷に毛布があるとは言え寝付けないし、スマートフォンの充電もしたかったのでターミナルビルを徘徊していると
2F出発ロビーセンタープラザで毛布を支給しますというアナウンスがありました。
行ってみると23時だというのにこの人
ツリーの前が先頭で行列の最後尾は左側の奥はるか先でした
毛布が足りなくなり自衛隊から毛布を調達したそうです
緑色が自衛隊支給の毛布、色がそれっぽいです。
今回、事前の天気予報では21、22日は気温は高めで下手したら雨、22日夜半から23日にかけて天気は荒れ模様という
ことだったので、帰れなくなることは全く想定していませんでした。
当然予備バッテリーも、いつもなら2本以上持ってくるところ1本だけ。スマートフォン無しにはどうにもならないので電源確保は死活問題でした。
何とか見つけた電源ですが、ちょっと目を離した隙に漢字がいっぱい書いてあるアダプターが割り込まれていました
何とか最低限の充電が終わり、寝付けないので予約便の変更チェックです
昼間ほど大きな動きはないのですが、それでも小さな動きがあり
元々14:30発だったのが、この晩だけで10:05まで繰り上げることが出来ました。