クルマにSki、買い物、旅行と雑多の記録
gelb(黄色)なワゴンが復活
現在ガルバニックゴールドとサンイエロー
gelblog(げるぶろぐ)



試乗から帰ってくるとウチの車の点検が終わっていたので、隣に並べて外観の比較をしてみました。

フルモデルチェンジで1番変わったのは車高でしょう、F39で1535mm 隣の先代アクティブツアラーでさえ1550mmなのにU10は1575mmもあります、でも室内空間はそれ程拡がった感じはしません。

F39はチョップトップしたような独特なフォルムに、低いシャークアンテナまで付いていたため、立体駐車場は楽勝でした。

それがボク的に最大の魅力だったのですが、U10はそう言ったユーザーを完全に切り捨てています。

F39のホイールはスカスカなデザインで貧弱なブレーキキャリパーが丸見えでしたが、U10は割とゴテゴテしているためキャリパーが目立たちません。

ボンネットはU10が水平基調なのに対しF39は前下がり、先代アクティブツアラーに至ってはもっと傾斜がキツいです。

この角度から見るとCピラーからリアフェンダーに続くラインや、ドアミラーの形やマウント方法に近似性があるため後継車な感じがします。

ただ後ろにまわるとガラッと変わります。

SAC(スポーツアクティビティクーペ)と銘打ったものの、X6、X4と比べると、クーペというより

どう見てもハッチバックだったF39 (CピラーにBMマークを付けたりして無理やりクーペ感を出していたようですが

今度のU10は誰が見てもクーペと言った感じになっています。

リアと言えばU10はマフラーが見えません。

iX2とバンパーを同じにすることでコストカットしているのか、電気自動車のイメージを持たせたいのかは分かりませんが。

で、どこにマフラーがあるかと言うと、こんな所

出口は1本で、とことんマフラーの存在を無いものにしたいようです。

対してF39 リリース当時は径90mmのデュアルマフラーを強調していました。

一応M35は両側4本出しのようです。

昨今モデルチェンジの度に価格が跳ね上がっていますが、各種の運転支援システムにアダプティブヘッドライト、アダプティブサスペンションなどを標準装備にしてICEの20iで本体価格を500万台をキープしているのは、かなり企業努力をしているのかもしれません。

ただボク的には買い替えの魅力は全く感じず、程度の良い中古のF39 M35iでガルバニックイエロー、サンルーフ付きがあればそっちに行きます。



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X2(F39)の点検でディーラー入りしたところ新型のU10 X2が試乗出来るという話をいただいたので

乗らせてもらいました。

大きくなったグリルを更に協調するように、ボンネット先端に向かって凹んだプレスが入っています。

このデザインは偶数ファミリーのXでは初めて、XMを意識しているのかな。

グリルにはアイコニックグローと呼ばれるLEDの縁取りが仕込まれていますが昼間は分かりません、ブラックグリルだといくらか目立ちそうです。

ラゲッジルームは僅かながら延長されましたが、Cピラーの傾斜がキツくなったので長物を積む時以外はあまり恩恵は無いかも。

試乗車はXドライブ20i、先代の20iから12psアップした204ps エンジンルームの風景もあまり変わりません。

トランスミッションはトルコンの8速だったのが、何とDCTの7速に先祖返りです。

10年以上前、VW、AUDIグループのDSGに触発されたのか、DCTをM3などのハイパフォーマンスクラスにも設定していましたが

いつの間にか下火になって(評判が悪かったらしい)一部のFF車にしかに使われていなかったはず。

8速のステップトロニックをキャリーオーバーしないで、どうしてXドライブ用にDCTを採用したのか知りたいところです。

ボク自身はDCTが好きなのですがメルセデスが8速DCTなのに、AUDIもBMも昔のままの7速なのは進歩を怠っている気がしてしまいます。

インパネ周りの質感は正常進化かな、ステアリングはさらに太くなりました。

それでもXMに比べればまだまだ

最近のBMの流儀なのか反時計回りに上に昇るデジタルタコメーターは、時計回りの動きに慣れている身には受け入れられません。

シートはついにランバーサポートが付いて電動のサイドサポートが無くなりました。

スピーカーはハーマンカードン

おろし金みたいなネットがカッコいい

ハメ殺しのサンルーフ?ボク的には開かないサンルーフはただのガラスルーフだと思うのですが

メーカーはパノラマガラスサンルーフと謳っています。

F39にあった中央の桟が無くなりましたが、ガラス面積は大して変わって無いでしょう。

天井にあったルームランプは省かれていました。

驚いたのはセンターコンソール

インパネは右ハンドル仕様でドライバー側を向いているのに、センターコンソールは左ハンドルのままです

センターコンソールの蓋の開く方向が逆だし(もしかしてパッセンジャー用なのか

シフトノブ(スイッチ?)も左ハンドルのまま、スターターボタンもハザードスイッチも直感的に操作出来る気がしません。

まあAT、MTに限らず右ハンドルの外車あるある案件なんですが、ここまでやっつけ仕事だとバカにされた気になります。

i Driveの回転ダイヤルも省かれ、基本操作はディスプレイで行います、カーブドディスプレイは大きいけれど指でスワイプ出来なかったり

今まで手元で瞬時に選択出来たドライブモードも、いくつかの階層を経ないと操作出来ないなど便利になったとは言えない造りでした。

走り出しは(クリープ感が無い)DCTらしさを感じささせない自然さ(F39はアクセル踏み始めでドンと出る感じ)かと言ってシフトチェンジがキレがいいわけでもなく

ブリッピングもそれなりにする前のトルコンから変えなくてもいいような‥

足回りは20インチで変わらず、F39は硬めのサスにランフラットタイヤのおかげでハードな乗り心地でしたが

U10はアダプティブサス(標準装備!!)に加えてタイヤがランフラットで無いため、かなり快適です。

なんと無く回頭性も上がった感じがしましたが、全体的に走行性能はそれほど変わった感じはしませんでした。

と言った感じで後編は両車の見た目の比較です。

 

 

 



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S、RSの試乗会のDMをいただいたので、かなり久しぶりにAUDIディーラーに行ってみました。

用意された車はSQ2、RSQ3、SQ5とSUV系

Q2は2017年の日本導入当初はFFしか無く、X2購入時の2018年に当時のアウディセールス氏と

「まだSが出ないねぇ、quattoroも無いんじゃ選択肢にもならないよ」と話したものでした。

結局SQ2が上陸したのはそれから2年近く経ってから(あまりに遅かった)

Q2自体は2021年にビッグマイナーチェンジを受けていますが後継の計画は無く、このままディスコンという事でした。

メルセデスのAクラス同様、アウディもエントリークラスを廃止する方針のようです。

ブラックスタイリングpkgなのでメッキ加飾が黒に替えられ、赤とのバイカラーでカッコいいです。

タイヤは19インチ、赤いけど片押しキャリパー(MBやBMの同クラスは対抗ピストンなだけに残念)

奥行きはそれなり、左右にラゲッジライトが付いているのは非常に良いのですが、深さが明らかに足りません

リアシートが4:2:4で3分割出来ないところも残念ポイント。

トランク床を開けるとスピーカーがお目見え、これが仕込んであるためサブトランクとしては、ほぼ使えません。

左右出しのエキパイ2本はSのお約束。

このクラスにしてはかなり重厚な感じのドアを開けると

走行距離が短かったこともあり、新車のアウディの香りが昔の記憶を呼び起こさせます。

シフトノブやライトのロータリースイッチなど懐かしい感じ(要するに古い

センターのモニターがタッチパネルでは無いことや、サンシェードが手動なんて所もMBやBMの同クラスと比べるとかなり見劣りします。

走り出しはトルク感があり、コンパクトな車体とも相まってキビキビ走り、昔のS1をちょっと思い出します。

同じ2Lでも以前は231PS、今では300PS。1本ですがボンネットダンパーがあります。

ダイナミックにすると5気筒のようなV6のような4気筒では無いエキゾースト音が響きます

おそらくラゲッジスペースのスピーカーから出ているのでしょう。

バブリング音もしてはいるのですが、何か作っている音が終始気になってしまいました。

立体駐車場に入るサイズはQ2の1番の魅力だと思いますが

これで乗り出しプライスが7百万後半、内装の古さ、装備のチープさ、アダプティブサスが無いことを考えると割高な気もします。

ただS1がそうであるように、この手の車は今後出ては来ないでしょうね。



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