スキー部に入った息子用に
18/19モデルのDYNASTAR スピードマスターSL R22と、19/20モデルのスピードマスターGSを用意しました。
SLとRSで、モデルイヤーが違うのは予算の関係
18/19 SLのビンディングは、トゥピースとヒールピースがつながったロッカーフレックス
19/20 RSはフレックス機能を効かなくしたロッカーブロッカー
19/20は全てのロッカーフレックスがブロッカー付きに変更されたようです。
でもって、年末の合宿に持って行ったところSLの板がまさかの剥離
コブに入ったわけでも乱暴に扱ったわけでもないようなのに、この有様
ショップからメーカーにクレーム対応してもらったのですが、修理不可との返事。
交換しようにも158cmという長さが災いしたのかメーカー在庫が無く、やむなく返金対応に
これからシーズンという時にSL用の板が無いのでは洒落にならないので
3サイズが同じ 17/18モデルのスピードゾーン16を手配してみました。
(スピードマスターはレース系のセカンドモデル相当で、スピードゾーン16は基礎系のトップモデルだったのが
なぜか18シーズン以降はカタログ落ち)
こちらはトップ側だけがロッカー形状のチップロッカーでプレートはセパレートタイプのR21
金具は同じSPX12ロッカーフレックスですが、トゥピースの形が若干違います。
先日志賀高原に息子と出かけた時に2本とも持って行って履いてみたところ
158cmなのに驚くべき高速安定性があること。
古い話ですが、2006年シーズンにアトミックのST11 160cmを購入しましたが
よく回る反面、高速安定性が恐ろしく悪かった記憶があります。
(2000年初頭、ワールドカップのSLは160cm前後が主流でした)
見かけは昔と変わらない感じ(むしろ昔の方が表面が盛り上がったりして立体的だった)でいて
スキーの性能はずいぶんと進歩しているものだと感心してしまいました。
久しぶりにSL板を履いたら自分用も欲しくなってしまい
いずれは息子に払い下げるという理由をつけて
158cmのFISモデルに
トゥ側は4mmリフターでアップ
ヒールは3mmアップと言った具合に、ちょこっと細工をしてもらいました。
ちなみに19/20モデルは金具とプレートとの間がブロックされて、プレートと板との隙間しかなくなっています。
金具とスキーの間のどこにフレックスさせる隙間を作るのか、毎年模索している感じです
スピードゾーン16と比べると、ややSLらしい敏感さがあるものの
もっとレスポンスが良くてもいい感じでした。
元々DYNASTARはあまり尖ったところが無い、比較的ニュートラルな板だと思いますが
今度はRS に付いているロッカーブロッカーをSLにスワップして、違いを感じてみようかと