今シーズン2回目の北海道スキーを画策していたところ
大雪のため予約便が欠航になってしまいました。
このままキャンセルするか、振り替え便で強行するか迷いましたが
千歳空港にたどり着いても、その先の全ての移動手段が止まっており
また復路の便も運行するか定かでは無いので、断念することに。
その代わりに大雪が降った かぐらに出かけてみました
湯沢のインターを降りると
17号が、まるで志賀草津高原ルートのようになっていました
除雪車より高い所を、どうやって作業するのか見てみたいです。
長く上越方面に通っていますが、このような風景は見た記憶がありません
これはスキー場も凄いことになっているな、と期待して行くと
何と言うことか、リフトがほぼ運休
山頂の強風と、大雪のため雪崩の危険性があるためと言うことでした。
今回は北海道に持って行くはずだったLINEのペスカドです
吹き溜まりに入ると膝パウ程度
ただリフトゴンドラが動いているエリア内では、全く楽しくありません。
天気はまあまあの時もあるのですが
いきなりブローが入ったり、雪が降ったりと不安定
ハイクアップしている猛者がいましたが、そんな根性はとうに失っています
お昼近くになっても全く動く気配がないため、下山して田代方面へ行くことにしました(連絡コースもオープンしないため)
同じことを考える人がいるらしく、ボクの前後の車もみつまたPから田代Pに移動していました。
田代に続く路上には、たまに岩のような雪の塊が転がっていてビビりました
田代も、下は春らしい陽気ですが
上は日差しが春でも、まだ真冬
第1高速リフトまでしか動いていませんでしたが、かぐらみつまたエリアよりはマシでした
2シーズンぶりかのペスカドでしたが、今回ようやく乗り方が分かった感じ。
ここ5、6年のボクの極太スキー群は、ノルディカのセンター113mmのパトロン、同じシェイプでメタル入りのヘルドラド
センター112mmのモーメント デスウィッシュで完全固定、そこにセンター125mmのペスカドが3シーズン前に加わったわけです。
この4本の中でパトロンが一番パワーのある板で、ほぼオールマイティ。
悪雪は蹴散らし、深雪はラッセル車のごとく、整地ではショートカービングも可能なほど。
パトロンはメタルレスな分、全てにおいてマイルド、デスウィッシュも同じメタルレスなのですがトリプルキャンバーのおかげで若干剛性が高い感じ。
で、ペスカドはというと、整地ではそこそこカービングは出来るものの、硬いバーンでは弾かれるしコブは太すぎて入れない
かと言ってディープパウダーでも何か乗りにくさを感じていました。
今回は意識してテールを沈めるような滑りを試みてみました(そのためのスワローテール形状なのですが、普段はしないので)
そうすると自然トップは雪とコンタクトしないで、センターからテールのみでコントロールしている気分。
(ノルディカでいつもの滑りだと、切り替えの時にトップが浮いてきて荷重をかけてるターン中は潜っている感じだと 思います)
ターンをしていると言うより、積もっている雪の上の辺りだけを滑っているようで、まあサーフィンに近いかも(横乗りじゃないのに)
ただ、板が軽量なだけに雪面のサーフェスの影響を受けやすく、荒れた深雪になってくると崩れる波に向かってパドリングしてるような感じになります。
まあ今回のように50cm以上積もったコンディションでもないと、楽しめないのは間違い無いでしょう。
返す返すも大雪降ったキロロに行けなかったのが残念