仕事関係のスキーツアーで安比高原に行ってきました。
APPIと言えば岩手のド田舎にあるのにバブル期にはNaebaと並び、よくステッカーが車に貼られていたスキー場。
東北の雫石、安比は、いつかは行ってみたいスキー場ながらも、移動時間を考えると北海道に行った方が早いこともあって、うん十年も行くことがありませんでした。
今回は東北新幹線を利用したJRスキー
ボクの場合、移動は基本的に車か飛行機なので、新幹線に乗るのは2006年の鈴鹿F1観戦に利用して以来。
しかも東北新幹線は初めて乗ります、これを含めても生涯新幹線利用歴は5回に満たないかも。
通勤帯の電車に乗るのも久しぶり、まだ貨物列車のような非人道的な車両が走っているとは驚きです。
8:40AM発のはやぶさで出発、2時間10分で盛岡に着きます。
電車の旅といえば駅弁と楽しみにしていたのですが、乗車時間が短いためなのか種類が少なく、旅の趣など感じる間も無いようです。
それでも珍しくて、新幹線グッズとか買ってしまいました
盛岡に着いてからはバスに乗り換えますが、駅のどこにもAPPIの看板が無く、雪も降ってきて本当にスキー場があるのか心細くなってしました。
バスに揺られること約1時間、家を出て5時間ちょっとで到着です。JALスキーで手稲山に行くのと同じくらいの時間です。
黄色い建物は昔と変わらず、やたら天井が高いロビーもバブリー(寒いのが)
さっそくゲレンデに出たところ、人が少ないのに驚きます
平日であっても今時は外国人観光客や修学旅行生でごった返すのが当たり前になってきているので、これは新鮮でした。
この日は雪、晴れ、雪と目まぐるしく変わる天気でした、昼過ぎでも場所によってはこんな感じ
重い雪がドカッと降ったためか、ゲレンデ整備はお世辞にも良いと言えるコンディションでは無いものの明日の朝に期待
温泉施設は今一つでしたが、ビュッフェ形式のレストランはそこそこ楽しめました
平日でもナイター斜面はリフト3本分もあり、ほとんど滑っている人がいない中で、これは立派です
深夜になっても何やら作業をしていました
翌朝、たっぷりと重い雪が積もりました
それでも数シーズンぶりにファーストトラックを刻むことが出来ました
2本目、3本目 一人でパウダー8が出来そうでした
もう少し気温が低ければ極上だったのに、3月上旬なので仕方ありません
それに北海道だったら今頃オージー達に散々荒らされているところです
APPI 2017
雪が重いので昼に近づくにつれ悪雪大会になってきたので、日陰が多いゴンドラ下に移動します
かなりうねった斜面ですが、ここも深雪が楽しめます。
ゲレ食はバラエティに富んでいて、そこそこリーズナブル 当然冷麺もあります
これは美味しかった
今期は12月、1月、2月と3回北海道に遠征しましたが、ほとんどパウダーにめぐり合うことが無いままでした。
まさか3月の安比で(雪は重いけど)こんなに楽しめるとは
片道5時間ですが、渋滞することもなく天候不良による交通機関の乱れも飛行機ほどでは無いことを考えると
2、3年に1度くらいは安比に来るのも良いかもしれないな、とビジネスマンで満席の帰りの新幹線で思ってしまいました。