カイエン ハイブリッドの試乗が出来るというので近所のPCへ
見たことあるようなV6のブロックです
ベースのエンジンはアウディのV6 3.0T
それに
モーターが加わると380馬力
カイエンの試乗は先代も含めて初めてです。
試乗車なのでhybridのサイドデカールが入っているのかと思ったら
オプションらしいです そのうちこれもステータスになるのかな
流行のLEDは控えめな横一直線
写真だとよく分かりませんが、パノラミックルーフは2枚のガラスで
仏車並みにピラーが無いタイプなので開放感は抜群です。
インテリアはパナメーラっぽくて、高そうなクルマ相当に見えます
5連メーターの一つにハイブリッドと入るのが
キーを回してもエンジンがかかるわけでなく、Dレンジでパーキングブレーキをリリースすると
無音のまま走り始めます(デカイだけに、かなり気味が悪い)
通常モードだと、スロットルを少し踏んだだけでエンジンが始動してしまい
エンジンを使いたくなければEVモードもあるのですが、トロいです。
スポーツモードにするとエンジン+モーターの380馬力になりますが、元が2tをはるかに越える超重量級なので
感動するほどの速さは無い気がします。
ブレーキはポルシェらしく、重量感を感じさせないイイ感じでした。
走行中にアクセルオフで、エンジンが停止して惰性で走るコースティングモードとか
機能が盛りだくさんで、それを確認するだけの試乗となってしまいましたが
不満と言えば、8速のティプトロがシフトダウンでブリッピングしない(オプションのパドルが付いているのに)
ぐらいでしょうか。
エンジン音も振動も無い静寂の中、ウインカーの音だけ聞こえると言う右折待ちは何とも変な感じでした。
試乗車はエアサス付きで、停止状態でリフトさせると車内があまりに静かなので
かすかなコンプレッサーの作動音が聞こえるほどでした。
ハイブリッドカイエン、2代目になって見た目もカッコよくなって、機能も面白そうなんですが
2.35tというターボより100kg以上重い重量は、はたしてエコなのかと思ってしまいます
それでもRS6で帰る道、自分のクルマに何かクラシックさを感じてしまったのは否定出来ません。