雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

夜闇して海は光りぬ流体の我はイルカ追ふごと少女とならむ

2018-11-19 22:00:21 | Weblog

海ほたるにて。










それから、今描いている薔薇。





良い日だった。


感謝。



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夏ごとに砂を踏みつつ野薔薇には海の裂け目を埋めよと背中

2018-11-18 21:18:43 | Weblog



また館山から甲府へ。






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紙のごと重ねてひとつ押しやりぬ白い時間がまたひとつ来て

2018-11-17 21:56:08 | Weblog

安房美術展に参加しました。






































感謝^_^
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肩抱けば我より軽き母の身の痩せ痩せ歩む夢のごとしよ

2018-11-16 22:10:32 | Weblog

母に。


昔の元気溌剌、勝気陽気で多能、食べることが大好きで、肥満体質だった母を思い出せば、まるで別人。

だけど、昔より今のほうが、私から母にあげられるものが多い。かつては母から貰う一方だったから。

この怪我のために、私がいろいろ母を介助すると、母はすまなそうに肩をすぼめ、「悪いね」とつぶやく。

悪いなんてことはないよ、と私は答える。



誰も皆、定められた人生の季節を通り過ぎてゆくのだから。


母に感謝。

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何処へ行かう何処まで行けるひとりでも忘れないなら優しいだらう

2018-11-14 19:08:30 | Weblog

水彩、「たずねびと」






感謝。
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あちらこちら陽射し浴びつつ走りたり親孝行は今ぞ今ぞと

2018-11-12 21:08:44 | Weblog

通院介助で市内を転々。


小春日和を過ぎて暑いほどの陽射し。



病人も疲れ、付き添いの主人も私もぐったりの午後だった。京都奈良の旅疲れが抜けないうちに、この騒ぎ。

でも、ふと我にかえる。

痛み窶れた母の、小さくなった顔を見ると切ない。

あと何年元気でいてくれるかしら?

こうして母を介助できるのも幸せな時間に違いないと。また、こうしたしんどい道中に付き合ってくれる主人にも感謝。


母の骨折は軽傷だが、全治3カ月だそうだ。しばらく私は山梨に滞在。

















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ひいやりと銀杏のつばさ輝きぬ冬を迎へる黄金の並木

2018-11-11 21:16:20 | Weblog

母の通院のために、館山から、また慌ただしく甲府へ。


めまぐるしい日々だ。


塩害で樹木がすっかり荒れてしまった海沿いを離れ、内陸の山梨に入ると森の紅葉が鮮やかに美しい。ことに銀杏のきんいろが目に沁みた。






病の親を介助してみると、改めて心身の健やかであることに感謝される。






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石蕗の冴ゆる霜月華やかな古楽奏でて潮眠らす

2018-11-10 20:32:45 | Weblog

バッハに寄せて。





はるばると山梨県から、館山市民音楽祭参加に協力してくれた夫と母に感謝。

素敵な日だった。






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人混みに雨粒降りぬアラベスクは時を織りなしとことは絡む

2018-11-09 22:32:16 | Weblog
雨に寄せて。


明日、市民オーケストラの一員として館山市民音楽祭に参加します。






オケメンバーの経験は初めて。練習はいつも楽しかった。

お時間ありましたら、ご来場ください。












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小夜中に母の声聞くふるさとはうすあかりして布団ぬくとし

2018-11-09 01:08:21 | Weblog
ぬくとし、は方言で「気持ちよく暖かい」の意。


母から急の電話あり、夫とともに夜半甲府に戻った。


館山より、山国はさぞ寒いだろうと思いきや、ほんのりと暖かい霜月の盆地に驚く。

母の転倒骨折は大したことはないようでほっとする。






あわただしい日だけれど、感謝。
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アルファポリス