雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

いずれみな昔語りに白くなる頬のつめたさ夜明けに似たり

2022-09-22 20:03:00 | Weblog

 ふと。

 


 11月20日の芝居掲載のフライヤーをいただいた。SFKギャラリーマダム山鹿さんの手作り。
 まるで予期しなかった、いろいろ丁寧なお気遣いとお言葉を頂戴し、驚きながら感謝している。

 さて、阿部元総理の国葬が迫っている。全国自治体は賛否両論分かれてかまびすしい。
 
 是非の論議を、凡人として遠く離れた眼差しで眺めると、「国葬」と冠せたあとから、国民の意見が分かれるという状態は、なんとも奇妙な感じがする。国の決定を無条件で鵜呑みにするのは民主主義にもとるが、こうした論議はそもそも決定前になされるものではなかろうか?

 公然と暗殺された元総理の葬祭直前まで、世論のゴタゴタを世界に晒すのは、日本社会のあやふやさを露呈するかのようだ。

 ニュースを視聴していて、あまりいい気持ちがしない。私自身は賛否のどちらとも言わない。罪なき死者は、いや、たとえば極悪人でないかぎり、犯罪者でも、人の死は素朴に、敬虔に悼むものだと考えている。

 今日も静かな良い日だった。

 愛と感謝。


 
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルファポリス